【マーベルMCU】『サンダーボルツ*』ネタバレあり感想&考察|孤独な負け犬たちが見つけた、本当のヒーローの姿

こんにちは、ゆーです!
今回の記事では、映画『サンダーボルツ*』についてお届けします。
アベンジャーズに代わる新たなヒーローチームが誕生!……と言いたいところですが、今回集まったのは、かつて暗殺者として生き、道を踏み外し、あるいは大切な人を失ってきた、ちょっと訳ありな面々。
今作は、そんな孤独な彼らが、反発しながらも少しずつ仲間になっていく物語。
圧倒的な力を持つセントリーを前にして、彼らが最後に選んだ戦い方には、思わず胸が熱くなりました…!
エレーナたちの過去やチーム結成の経緯、セントリー/ヴォイドとの決着、タイトルに付いた「*」の意味まで。今回は、映画の内容を振り返りながら、ネタバレありで感想&考察をお届けします!
https://marvel.disney.co.jp/movie/thunderbolts
物語を振り返りつつ、感想&考察をお届けします~!
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概要・あらすじ(サンダーボルツ*)
| 公開日 | 米・日:2025年5月2日 | ||
|---|---|---|---|
| 監督 | ジェイク・シュライアー | ||
| 制作 | ケヴィン・ファイギ | ||
| 時間 | 126分 | ||
〈サンダーボルツ*〉よ、集結せよ——アベンジャーズに代わって世界を救え!人類消滅の危機…アベンジャーズ全員を合わせた以上のパワーを持つセントリーの襲来で、ニューヨークは闇にのまれ、人々が影だけ残して消されていく。この危機を阻止するため集められたのは、〈超クセ強な無法者〉たち!?「最強でも、ヒーローでもない—でも、やるしかない!」ヒーローになれなかった奴らの人生逆転をかけた【敗者復活戦】が始まる!型破りなマーベルの新チーム“*ニュー・アベンジャーズ”誕生を見届けろ!
https://marvel.disney.co.jp/movie/thunderbolts
お気に入りの作品を観返すのはもちろん、新しい物語との出会いも!
映画『サンダーボルツ*』を振り返る
以下より物語のネタバレを含みます
①新ヒーローチームの誕生
今作『サンダーボルツ*』は、新たなヒーローチームの誕生を描いた作品!
でも、そこで集った人々はかつてのアベンジャーズのようにいわゆる「正統派ヒーロー」とは異なっていて…、というのが大まかな筋書きです。
各作品から集まった、癖が強すぎるメンバーたちが織りなす物語、たっぷり堪能させていただきました。
かつての暗殺者や訳ありの面々が集う!
そう、今作で集められた人たちは、それぞれ一癖も二癖もある、過去に敵として立ちはだかったり、組織の暗部で生きてきたりした人物。
一度それぞれのメンバーの登場作を振り返っておきたいと思います。
| 名前 | 登場作品 | 概要 |
| エレーナ・ベロワ | 『ブラック・ウィドウ』 | ナターシャ・ロマノフの妹として登場。 ”レッド・ルーム”出身の暗殺者。 |
| ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ | 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』 その他アベンジャーズ作品 | ヒドラによって”ウィンター・ソルジャー”に改造・洗脳された暗殺者。 キャプテン・アメリカの親友にして元相棒。 |
| USエージェント/ジョン・ウォーカー | 『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』 | アメリカ政府に新しいキャプテン・アメリカに指名されて活躍するも、親友を殺された怒りから、公衆の面前で敵対者を殺害し、キャプテン・アメリカの称号を剥奪された人物。 |
| レッド・ガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ | 『ブラック・ウィドウ』 | ”キャプテン・アメリカ”に対抗するためソ連が生み出した超人兵士。 |
| ゴースト/エイヴァ・スター | 『アントマン&ワスプ』 | 過去の実験によりあらゆる物質をすり抜ける能力を持った人物。 ジャネットを巡る戦いでアントマンとワスプに敗北し、逃亡していた。 |
洗脳等の影響とは言え、それぞれの事情で暗殺者として生き、多くの命を奪ってきたエレーナとバッキー。
一度はキャプテン・アメリカとして脚光を浴びながらも、親友を失った怒りから一線を越え、人生が大きく変わってしまったジョン。
自身の命を繋ぐために、手段を選ばずに方法を探した結果、アントマン&ワスプと敵対し敗北したエイヴァ。
ソ連版キャプテン・アメリカとして活躍しながらも、やがて投獄され、かつての栄光から遠ざかってしまったアレクセイ。
