【マーベルMCU】『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』ネタバレあり感想&考察|ヒーロー映画の集大成、そして衝撃の結末

こんにちは、ゆーです!
今回は、映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』についてお届けします。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は、それまで約10年にわたって積み重ねられてきたMCUシリーズの集大成ともいえる作品です。
アイアンマンやキャプテン・アメリカをはじめ、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、ドクター・ストレンジ、ブラックパンサーなど、歴代ヒーローたちがついに一堂に集結!
しかし待っていたのは、誰も予想できなかった衝撃の結末でした。
今回は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を振り返りながら、インフィニティ・ストーンの意味やサノスというヴィランの存在、そしてMCU史上最大級の衝撃となったラストについて、ネタバレありで感想・考察していきます。
▼MCU前作『ブラック・パンサー』についてはこちら
https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-iw
物語を振り返りつつ、感想&考察をお届けします~!
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映画概要・あらすじ(アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー)
| 劇場公開日 | 米:2018年4月25日 日:2018年4月27日 | ||
|---|---|---|---|
| 監督 | アンソニー・ルッソ ジョー・ルッソ | ||
| 制作 | ケヴィン・ファイギ | ||
| 上映時間 | 149分 | ||
6つすべてを手に入れると、全宇宙を滅ぼす無限大の力を得るインフィニティ・ストーン。そして、その究極の石を狙う“最凶最悪”の〈ラスボス〉サノス。彼の野望を阻止するため、スパイダーマン、ドクター・ストレンジ、ブラックパンサー、ガーディアンズたちも集結した、最強ヒーローのチーム“アベンジャーズ”が、人類の命運を賭けた壮絶なバトルに挑む。果たして、彼らは地球を、そして人類を救えるのか?
https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-iw
映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を振り返る
以下より物語のネタバレを含みます
①アベンジャーズメンバーが”ほぼ”勢揃い!
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では総勢20名以上のヒーローたちが登場!
これまでMCUシリーズでバラバラに描かれてきた各ヒーローたちが、この作品で綺麗に集結します。
それぞれ主役を張っていた強い登場人物たちが、一つの映画に集まる。
普通にやったらそれだけでも相当にわちゃわちゃしてしまいそうな状況ですが、そうはさせないのがアベンジャーズシリーズ。
各作品の登場人物たちの魅力や個性はそのままに、むしろ他の作品の人達と掛け合わされることでうまく一つの映画にまとめる…ということをやってのけます。これが本当に凄い。
例えば、アイアンマンことトニー・スタークは今作でドクター・ストレンジと初対面。
お互いに傲慢な正確なトニーとドクターは当然というべきか正面からぶつかりますし、そこに無邪気なティーンエイジャーであるスパイダーマンことピーター・パーカーが混ざることで、ふっと柔らかい空気になるのが良いところです。
方や、『シビル・ウォー』以降逃亡者となっていたワンダとヴィジョンは恋人関係になっていますし、キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースとナターシャ、サムはずっと一緒に過ごしていたことが分かる描写が入っています。なるほどな、と納得のカップリング。
サノスの手下に襲われて窮地に陥ったワンダとヴィジョンのもとに、スティーブたちが助けに現れたシーンはものすごくテンションが上がりましたね…!
バックに流れているのがアベンジャーズのテーマソングですし、すこぶる格好良い。
その中でも、個人的に一番好みの組み合わせは宇宙で出会ったガーディアンズ組のロケット&グルートとソーのチーム。
3人は惑星ニダベリアで新しい武器を作るべく奮闘。
その後ここぞ!というタイミングでワカンダでの戦いに駆けつけるシーンは最高にテンションが上がりました!
今作の冒頭でロキを、アズガルドの民を半分失うというシリーズの中でも最大の喪失と敗北を味わったソー。
そんなソーが、ロケットとのやり取りで徐々に当面の元気を取り戻していく様も良いですし、そんな二人を見ていた反抗期真っ只中のグルートが、徐々に心を開いていく様子も非常に良かったです。
ついでといっては何ですが、ワカンダの戦いに参戦後、ロケットとウインター・ソルジャーことバッキーが一瞬チームアップするのですが、このシーンも良かったですね!笑
ロケットさん、バッキーの腕は売り物じゃないのだよ……。笑
総勢20名以上のヒーローたち、しかも舞台は宇宙と地球に分かれて並行して進む、という壮大な作品でしたが、それでも途中で置いていかれること無く一つの作品として分かりやすく綺麗にまとまっている今作。
これまでのアベンジャーズ作品よりも遥かに大規模で、彼らが皆合流することの嬉しさがこみ上げましたね…!
