【マーベルMCU】『キャプテン・マーベル』ネタバレあり感想&考察|アベンジャーズ誕生の原点が描かれた重要作

こんにちは、ゆーです!
今回は、映画『キャプテン・マーベル』についてお届けします。
本作では、MCU最強クラスのヒーロー・キャプテン・マーベル誕生の物語だけでなく、ニック・フューリーやコールソン、四次元キューブ(スペース・ストーン)など、MCUシリーズの原点となる数々の出来事が描かれます。
この記事では、物語を振り返りながら、印象に残ったシーンや感想・考察をお届けします!
▼MCU前作『アントマン&ワスプ』についてはこちら
https://marvel.disney.co.jp/movie/captain-marvel
物語を振り返りつつ、感想&考察をお届けします~!






























映画概要・あらすじ(キャプテン・マーベル)
| 劇場公開日 | 米:2019年3月8日 日:2019年3月15日 | ||
|---|---|---|---|
| 監督 | アンナ・ボーデン ライアン・フレック | ||
| 制作 | ケヴィン・ファイギ | ||
| 上映時間 | 118分 | ||
過去の“記憶”を失い、その代償として強大な力を得た戦士ヴァース。彼女の過去に隠された“秘密”が、恐るべき戦いの引き金となってしまう。自在に姿を変える正体不明の敵に狙われ、孤独や不安に打ちのめされても、彼女は不屈の精神で何度も立ち上がる。果たして彼女は記憶を取り戻し、この戦いを終わらせることができるのか?そして、最後につかむ“衝撃の真実”とは…?
https://marvel.disney.co.jp/movie/captain-marvel
映画『キャプテン・マーベル』を振り返る
以下より物語のネタバレを含みます
①”アベンジャーズ”誕生よりも前の物語
本作の舞台は1995年。
アベンジャーズが始動し、ニューヨークでの決戦を迎えたのが2012年の出来事のため、それよりも遡ること17年前のお話、ということになります。
実は本作を見る前は「なぜこの局面(=アベンジャーズがサノスに敗北)で過去の話をやるの…?」と思っていた私。
実際に見てみると、なるほど今作の出来事がアベンジャーズ計画を推し進める強い動機になったのだと分かり、今作が実質的な”アベンジャーズのオリジン”であることが分かります。
アベンジャーズの最終決戦を前に、その原点を思い出させる。そういった展開というわけですね。熱い…!
そして過去の話であるからこそ、懐かしいあの登場人物ー、コールソンが登場!
『マイティ・ソー』や『アベンジャーズ』の感想でも書きましたが、個人的に大好きな登場人物であるコールソン。
アベンジャーズの際に退場してしまったことに涙したのは言うまでもありませんが、こういった形でもう一度姿を見ることができるとは……!
それも、S.H.I.E.L.D.の新人エージェントとして登場するのが嬉しいです。そうか、コールソンも新人だったんだなあ…!
物語の序盤にニックとカーチェイスをしたり(まあこれはスクラルが化けた姿でしたが…)、スクラルが化けている長官ケラーの命令を直感的に無視してニックを助けたり、と大活躍をしてくれて非常に嬉しかったです☺️笑
今作のスクラル、そしてクリー帝国の地球への介入事件により、改めて外敵から地球を守る覚悟を固めたニック・フューリー。
当初は「プロテクター計画」という名前だったものを、キャロルの二つ名から「アベンジャーズ計画」という名前に変えるシーンがあり、ニヤニヤものでしたね…!
また、キャロルが最後に旅立つ前に手渡していたのが、『アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー』のラストに登場したあのポケベル。
なるほど、ここからあのラストに繋がるわけです。
改めて、作品を見終わった今は「だからこのタイミングで『キャプテン・マーベル』をやる必要があったのか!」と色々繋がる部分があり気持ち良いですね☺️
②MCUお馴染みの要素が多数登場!