皆、作中の言葉でいうところの”負け犬”。
もちろん、意図して負け犬になったわけでは全く無いのですが、それぞれ生まれや育ちのどこかの過程で様々な事情に巻き込まれ、結果として誰かと敵対したり、望まない仕事に手を染めたりしてきた人たち。
今作は、そんなメンバーたちに見事なスポットライトがあたります。
出会いは最悪、仕方なく助け合う
そんな彼らの出会いは、ヴァルの秘密施設である保管庫。
実はそれぞれがヴァルと契約し、ヴァルの裏の仕事を担ってきたとのこと。
ところが、そんなヴァルへの弾劾裁判が始まったことをきっかけに、ヴァルは自身の不利な証拠である彼らをまとめて処分することを目論み、互いに殺し合わせるように仕向けます。
ヴァルさん、登場時からなかなか怪しいと思っていましたが、想像通りの冷酷さというかなんというか…。
かつてニック・フューリーがアベンジャーズを招集したときとはえらい違いです。
かつてのニックは、宇宙レベルの脅威に対抗するため、方々でヒーローとして活躍していた人物を集めて、一つのヒーローチームを作った。
ところがヴァルは、自身の利益のため、方々でヒーローと戦い敗れた人材や、人生の道を踏み外した人材、過去に一癖も二癖もあるような人物を集めて、裏の仕事をさせていた。
で、結果要らなくなったらまとめてポイ、というわけです。結局裏で仕事をする人間は使い捨てやすかった、ということでしょうね…。
これまでの彼らの経緯も全て知っている、見てきているこちらとしては「ふざけんなヴァル!」という気持ちになりますよほんと!
散々苦労して、それでも何とか必死で生きている面々に対してあまりの仕打ちですこれは。
そんなヴァルの思惑を知り、このままでは殺されてしまうことを察したメンバーたち。
でも、その場で「はいじゃあ協力しましょ!」とは簡単には行かず。
そりゃそうですよね…。
今までの人生を考えると、人を信用して一緒に物事に当たるということが一切無かったか、あるいはそれが大きなリスクだったわけですもん。そう簡単にお互いへ命を預けることはできません。
でも、信頼しなくては生還できない、という極限状態が、結果的に彼らを結びつけていきます。
このあたりの展開が心情的にも分かりやすく、上手いなあと思います。
仕方無しに皆で背中合わせになって長いパイプ(?)を登るシーンや、そこで一足先に出口に向かおうとしてジョンに罵声を浴びせる面々のシーンなどなど、面白かったですねえ…!笑
印象的なセントリー戦とヒーローチームとしての芽生え
こうして何とか協力して脱出した面々。
後に追手に追われるも、リムジンで駆けつけたアレクセイ、そしてヴァルの動きを追っていたバッキーによって何とか救われます。
まあ、バッキーには助けられたというより、ヴァルの証拠として捕縛されたというのが正しそうですがね…。
お互いに共通言語”ボブ”で何とか意思疎通が図れたようで何よりです。笑
そんな”ボブ”を救うため、チームとしてヴァルのもとに乗り込んだメンバーたち。
ところが、そこで待っていた、セントリーとして覚醒したボブに見事なまでに敗北します。
この敗北の仕方がもう本当に見事なもので。
セントリーは”アベンジャーズ全員が束になっても敵わない強さ”だと形容されますが、なるほどそれが決して過言ではないことを見せつけてくれます。
そもそも物理攻撃が全然通らないし、近接が強い。当然のように遠隔から力を与えることもできるし、銃弾など無意味。
挙句バッキーの義手は外されるし、ジョンの持つ盾もあっさり2つに折り曲げられてしまいます。
こういう、”象徴的な道具が壊される”というのが分かりやすく敗北を示していて良いなあと思います。
立ち向かうべき相手に対して、こうも見事に100%の敗北を見せられる作品もそうありません。
「ああこいつには絶対に敵わない」という絶望を味わわされましたね…。
そんなセントリーに大敗北を喫して、バラバラになったメンバーたち。
ところが、その後、ボブの中にあった闇の人格「ヴォイド」が表に現れます。ヴァルによるセントリー計画は、恐ろしい事態を招いてしまいましたね…。
この影響で崩れた足場がその場に降り注いでしまったところ、サンダーボルツの面々は再び結集して、街の人々を救出します。
セントリーに負けて、”やっぱり自分たちはヒーローにはなれない”とその場を立ち去った面々が、目の前の危機に対して、勝手に体が動く。
”頭上から瓦礫が降ってくる”という、ぶっちゃけ他のMCUシリーズにしてはかなり小規模な事態で、その救出シーン自体も、救った人間の数は少なく、派手さもない。
でもだからこそ、サンダーボルツというヒーローチームとして、それぞれがそれぞれの過去を抱えながらも、目の前にいる一人を救う、ということが際立っていて非常に印象的なシーンでした。
そんな彼らが、市民たちに拍手で迎え入れられたあのシーンは、思わずうるっと来てしまう程でしたね…!
