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【マーベルMCU】『ブラック・パンサー』ネタバレあり感想&考察|ワカンダの魅力とティ・チャラが下した"王"としての決断

【マーベルMCU】『ブラック・パンサー』ネタバレあり感想&考察|ワカンダの魅力とティ・チャラが下した"王"としての決断

こんにちは、ゆーです!

今回は、映画『ブラック・パンサー』についてお届けします。

 

『ブラック・パンサー』は、単なるヒーロー映画ではなく。

神秘的な王国・ワカンダという唯一無二の世界観を舞台に、王としての責任、国の未来、そして復讐に囚われたキルモンガーとの対立を描いた、MCUの中でもテーマ性の強い作品でした。

 

ワカンダという国の魅力に引き込まれる一方で、ティ・チャラやキルモンガー、それぞれの立場や想いに考えさせられる場面も数多くありましたね…!

 

今回はそんな『ブラック・パンサー』を、物語を振り返りながらネタバレありで感想・考察していきます!

 

▼MCU前作『マイティ・ソー バトルロイヤル』についてはこちら

 

https://marvel.disney.co.jp/movie/blackpanther

 

ゆー

物語を振り返りつつ、感想&考察をお届けします~!

 

マーベルMCUの他作品のネタバレあり感想記事はこちらから

 

 

映画概要・あらすじ(ブラック・パンサー)

劇場公開日米:2018年2月16日
日:2018年3月1日
監督ライアン・クーグラー
制作ケヴィン・ファイギ
上映時間134分

アフリカの秘境にありながら、世界の誰もが創造出来ないような最新テクノロジーをもつ<超文明国ワカンダ>。ここには世界を変えてしまうほどのパワーを持つ鉱石<ヴィブラニウム>が存在する…。突然の父の死によって王位を継いだティ・チャラは、この国の“秘密”を守る使命を背負うことになる。ヴィブラニウムが悪の手に奪われると、人類に未来はない――。“秘密”を狙う敵に立ち向かうのは若き国王。漆黒の戦闘スーツをまとい、ブラックパンサーとして戦うティ・チャラは、祖国を……そして世界を守ることができるのか?

https://marvel.disney.co.jp/movie/blackpanther

 

映画『ブラック・パンサー』を振り返る

以下より物語のネタバレを含みます

 

①”ワカンダ”という国が持つ魅力

MCUの世界では『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の際に初登場した地名・ワカンダ。

 

世界的には”アフリカの発展途上国”と思われている王国ですが、実はヴィブラニウムと呼ばれる鉱石の力を駆使した高度な科学技術を持つ超文明国!

冒頭描かれる、ブラック・パンサーのテーマとともにバリアに隠されたワカンダの真の姿が現れる描写は、興奮せずにはいられませんでしたね…!

 

そんなワカンダが持つ科学技術は、これまでMCUで描かれたどの国のものよりも遥かに優れています。

 

デバイスをつけるだけで乗り物を遠隔操作することができ、小さなシールのような機器だけで通信することも可能。

ブラック・パンサーのスーツも牙の首飾りの中に隠すことができ、一瞬でスーツとして身に纏える様になっています。完全にアイアンマンの上位互換です。

(アイアンマンを見てインスパイアされて作った、と申していましたが…笑)

これらの技術力を一手に担い、次々と便利な兵器や道具を生み出す、ティ・チャラの妹シュリもとっても良いキャラクターをしていました!

 

一方、伝統を重んじる風習があるのも魅力の一つ。

今作で印象的に用いられていた”挑戦の儀式”についても、何世紀もワカンダ王国で続いてきた伝統であり、それが今の時代においても明確に機能していることがはっきりと描かれました。

こういう伝統的な儀式がある、というのが素晴らしいなあ、と思う一方で、そういった伝統が明確に機能しているからこそ今作のような事件が起きたわけで、なんだか複雑な部分でもありましたが…。笑

 

他にも、ハイテクさとアフリカらしさが混じったような町並みだったり、それぞれ特徴的な外観を持つ5つの部族だったり。

これまで登場していたアメリカのような実在する国ではなく、ワカンダはMCU世界にのみ存在する架空の王国

そんなワカンダについて、今作ではうまく魅力的な要素が散りばめられていて、見れば見るほどどんどんワカンダに興味が湧いていく感覚があったのがとても良かったです。

 

ゆー

ワカンダに行ってみたくなる…!