ニック・フューリーが居なかったな…と思いきやしっかりエンドクレジット後に登場してきましたし、本当に豪華な一作!
これまで見てきたことが全て繋がっていく気持ちよさが凄いです。
②6つのインフィニティ・ストーンを巡る戦い
そんなヒーローたちが集結して戦う相手は、MCUシリーズで徐々にその顔を見せてきていたヴィラン、サノス。
そのサノスの目的は、6つのインフィニティ・ストーンを集めて指をパチンと弾き、全宇宙の生命のうち半分をこの世から消し去ることでした。
明らかにヤバいです。これまでのヴィランのヤバさを遥かに凌駕しています。
さて、そんな作品のキーアイテムとなるインフィニティ・ストーンは、これまでMCUシリーズの中で何度もキーアイテムとして登場しています。
一度ここで各ストーンの来歴を振り返ってみたいと思います。
スペース・ストーン(青)
四次元キューブ”テッセラクト”に納められた青色の石。
空間を司る石で、宇宙のあらゆる場所へとテレポートすることが可能です。
シリーズでは最も登場回数の多いストーン。
過去登場作品
- 『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』
レッドスカルがノルウェーでテッセラクトを発見し、そのエネルギーを利用してヒドラの強力な兵器を開発。
最終決戦では、テッセラクトに直接触れたレッドスカルが宇宙の彼方へ転送され、テッセラクト自体は海へと落下。その後、ハワード・スタークによって回収されました。
- 『マイティ・ソー』
本編終了後のポストクレジットシーンに登場。
ニック・フューリーがエリック・セルヴィグ博士にテッセラクトを見せ、その力の研究を依頼。このとき、ロキがセルヴィグを密かに操っていることも示されました。
- 『アベンジャーズ』
S.H.I.E.L.D.がテッセラクトのエネルギーを研究していましたが、ロキによって奪われます。
ロキはその力を利用してスターク・タワー上空に巨大なワームホールを開き、チタウリの軍勢をニューヨークへ呼び込みました。
戦いの後はソーがテッセラクトをアスガルドへ持ち帰ります。
- 『マイティ・ソー バトルロイヤル』
アスガルドの宝物庫に保管されている姿が登場します。
アスガルドが崩壊する直前、ロキは宝物庫を通りかかった際にテッセラクトを見つけ、密かに持ち出しました。
マインド・ストーン(黄)
当初はロキが持つ杖「セプター」の内部に隠されていた、黄色のインフィニティ・ストーン。
精神や知性を司る石で、他者の心を操ったり、意識へ干渉したりする力を持っています。また、ウルトロンやヴィジョンの誕生、ワンダ・マキシモフの能力にも深く関係しています。
過去登場作品
- 『アベンジャーズ』
サノスの勢力からロキへ与えられた杖の内部に、マインド・ストーンが収められていました。
ロキは杖を人の胸に当てることで、ホークアイやセルヴィグ博士をはじめとする多くの人物を洗脳。
なお、この時点では杖の宝石がインフィニティ・ストーンであることは明かされていません。
- 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
ポストクレジットシーンにロキの杖が登場。
ヒドラのバロン・フォン・ストラッカーが杖を保有し、その力を利用して人体実験を行っていたことが判明します。
実験によって生き残ったワンダとピエトロ・マキシモフの姿も描かれました。
- 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
アベンジャーズがヒドラの基地からロキの杖を奪還。
トニー・スタークとブルース・バナーが杖の内部に高度な知性を発見し、それを利用してウルトロンを誕生させます。
その後、ストーンは杖から取り出され、ウルトロンが用意した人工生命体の額に装着されました。
最終的にJ.A.R.V.I.S.の人格が組み込まれ、ヴィジョンが誕生します。
- 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