これは、今まで拍手や喝采とは対極に位置していて、でもそれを願わずにはいられなかったメンバーたちが、初めて自身の行動の結果拍手を贈られる、というシーンです。
これまでのそれぞれの過去も知っていて、見てきているからこそ、じーんと心に染みてしまうのも仕方ないですよ本当。
ヴォイドに力ではなく心で立ち向かう
ラストのヴォイドとの対決。”人々をトラウマの迷宮に引きずり込む”という能力を持つヴォイドに対して、サンダーボルツは力ではなく、”一人ではない”ということを示すことで立ち向かいます。
力では及ばない。それはもう、セントリー戦で十分に分かっている。
そんな彼らが取ったのは、ヴォイドに飲み込まれたボブを見捨てず、彼の心に寄り添うという道。
あれほどの過去を抱え、反発し合っていた彼らが、最後の最後にはボブを抱きしめ、一人ではないと伝えることでヴォイドの闇に立ち向かうとは…!
その温かさ、決着の付き方の綺麗さに驚かされましたね…。本当に良かった。
各メンバーそれぞれにスポットが当たる展開
サンダーボルツの面々のうち、エレーナがやや主人公寄りではありましたが、作中では各メンバーそれぞれにスポットが当たるように描かれていたのが印象的。
まずエレーナ。
『ブラック・ウィドウ』の出来事を経て、レッド・ルームからの脱却と疑似家族の再会を果たしたものの、『エンドゲーム』にて姉を失って以降は無気力なまま、ただただヴァルの仕事を引き受けているだけでした。
冒頭のエレーナの描写が見ていてグッときましたね…。
そうだよなあ、せっかく『ブラック・ウィドウ』でナターシャと再会して、人生これから!というところだったのに、そんな彼女は自分が消えている間に命を落としてしまった。
じゃあこの先何のために生きるの?となるのも仕方ないです。辛い。
そんなエレーナの父親役だったアレクセイ。彼も大概不遇の人生を送っています。
かつてレッド・ガーディアンとして浴びた脚光は忘れられないものの、現実は厳しい。
それでも、「いつかシリアルのパッケージを飾ってやる」と息巻いているあたり、根が明るいんでしょうね…!