 

②韓国での戦闘とカーチェイスとロス捜査官の再登場

さて、そんなワカンダでの一幕を終えた後、物語は武器商人ユリシーズ・クロウを捕まえるべくティ・チャラ、オコエ、ナキアの3人とともに舞台を韓国へと移します。

 

ここで描かれた、裏取引会場のカジノでの戦闘シーンや、釜山の町並みを駆け抜けるカーチェイスのシーンがこれまた格好良かった…!

 

カジノのような室内で、スーツは無くてもその場のリソースを活かして戦う描写も好みですし、その後町並みを爆走しながら一台一台着実に車を潰していく描写も面白い。

序盤の明るく光溢れる昼間のワカンダの風景から一転、韓国・釜山の夜で、ネオン溢れる町並みを駆け抜けていく…という対比も良いなと思いました。

 

また、このシーンではCIAのエヴァレット・ロス捜査官が登場してくるのも印象的。

『シビル・ウォー』ではシャロン・カーターの上司でしたが、ここでこんな風に再登場してくるとは!

 

シビル・ウォーの時にも、CIA側でありながらどこか優しそうな雰囲気を持つのが印象的な人物でしたが、今作でもその優しさが故に致命傷を追ってしまうことに。

でもその結果ワカンダに赴くことになり、その超文明を知り、その上ティ・チャラとキルモンガーの争いに巻き込まれ、最終的にはワカンダのために大活躍を果たすわけですから、なかなか面白い人物です。

ワカンダの女性陣に気圧されている様子だったのも、なんというか、良かったですね。笑

 

ゆー

こういう意外なところでがっつり再登場してくることもあるから、MCUはやめられない…!

 

③今作のヴィラン・キルモンガーの悲しい過去と復讐

今作のヴィラン・キルモンガー。

ワカンダ、そしてティ・チャラへの復讐に燃え、ワカンダの持つ超技術の武器を世界にばらまいて混乱に陥れようとする…となかなかえげつないことを考えるヴィランでしたが、その背景にあったのは悲しい過去だった、というのが憎いところ。

 

”ワカンダを守るため”という理解しがたい理由によって父親を突然失うことになったわけですから、その恨みは相当なものだっただろうなと想像が付きます。

「一人の子どもの幸せを奪っておいて、何が国のためだ」という気持ちになるのも正直納得ですね…。

 

しかも、ここで言う”国のため”というのは、世界に蔓延る不平等や悲劇には全て目を瞑り、ワカンダを守るためだけにワカンダの全てを秘密にする…という理屈なわけで。

父親を失った後、不平等な世界を間近で見てきたキルモンガーにとっては、到底受け入れられない事柄だったのだろうなと思います。

 

とはいえ、そのやり方があまりにも性急過ぎ、その裏に強い強い復讐心があったのも否めないところ。

世界を守るため、ワカンダを守るため、という理屈でティ・チャラがキルモンガーを止めなくてはならなかったのも納得がいきます。

 

ただ、もう少しうまくやることはできなかったのかな…と切ない気持ちにはなりました。

キルモンガー側には十分過ぎる事情があったので、ティ・チャラがその事実をもっと早く知っていれば、先回りして何かできることはあったのではないか、と思わずにはいられません。

 

恐らくですが、きっとティ・チャラも同様に考えていて、だからこそハーブの力で自らの父親に会ったときにその行いを責めたのだろうなと思います。

そういった苦い部分も含めて、今作『ブラック・パンサー』は印象的な作品だったなと思います。

 

ゆー

過去は変えられないけれど、その過去さえ知っていれば未来は変えられた…のかもしれない。

 

④ハイテク&白兵戦が繰り広げる内戦

残念ながら勃発してしまったワカンダ内戦。

 

キルモンガーと、彼に共感したウカビ率いるボーダー族。

対するは国王親衛隊”ドーラ・ミラージュ”とシュリ、ナキア、そして後から合流したエムバク率いるジャバリ族。

その戦いは、槍や動物たちが入り乱れる白兵戦に、ワカンダの持つ超技術が入り混じった様子が描かれました。

 

この組み合わせがとっても面白く…!

ボーダー族は自身のマントを用いてシールドを形成しますし、シュリは腕から爆撃を発射するマシンを活用。

槍で戦う際もぬるっとデジタルなシールドが登場しますし、もう割と何でもありです。

 

これがアメリカを舞台に描くMCU作品だと「何だこの道具は!?」と驚く部分ですが、もはやここはワカンダなので「なるほどワカンダの技術か~」と軽く流せてしまうのが凄いところ。

いつかここで登場してきたハイテク武器たちと、MCUの他ヒーローたちが共闘なり衝突なりするシーンを見てみたいなあ…という気持ちになりました。笑

 

ゆー

お互いにブラック・パンサーのスーツを纏ったティ・チャラとキルモンガーの決闘も見応えがあり、これぞMCU作品だ!と思わせられるような決戦シーンでした!