マインド・ストーンはヴィジョンの額に装着された状態で登場します。
ヴィジョンはストーンから強力なエネルギー光線を放ちますが、戦闘中に誤ってウォーマシンを撃ち落としてしまいました。
リアリティ・ストーン(赤)
液体状の物質「エーテル」として存在していた、赤色のインフィニティ・ストーン。
現実を司る石で、物質の性質を変化させたり、周囲の光景を別の現実へ書き換えたりすることができます。
ほかのストーンとは異なり、当初は石ではなく液体のような姿で登場しました。
過去登場作品
- 『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
ダーク・エルフの指導者マレキスが、宇宙を闇に戻すために利用しようとしていた物質「エーテル」として登場。
封印されていたエーテルはジェーン・フォスターの体内へ入り込み、彼女の生命を危険にさらします。
その後、マレキスがジェーンからエーテルを取り出して自身に取り込みますが、ソーたちに敗北。
戦いの後、アスガルドはテッセラクトと同じ場所に保管するのは危険だと判断し、エーテルをコレクターへ預けました。 - 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
コレクターがインフィニティ・ストーンの起源を説明する場面で、エーテルを預かっていることが示唆されます。
パワー・ストーン(紫)
金属製の球体「オーブ」の内部に封印されていた、紫色のインフィニティ・ストーン。
力を司る石で、使用者の身体能力や攻撃力を大幅に増幅させます。
単体でも惑星を滅ぼせるほどのエネルギーを持ち、並の生命体が直接触れると、その力に耐えられず消滅してしまほど。
過去登場作品
- 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
ピーター・クイルが惑星モラグの遺跡からオーブを盗み出したことで、物語が始まります。
オーブの内部にはパワー・ストーンが収められており、ロナンは石を自らの武器へ装着して惑星ザンダーを破壊しようとします。
最終決戦ではクイルが石を直接つかみ、ガーディアンズの仲間たちと力を分け合うことで制御。
ロナンを倒した後、石はノバ軍へ預けられました。
余談ですが、ここでせっかく惑星ザンダーを守ったのに、結局今作でサノスによりザンダーが滅ぼされたことが明かされます。嘘だろう…。
タイム・ストーン(緑)
魔術具「アガモットの目」の内部に収められていた、緑色のインフィニティ・ストーン。
時間を司る石で、時間を巻き戻す、進める、停止する、特定の時間を繰り返すといった操作が可能。
さらに、未来に起こり得る複数の可能性を確認するためにも使用されました。
正直この石がサノスの手に渡った時点で、サノスはいくらでも時間を巻き戻すことが出来てしまうのでヒーロー側の敗北は決まったようなものでしたね…。
過去登場作品
- 『ドクター・ストレンジ』
カマー・タージに保管されていたアガモットの目の内部に、タイム・ストーンが収められていました。
ストレンジは禁じられた魔術で時間を操り、香港の街と破壊されたサンクタムを元の状態へ戻します。
さらに暗黒次元では、時間の概念を持たないドルマムゥをタイムループに閉じ込め、地球から退かせることに成功しました。
- 『マイティ・ソー バトルロイヤル』
ソーとロキが地球を訪れた際、ドクター・ストレンジがアガモットの目を身につけた姿で登場します。
ソウル・ストーン(橙)
惑星ヴォーミアに隠されていた、橙色のインフィニティ・ストーン。
魂を司る石ですが、その具体的な能力はほかのストーンほど明確には描かれておらず。
入手するためには、「愛する者の魂を犠牲にする」という非常に重い代償を支払う必要がありました。
過去登場作品
ソウル・ストーンのみ今作で初登場。
これら全てのストーンが集結する本作。これまで点だった要素がすべて繋がるのがこれまた気持ち良い…!
