こんにちは、yu-です。
今回の記事では、本日2/19に配信開始された『ワンダヴィジョン』の最新エピソード・第7話「第4の壁を破って」について、
今回判明したことと、残された謎についてまとめていきます。
Contents
作品情報
公開年月日 | 2021年1月15日 | ||
---|---|---|---|
上映時間 | 各話30分程度のドラマ形式 | ||
原題 | WandaVision | ||
スタッフ | 脚本 ジャック・スカエファー 監督 マット・シャクマン |
||
おすすめ度 |
|
本日2/19時点で第7話「第4の壁を破って」まで配信されています!
【ネタバレ】第7話で判明したことは?
ここからは『ワンダヴィジョン』第7話のネタバレを含みます!fa-exclamation-triangle
S.W.O.R.D.ヘイワードの目的
第7話で判明したことの一つが、こちら。
前回第6話でモニカ・ダーシー・ウー捜査官が追っていたヘイワードの秘密、そして彼が企んでいた「白目作戦」の概要が判明しました。
以下、作中の言葉を引用します。
「”白目作戦”。ヘイワードはヴィジョンを蘇らせて利用する気だったが…」
「ワンダが遺体を盗んだ」
「だからヴィジョンの位置を追っていた」
「知覚兵器にするために」
すなわち、
- ヘイワード=S.W.O.R.D.がヴィジョンの遺体を保管していたのは、蘇らせて知覚兵器として利用するため
- ヘイワードはヴィジョンをワンダから取り返すために動いている
…ということがわかりました。
あれだけ手荒に、頑なになる理由もこれで納得。こいつも悪いやつじゃあないですか。
黒幕の判明
さて第7話では、この物語の根幹をなすもっとも大きな答え合わせ…、
そう、黒幕が判明しました。
その黒幕とは、第1話から常に登場し、ときには謎めいたセリフを吐いたり、涙を見せたり、次第に物語の中心人物であるのかのように振る舞っていたあのひと…。
そう、ワンダとヴィジョンの隣人のアグネスでした。
第7話のラストに、彼女はワンダにこう告げます。
ねえ、ワンダ。
この街で魔法使いは自分だけだと思ってた?
私はアガサ・ハークネス。
やっと自己紹介できたわ。
そう、アグネスはアグネスではなく、”アガサ・ハークネス”という全くの別人、
そして魔法使いでした。
じつは、アガサ・ハークネスとは原作コミックで登場する500歳を超える並外れた能力を持つ魔女。
原作コミックスではファンタスティック・フォーの面々と関わり、後に自身の力を制御できずに苦しんでいるワンダの魔法の師匠となり、ワンダに魔法のコントロールを学ばせ能力を増大させた…という経緯もあります。
さてそんな彼女がラストシーンを見る限り、今回の一連の”ヘックス”での出来事の黒幕として登場。
数々の考察の答え合わせがなされた形です。
【ネタバレ考察】残された謎は?
さて、大きな謎が判明し、物語は
ワンダ VS アガサ・ハークネス VS S.W.O.R.D.
の様相を醸し出して来ており、いよいよクライマックスに向かっていきます。
…がしかし、たくさん放出され張り巡らされた謎たちは未だ放置されたまま。
今一度ここでその謎を整理していきましょう。
”ヘックス”に関連する謎
まずは、物語の舞台となっているウエストビューの街を飲み込む結界…”ヘックス”にまつわる謎たちです。
①なぜ六角形なのか?
第4話の「番組を中断します」の時点で、S.W.O.R.D.の調査により指摘された”六角形”。
これは、序盤第1~3話の番組のラストに六角形で終わっていたこと、
そしてウエストビューの街を包み込む結界の形が六角形であることの2つがあります。
わざわざ捜査の中で”なぜ六角形なのか?”を指摘してみたり、
ダーシーによって”ヘックス”と名付けたり、明らかにこれは何らかの意図があると見てよいでしょう。
これが関係している…?
②なぜ”シットコム”を放送していたのか?