 

⑤ワカンダの行く末

キルモンガーとの決闘を終え、改めてワカンダの正式な王となったティ・チャラ。

そして彼は、ワカンダを開国しその技術を持って世界福祉に貢献する事を決めるのでした。

 

これまでワカンダは、自信が持つ技術力と真価が世界に見つかってしまったら争いに巻き込まれてしまう、とその存在を長らく秘匿していました。

ですが、もう違う。

ワカンダは広く開かれ、その技術は必要な場所に提供されていくことになるのです。

 

キルモンガーと戦い、彼の想いを直接理解したティ・チャラだからこそ出来た、この決断。

その決断の背景にあるものを想像すると、なんだか晴れやかな気持ちになります。

このことが今後のMCUの世界にどういった影響をもたらすのか、そういった意味でもワクワクしてしまうような展開となりましたね!

 

ゆー

物語のラスト、国連の傍聴席に腰掛けて、ティ・チャラのワカンダ開国宣言に「発展途上国が何を提供できる?」とコメントする議員に対してニヤニヤ笑うロス捜査官の姿が印象的でしたね!
分かるぞ、こちらも同じ気持ちだ…!笑

 

総合的な感想

マーベルMCU作品18作品目である今作『ブラック・パンサー』

『シビルウォー』で初登場した謎の王国・ワカンダの正体を見事に明かし、その上で主人公ティ・チャラを待ち受けていた困難と克服を描く見事な物語でした。

 

他のMCU作品でヒーローの単独作が描かれるときは、だいたいがそのヒーローのオリジンとなるのですが、今作はティ・チャラの立場上、ヒーローのオリジンというよりは国王としてのオリジンが描かれていたのが特徴的。

それ故に、国としての特徴や文化、伝統に国が持つ問題が深く掘り下げられて行ったのが面白い部分でした。

 

もちろんMCUの他のヒーローも責任ある立場ですが、やはり国王というのは別種の重さがありますね。

それも、ティ・チャラは突然の不幸な父親の死によって、急遽王にならなくてはならなかった。

それだけでも相当に大変な状況なのにもかかわらず、父親が残した負の遺産というべきキルモンガーの登場により、完全に崖っぷちに追い込まれるまでの展開が見事。

そこからの再起、そして克服と覚悟がしっかりと描かれ、非常に見応えがありました…!

 

物語のポストクレジットシーンでは、『シビルウォー』のときに洗脳支配されていたバッキーが、無事治療を終えた様子が描かれます。

次のMCU作品は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』

久しぶりの”アベンジャーズ”作品で、ワカンダが、ティ・チャラが、バッキーがどう活躍してくるのか。非常に楽しみですね!

 

まとめ

 

今回の記事では、映画『ブラック・パンサー』について、ネタバレ感想をお届けしました。

 

映画についてのまとめ
  • ワカンダという超文明国家の世界観が非常に魅力的
  • ティ・チャラの"国王としての成長"が描かれる物語
  • キルモンガーは共感できるヴィラン
  • ワカンダの伝統と最新技術が融合した戦闘シーンは見応え抜群
  • シュリやオコエ、ナキアなど脇を固めるキャラクターも魅力的
  • ティ・チャラの決断によってワカンダは新たな時代へ進み始める
  • 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』へ繋がる重要なMCU作品
  • ワカンダという国を知ることで、今後のMCUがさらに面白くなる一本

 

『ブラック・パンサー』は、ヒーローの活躍だけでなく、一人の王としての覚悟や、国の未来をどう選ぶべきかを描いたMCU屈指のテーマ性を持つ作品でした。

ワカンダという唯一無二の世界観や、ティ・チャラとキルモンガー、それぞれの信念を知ることで、この後に続く『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』や『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』も、より深く楽しめるはずです。

 

BeePlus【びーぷらす】では、他にもマーベルMCU作品の解説、ネタバレあり感想&考察を行っているため、合わせてチェックしてみてください~!  

 

マーベルMCUの他作品のネタバレあり感想記事はこちらから

 

▼MCU前作『スパイダーマン:ホームカミング』についてはこちら

 

また、マーベルMCUの作品一覧については以下記事にまとめています。

「どこから見ればいいの?」「どんな順番で楽しめばいいの?」とお悩みの方は、ぜひこちらも見てみてください。

 

 

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