③ヒーロー映画としては異常なラスト
今作のラストでヒーローたちは、サノスの野望を止めることに失敗し、サノスにより宇宙の生命の半分が塵となり消し去られるところで物語は終わります。
すなわち、バッドエンド。
ヒーロー映画として、ヒーローがヴィランに敗北したところで幕を下ろす…というのは明らかに異常です。そんなことがあって良いのか。
新たな宇宙の日の出を見つめながら満足気にするサノスが映し出されて、物語は終わってしまうんですよね。
エンドロールも、いつもなら勇壮なヒーローのテーマソングが流れるところですが、まさに”絶望”としか言いようがないような暗く重い音楽が流れてきます。嘘だろう。
劇場で見ていたらもはや腰が抜けて立てなくなるほどの衝撃だったのではないかと思います。
まさかアベンジャーズ作品で、これほど見事なまでのバッドエンドになるとは。
この後続編があるとは言え、この作品は映画として”異常”であると言わざるを得ません。
月並みな表現で恐縮ですが、本当に、これをやってのけるのは凄いことです。
逆にサノスの目線で映画を見ると、これほどまでに見事なサクセスストーリーはありません。
これまで18作品の中で要所要所で細かく準備を進めてきたサノス。そんな彼本人にとっても多大な犠牲を払いつつ、ついに野望を達成するまでのストーリー。
ヒーローが敗北し、ヴィランが成功を収める。やはり”異常”な作品であると思いますね…!
総合的な感想
マーベルMCU作品19作品目である今作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』。
これまでに登場したヒーローたちが集結。
それのみならず、MCUシリーズでキーアイテムとして登場し続けた6つのインフィニティ・ストーンが集結する物語となっており、これまでのシリーズを総括する壮大な作品となっていました。
これまでのMCUシリーズを18作品すべて見ているからこそ盛り上がれる、感動できる、といった完全に”玄人”向けに作られた作品で、ファンとしてはこれほど素敵なことはありません…!笑
これほど壮大な映画シリーズを楽しむことが出来て良かったな、と心から嬉しく思える作品でした。
だからこそ、このバッドエンドには驚きです。
まさかヒーローサイドがこれほどまでにコテンパンにやられてしまうとは。未だかつて、「ヴィラン側の野望が全て成就されるラスト」というものがあったのでしょうか。
果たしてここからどうこの先の作品に繋がるのか。
直接的な続編は『アベンジャーズ/エンドゲーム』ですが、それまでの間になんと2つも作品がありますし、エンドゲームの公開までも丸一年間が空く…というかなりの状況です。
私個人はリアルタイムでは無く、2020年頃のコロナ禍で全ての作品を一気見した口ですが、本当にこれをリアルタイムで追いかけていたファンはどういう気持ちで2018~2019年を過ごしたのだろうか…と思います。。
エンドクレジット後に予告された、あのニック・フューリーが通信を送った先の人物は誰なのか。
今作では登場しなかった二人のヒーロー、アントマンことスコット・ラングと、ホークアイことクリント・バートンはどうしているのか。
そして、半数が塵となり失われてしまった、ヒーローたちに勝ち目はあるのか。
とてつもなく絶望的なラストではありつつも、これほどワクワクする絶望もなかなかありません。
ここまで来たらもう止まれませんね。早いところ次作へとコマを進めていきましょう…!
まとめ
今回の記事では、映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』について、ネタバレ感想をお届けしました。
- MCU約10年の集大成となる歴代ヒーロー総集結作品
- 総勢20名以上のヒーローたちが地球と宇宙でサノスに挑む
- インフィニティ・ストーン6つすべてがついに揃う重要作
- ソー・ガーディアンズ・ドクター・ストレンジなど新たな組み合わせも見どころ
- サノスというMCU史上最強クラスのヴィランが圧倒的な存在感を放つ
- ヒーロー映画では異例ともいえる衝撃のバッドエンドが描かれる
- ポストクレジットでは次作『キャプテン・マーベル』『アベンジャーズ/エンドゲーム』へ繋がる重要な伏線も登場
- MCUシリーズを見続けてきた人ほど感動と衝撃が大きくなる作品
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は、単なるヒーロー映画ではなく、それまで積み重ねてきた18作品すべての物語が一つに繋がるMCU最大のターニングポイントでした。
歴代ヒーローの共演やインフィニティ・ストーンを巡る壮大な戦いはもちろん、ヒーローが敗北するという衝撃の結末まで含めて、映画史に残る一本と言っても過言ではありません。
そして、この絶望の先に待っている『アベンジャーズ/エンドゲーム』へ――。
ぜひ続けて鑑賞してみてください。
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▼MCU前作『ブラック・パンサー』についてはこちら
また、マーベルMCUの作品一覧については以下記事にまとめています。
「どこから見ればいいの?」「どんな順番で楽しめばいいの?」とお悩みの方は、ぜひこちらも見てみてください。