エレーナとの再会後、一つ一つの言動に都度エレーナが呆れている描写があるのが面白かったところです。笑
形は違えど、ずっと孤独な人生を歩んでいた2人が、今作でサンダーボルツというチームになれて、本当に良かった。
次にバッキー。もう彼は言わずもがな、最悪の過去を抱え、スティーブと出会って洗脳を解き、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』ではサムと一緒に過去のトラウマに向き合いました。
そんな彼が今やアメリカの議員とはね…!『キャプテン・アメリカ/ブレイブ・ニュー・ワールド』の時はチラ見せ程度でしたが、案外強かに議員として活躍しているようで嬉しいです。笑
かつては見られなかった、サンダーボルツの面々に対して兄のように皆を導くようなシーンもあり、ああバッキー、サンダーボルツと出会えてよかったなあ…!とこちらは感涙ものです。
USエージェントことジョン・ウォーカー。
一時はキャプテン・アメリカとしてもてはやされるも、一度の過ちによって完全に失墜した人物です。
その失敗はまあ自業自得と言ってしまえばそうなのですが、目の前で親友を殺された結果なわけなので、同情できる部分も十二分にあります。
その後ヴァルにリクルートされて今の仕事もしていましたが、その心の溝を家族にあたった結果、妻子と別居するほど関係が悪化していたことも明かされました。
ジョンなあ、生真面目でいいヤツなんですが、真面目が過ぎて完璧主義なところがあるからなあ…。
このあたりを上手く調整する仲間がいれば、それこそそれが失った親友であるレマーだったのですが、ともあれそういう人と出会えれば救われるのに…!と思っていたところの今作で、こちらも見ていて嬉しくなります。
そして、ゴーストことエイヴァ。
『アントマン&ワスプ』では、自分の命を救うため、ジャネットの量子エネルギーを奪おうとしてアントマン&ワスプと敵対した人物。
以降、何とか人の姿を保つことには成功しているようですが、彼女もこれまでの人生、ずっと孤独だったことに違いはなく。
周囲に対して毒を吐きまくる彼女が、サンダーボルツと出会って、自身の能力を存分に活かして戦う姿が見れて幸せですよ…!
一人ずつの人生だけ見ても重いんですが、それが5人分重なって、そのストーリーだけ見ると非常に重厚です。
ですが、それらをうまく途中途中のギャグでいなして、一つの綺麗な作品に仕上がっているのが最高でしたね…!
②冷酷で強かなヴァル
もう一人、サンダーボルツに敵対する形で描かれた今作のヴィランの立ち位置にいる人物、ヴァルことヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ。
これまで、要所要所で癖のある人物をリクルートしてどうしているのかと思っていましたが、なるほど各メンバーを自身の個人的なエージェントとしていいように使っていたのですね…!
ちょっと怪しいけど、かつてのニックのようにヒーローチームを作ろうとしているのかな…!と期待していたところ、見事に裏切られました。笑
セントリー計画は人類のために!とは言いつつも、やり方も失敗に対する手法も完全にマッドサイエンティストのそれ。
今作では元凶の一人でありながら、最終的には責任追及をかわし、サンダーボルツを”ニュー・アベンジャーズ”として立てることで、自身の立場も再び確保しました。
強かすぎます、この女性。
エレーナが目を光らせている限り、これ以上何かえげつない計画を進めようとすることはないと思いますが、今作の最大のヴィランであり元凶の人物がのうのうとのさばるような結末になったのも、今作らしい決着なのかな…と思いました。
④チーム名の由来と”*”の訳
何故か作品タイトルに”*”がついていた今作。
本編の終盤で、その「*」につながる展開が描かれ、サンダーボルツが「ニュー・アベンジャーズ」に転じたシーンは見事でしたね…!!
そもそも”サンダーボルツ”というのは、エレーナが子ども時代に所属していたサッカーのチーム名。
それも、一度も勝利を掴んだことのない、0勝の弱小チームです。
自虐も込めて「ゴー!サンダーボルツ!」と叫んだアレクセイ。
なるほどそれがそのままこのヒーローチームの名前になったわけです。この成り立ちも含めて彼ららしいですね。
ニュー・アベンジャーズのこれからは?
かくして「ニュー・アベンジャーズ」として世間に公表された面々。あの「*」は、チーム名が変わるという意外な仕掛けにつながっていた、というのが素晴らしいです。
ですが、エンドクレジットの様子を見る限り、世間からは全面的に好意的に受け止められた…とは言い難く。
まあそれもそうかと思います。
今となっては、前アベンジャーズチームは神々しい存在になってしまった。
それぞれメンバーに癖があるのは変わりないのですが、基本的には「ヒーローになるべくしてなった面々」として語られています。
もちろん、その成り立ちや裏側も知っているこちらとしては、いやいやそんなにスムーズにヒーローになったわけじゃあないよ彼らも…!と突っ込みたくはなりますが、どうやらMCU世界では「真っ当なヒーロー」として存在しているようです。
そんなアベンジャーズに対して、ニュー・アベンジャーズはともかく癖が強い。けれど、彼らが目の前の人々を救った事実も確か。
こんな彼らをアベンジャーズとして受け入れて良いのか、良いわけないだろ!という世間の声が聞こえてきますね…。
ただ、ニュー・アベンジャーズ自身はそんな世間の評判を耳にしつつも、「だからどうした、何を言われようと自分たちはチームだ」と言い張れるような強さがあるように思います。
なにせ、彼らにとって、初めて手に入れた仲間だから。
そのことに比べたら、周囲の、世間の声などノイズでしかないのだろうなと思います。
さて、そんなニュー・アベンジャーズは結成から14ヶ月の月日を過ごしたことがポストクレジットシーンで描かれます。
どうやらサム率いる再編版アベンジャーズチームと権利の関係で対立しているようですがね。。笑
そこはバッキー、もうちょいうまくやってくれや…。笑
今後ニュー・アベンジャーズがどう世界に影響を与えていくのか。
最後に示された「ファンタスティック・フォー」への示唆はどこへと繋がっていくのか。
新しく誕生したヒーローチームのこれからに、期待ですね!