今作の冒頭は地球ではなく、宇宙のシーンから始まりました。
程なくしてその宇宙、というのが”クリー帝国”の首都となる星”ハラ”であることが明かされます。
ここでふと気が付きます。
あれ、”クリー帝国”ってどこかで聞いたことがあるな…?
それもそのはず。思い返すこと11作品前。クリー帝国という名前は映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でがっつり登場していました。
その名も、ロナン。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のメインヴィランであり、かつてクリー帝国の軍事指導者の一人でしたが、惑星ザンダーと平和条約を結んだクリー帝国を弱腰と断じてサノスと結託。
インフィニティ・ストーンの一つであるパワー・ストーンを用いてザンダーを滅ぼそうとしたところを、ピーター・クイルたちガーディアンズによって阻まれる…という出来事がありました。
本作はそんな『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』よりも昔の出来事。
作中では、軍事指導者としてロナンが登場するシーンもあり、おお!ロナンがいるー!となりましたね~!笑
そしてもう一つ。MCUお馴染みの要素として「四次元キューブ」が登場しました。
四次元キューブは、インフィニティ・ストーンの一つ、スペース・ストーンが埋め込まれたキューブ。
MCUシリーズの中では何度も登場していたキーアイテムですが、今作『キャプテン・マーベル』にもがっつり登場!
”エネルギーコア”として、ローソン博士(=マー・ベル)の手に渡り、地球の衛星軌道上に安置されていたことが分かりました。
時系列的にはこの後四次元キューブはS.H.I.E.L.D.で研究され、後にロキに強奪され、ロキの企みを阻止したアベンジャーズにより奪還、アズガルドに安置されるもラグナロクの際に持ち出され、最終的にサノスの手に渡ることになります。
インフィニティ・ストーンはそれぞれ数奇な運命のもとにありますが、とりわけ四次元キューブはMCU世界で色々な運命を辿っているのだな…と今作でもその運命に重み付けがされたような形でした。
MCUで登場する人物やアイテムの答え合わせのような作品でしたね!
③不屈の精神により強大なキャプテン・マーベルの力が覚醒する
ライトスピード・エンジンを破壊した際に、そのエネルギーを吸収し、強大なパワーを得ると同時に記憶を失ったキャロル。
その正体は地球人で、アメリカ空軍のパイロットでした。
そんなキャロルが真実を知り、クリー人に捕らわれた時、自身の過去を見つめ直すシーンが個人的にとっても好みのシーンでした…!
地球人として生きていた時も、その後記憶を失ってクリー人として生きた時も。
キャロルは何度も何度も打ち倒されて、「お前には無理だ」と言われ続けていました。
でも、どんなに打ち倒されても、どんなに失敗して無理だと言われても、キャロルは何度も何度も立ち上がっていた。
無理だと言われようと、辞めたほうが良いと言われようと、諦めない。
そんなキャロルの不屈の精神が、制御されていた彼女の力を解き放ち、スーパーヒーローとして覚醒させます。
この時の、過去のキャロルが今のキャロルを見つめ、力強い眼で立ち上がる…という描写がとても良かった。
結局のところ、MCUで何度も描かれてきたように、ヒーローをヒーローたらしめるのはスーパーパワーやスーツの力ではないのですよね。
その人本人の精神、覚悟。その気持ちの強さが、ヒーローを形作るのだということを改めて教えられるような物語でした。
今ほど女性が活躍していた訳ではない時代に、パイロットとして挑戦を続けたキャロル。
一人の女性としての格好良さ、力強さを感じましたね…!