私たちが見ていた”シットコム”の番組は、”ヘックス”から流れ出る放送電波が原因で目に見えているものでした。
今回の第7話もシットコム風に演じていたものの、ヘイワードたちの発言により
【放送が止まっている】
ことが発覚。
しかしこのことに対する言及はありませんでした。
そもそもなぜ番組を放送していたのでしょうか。
そしてなぜシットコムだったのでしょうか。
③結局の所各CMは何なのか?
第4話以外毎話恒例で挟まれた意味深なCM。
明らかにワンダに関係があるとわかるものから、いまいち意味がつかめないものまで。
今回の第7話でもCMがありましたが、これもまたまあよくわからん内容でしたね…。笑
さてこのCMはどういった意味があるのでしょうか?
④なぜ毎話年代が変化しているのか?
第1話から、一話ごとに約10年ずつ年代が変化し、画面も白黒からカラーへ。
画面のアスペクト比も年代に合わせて変化。
登場人物の衣装や家具、小道具も毎話異なるものでした。
なぜなのでしょうか。
⑤結界を超えると姿かたちが変わってしまうのはなぜなのか?
…と書きましたが、正確には「あの結界は何なんだ!!」ということ。
結界の中に入ると姿も形も変化。
人が中に入るとたちまち操られ、以前の記憶も失っています。
このパワーは何?というのももちろんですが、ここで疑問にしたいのは、なぜそうする必要があったのか?ということ。
はたまた…?
⑥”ヘックス”の中の人達は無事なのか?
現状、”ヘックス”の中には
- もともとウエストビューに住んでいた(であろう)人たち
- 結界に飲まれたS.W.O.R.D.メンバー
がいます。
そして彼らは一様に記憶を失い、操られ演じさせられている状態。
彼らは皆無事なのでしょうか?
もっというと、命を落としたりしてしまっていないのでしょうか?
⑦第1,2話の白黒世界で一部カラーになっていたのはなぜなのか?
さてすっかり忘れ去りかねないこの謎、覚えていますか?
第1,2話の白黒放送のタイミングで、一部カラーになっているものがありましたよね。
- CMのトースターのランプ
- S.W.O.R.D.のヘリコプター
- ドッティの血
これはなぜカラーになっていたのでしょうか?
S.W.O.R.D.陣営に関する謎
次に、その存在すらもはや何なのかが怪しいS.W.O.R.D.に関する謎です。
①ヘイワードの計画の目的は?
今回の第7話でヘイワードの計画…、”白目計画”の概要が明らかになりましたが、
具体的な内容やその背景は明らかになっていません。
- ヘイワードはヴィジョンを使って何がしたかったのか?
- 具体的にはどうやって蘇らせるつもりだったのか?
- 今現在ヘイワードは”ヘックス”に何を仕掛対してけようとしているのか?
②結局S.W.O.R.D.って何なんだ?
今回のワンダヴィジョンで初登場したS.W.O.R.D.。
初登場ではありますが、現在この組織について以下のことがわかっています。
…裏を返せば、以下のことしかわかっていません。
- モニカの母・マリアが創設したこと
- 宇宙探索をしているであろうこと
結局の所この組織について、私たちは詳しいことを何も知らないのです。
怪しんで当然ではありませんか?
③モニカが獲得したパワーとは?
第7話にてウー捜査官の静止を振り切り”ヘックス”にむりやり飛び込んだモニカ。
そこでかつての『キャプテン・マーベル』の映画のワンシーンでの会話がフラッシュバック。
「誰よりも強い子を授かったのだから」
というキャプテン・マーベルの言葉とともにモニカの目が光り、結界の中へと飛び込みました。
そう、このタイミングでモニカは何らかのパワーを手にしたのです。
”ヘックス”に飛び込んだ彼女が見た世界はなにやらデジタルな世界。
その後ワンダと対峙した際もその未知なるパワーを発揮します。
以前ダーシーと会話していた、「分子レベルで細胞が変化している」というセリフが回収されました。
黒幕に関する謎
黒幕がわかったことで、物語の構造もわかったような気になっていましたが、実のところ現在の状況ではまだその裏側にあるものはわからない、という状態。
そのあたりの謎についてまとめました。
①アガサ・ハークネスの目的は?