総合的な感想
MCUの元暗殺者や訳ありの面々が集結し、新たなヒーローチームを結成した今作『サンダーボルツ*』。
それは、辛い過去を抱え、孤独とともに生きてきた面々が、仲間と出会い心を通わせ、かけがえのないチームを作り出すまでの物語でした。
単なるヒーローチームのオリジンというより、より内面的にそれぞれのメンバーのある種の”救い”が描かれたような気がします。
そういった繊細な心の機微を描いたこと、その物語の展開、アクションシーン、細かなギャグの数々。
そういった全てをひっくるめて、今作は非常に面白い傑作だったな!と思います。最高でした!!
強いて言うなら、タスクマスターが不憫すぎましたがね…。同じように辛い過去を背負っているのに、あっけなく退場してしまった。。
どことなく、地球版ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのような雰囲気があるのも個人的にはお気に入りです。笑
無法者たちが集まって、集まることによって一つの救いとなって、皆で戦っていくようになる…というのが、かつての『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で描かれた物語に重なるところがあって、なんだか胸が熱くなります。
だからこそ、本当はもっとサンダーボルツの、ニュー・アベンジャーズの活躍を見続けたいところ。
できればニュー・アベンジャーズだけで単独3作品くらいやったうえで、次のアベンジャーズ作品へ進んでほしかったなあ…。
ニュー・アベンジャーズは、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』に参戦することがすでに明らかとなっています。
どうか、一つのチームになることで救われた彼らが、その幸せをこれからも享受することができますように。
そんな明るい未来を祈りつつ、今のところは新たなヒーローチームの誕生を喜びたいなと思います!
まとめ
今回の記事では、映画『サンダーボルツ*』について、ネタバレありで感想&考察をお届けしました。
- ナターシャを失ったエレーナをはじめ、傷や後悔を抱える訳ありのメンバーが集まった、新たなMCUのチーム結成物語
- ヴァルの策略で殺し合いを仕向けられた面々が、極限状態の中で少しずつ協力し、仲間になっていく
- エレーナ、バッキー、ジョン、アレクセイ、エイヴァらの過去を知っているからこそ、再出発する姿に胸を打たれる
- ボブが覚醒したセントリーは圧倒的に強く、メンバー全員が手も足も出ない絶望的な戦いが描かれる
- 目の前の市民を守ろうとする行動こそが、彼らをヒーローへと変えていく
- ヴォイドとの決着は力による勝利ではなく、孤独なボブに寄り添い「一人ではない」と伝える温かなもの
- ヴァルの思惑に利用されながらも、「サンダーボルツ」は「ニュー・アベンジャーズ」として世間に発表され、タイトルの「*」にも意味が生まれる
- 欠点も過去も消えないけれど、支え合える仲間を得た彼らの未来を応援したくなる、笑いと感動に満ちた作品
ヴォイドとの最後の戦いで示されたのは、傷ついた誰かを一人にしないこと。
サンダーボルツに出会って救われた彼らが、今度はボブに手を差し伸べる。
そんな結末が、このチームの誕生にぴったりだったなと思います…!
「ニュー・アベンジャーズ」という立派な名前になっても、彼らはきっと相変わらず不器用なまま。
それでも、一緒に笑い、支え合える仲間ができたことが何より嬉しい。
これからの彼らの活躍も、ぜひ見届けたいですね!
頼むから『ドゥームズデイ』であっさり退場、ということにならないでほしい………頼むぞ……