総合的な感想
マーベルMCU作品21作品目である今作『キャプテン・マーベル』。
MCUシリーズ内の、時系列的には最も古く、公開順的には最も新しいヒーロー、キャプテン・マーベルのオリジンを描く物語。
同時に、MCUお馴染みのニック・フューリーやコールソンも登場し、キャプテン・マーベルのみならずニックと、そしてアベンジャーズのオリジンを描く物語でもありました。
この作品がこのタイミングで公開されたのには、訳があったのだなと思います。
過去の話が描かれることで、MCUシリーズに再びコールソンが登場してくれたり、四次元キューブの話に重みが与えられたり、さらにはニック・フューリーが目を失った訳がようやく明かされたりと嬉しいサプライズが盛り盛りでした!
かつてニックはスティーブに『キャプテン・アメリカ/ウインター・ソルジャー』のときに
「かつて私は、ある者を信頼していたがために、片目を失った("The last time I trusted someone, I lost an eye.")」
と語っていましたが、今作を経て信頼していたものは猫(フラーケン)のグースであり、片目を失ったのはそのグースに目を引っかかれたためということが分かります。
この事実をコールソンにも話さなかった辺り、相当ニックの中で一物も二物もある出来事になったのだろうな…と思います。笑
冒頭の宇宙を舞台にしたシーンから、1990年代のアメリカにシーンが移り、最終的には地球の軌道上で繰り広げられる激闘。
宇宙シーンでは『マイティ・ソー』シリーズや『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのような派手な戦闘と広く未来的な世界を感じさせる雰囲気があるのに対し、アメリカのシーンではS.H.I.E.L.D.や空軍が焦点に当たることから『キャプテン・アメリカ』シリーズのようなスパイと銃撃戦を楽しめる雰囲気がありました。
舞台が変わることもそうですし、映画としてのテイストもシーンによってギャップがあるのも特徴的でしたね!
そして何より、キャプテン・マーベル、あまりにも強い。
覚醒後のキャロルはもう冗談かと思うレベルの強さです。
単独で空を飛んで大気圏外を自由自在に動き回り、己の拳から出るパワーのみで宇宙船を一瞬で打ち砕いてしまうほど。大量に飛んできたミサイルも全て打ち壊してしまいました。何だそりゃ。
もはやアベンジャーズの面々が束になっても、単独のキャプテン・マーベルは止められないのでは…?と思うほどの超戦闘力を持っています。
そんなキャプテン・マーベルがサノスに敗北したアベンジャーズのもとに駆けつけた、あのラスト。
彼女が加わることで、アベンジャーズサイドにどういった影響がもたらされるのでしょうか。
そして物語は『アベンジャーズ/エンドゲーム』へと直接繋がっていきます。
エンドゲームへの橋渡しとして、非常に重要かつ面白い作品だったなと思います!
まとめ
今回の記事では、映画『キャプテン・マーベル』について、ネタバレ感想をお届けしました。
- キャプテン・マーベル誕生を描くMCU屈指のオリジン作品
- ニック・フューリーとアベンジャーズ計画誕生のきっかけが明かされる
- 若き日のコールソンやニックなど、お馴染みのキャラクターも登場
- スクラルやクリー帝国など、宇宙を舞台にした物語が展開
- 四次元キューブ(スペース・ストーン)の歴史も深掘りされる
- 「何度倒れても立ち上がる」キャロルの強さが印象的
- MCUの伏線を数多く回収し、『エンドゲーム』へと繋がる重要作
- 単なる最強ヒーロー誕生ではなく、MCU世界の"原点"を描いた一本
前半はキャプテン・マーベルのオリジンストーリーとして楽しめる一方で、物語が進むにつれてニック・フューリーやS.H.I.E.L.D.、アベンジャーズ計画など、MCU世界の原点が少しずつ明らかになっていった今作。
どれだけ周囲から否定されても立ち上がり続けるキャロルの姿は、強大な力以上に"ヒーローとは何か"を感じさせてくれます。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』へ向かう前に観ることで、これまで積み重ねられてきたMCUの物語がより深く楽しめる、シリーズの中でも重要な一本でしたね!
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▼MCU前作『アントマン&ワスプ』についてはこちら
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