黒幕はアガサ・ハークネス!
…ということがわかったのですが、肝心の目的が全く現時点では判明しておりません。
- 彼女の目的は何か?
- どこからどこまでが彼女の思惑なのか?
- 彼女は何をしてきて、今何をするつもりなのか?
このあたりは完全に謎のままです。
②ピエトロは偽物?
さて、ラストのアガサ・ハークネスの曲の中で、ピエトロもアガサ・ハークネスに操られていたことが発覚しました。
そもそも彼は俳優として見るとピエトロではなく、X-MENのクイックシルバー・ピーターでしたよね。
ダーシーが「別のピエトロ?」とつぶやいていたことから、
彼はアベンジャーズに登場したピエトロとは違う存在である…ということまではおそらく確かなのですが…。
あのピエトロは、偽物だったのか?
それともその存在自体、アガサ・ハークネスが造り出したものだったのか?
③ワンダの立ち位置はどうなっている?
アガサ・ハークネスが黒幕だとすると、ワンダは一体何をしていたのでしょうか?
完全に始め…、ヴィジョンの遺体を盗み出したところからアガサ・ハークネスに操られていた、ということになるのでしょうか?
④双子の子どもたちはどうなる?
双子の子どもたちの存在そのものが揺らいでいます。
もともとなぜ妊娠して生まれたのかもよくわからない彼ら。
第7話ではアグネス…もといアガサ・ハークネスの家に行ったまま姿を消してしまいました。
彼らは実在しているのでしょうか?
アガサ・ハークネスの家で姿を消した彼らは無事なのでしょうか?
⑤ヴィジョンは蘇ったのか?
ヴィジョンの状態がいまいちよくわからないままです。
S.W.O.R.D.施設からワンダが遺体を奪還、その後なんらかの方法で蘇った…と考えられますが、前回第6話ではヴィジョンはヘックスの外に出ることはできませんでした。
彼は蘇っているように見えて、実は蘇っていないのでしょうか?
作中ヴィジョン、そしてピエトロもですがワンダの目写った「死んだ姿」が真の姿なのでしょうか?
第8話以降の注目ポイント
最後に、これらの謎に加えて、第8話以降での注目ポイントを記載します。
①モニカ・ダーシーはどうなる?
ヘックスの中に事故で入ってしまったダーシー。
車でヴィジョンと移動していましたが、何度も足止めされ、しまいにはヴィジョンが姿を消してしまいました。
一方のモニカ。
ヘックスに入ったことによりスーパーパワーを獲得。
ラストシーンではアグネスの家を捜査している最中に何者かに見つかってしまいました。
②MCUの世界はどこまで広がる?
アガサ・ハークネスの明確な登場により、物語はファンタスティック・フォーの世界と接点を持ちました。
また、ピエトロ…もといX-MENのクイックシルバーの存在も見逃せません。
これは、昨年ディズニーが20世紀フォックスを買収したことに端を発する壮大な伏線が回収された瞬間、
と言って差し付けないのではないでしょうか。
③ワンダが笑うことができる未来はあるのか?
物語の結末はどこへ向かっていくのでしょうか?
現在の流れを見る限り、最悪の場合双子の子どもも消え、ヴィジョンも姿を消し…
という結末も見えなくはありません。
でも私は、ワンダが笑って過ごすことのできる結末が見たい。
「心が空っぽ」になった彼女が救われる形で物語を終えて欲しいと、
ここまで判明した時点で強く思います。
その先でワンダが笑っていられますように。。
【まとめ】MCU、恐るべし。
さて、今回はワンダヴィジョン第7話「第4の壁を破って」終了時点で
判明したこと、そして残された謎についてまとめました。
大きな謎が解明され、いよいよ物語はクライマックス。
であるにもかかわらず、これだけたくさんの謎と伏線が張り巡らされたままです。
残りの2話で一体どんな結末を見せてくれるのでしょうか??