こんにちは、yu-です!
さて本日2021年4月23日、全6話続いたMARVELのドラマシリーズ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』が最終話を迎え、ついに完結しました。
まさしく、これは「6時間の映画」。
もう何度目かわかりませんが、あえて言わせてもらうと、完全に映画クオリティです。
これがドラマシリーズとして毎週楽しめただなんて、信じられません本当に…。
この作品を今まですべて見てきたこと、そしてMCUシリーズを今まで見てきたこと。
ずっと好きで見続けてきてよかった…、と心から思わせてくれる作品でした…!!
さあそんな最終回の興奮覚めやらぬ中ですが、今回の記事ではそんな『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』の第6話「世界は一つ、人は一つ」の復習として、ネタバレ感想をお届けしたいと思います。
Contents
作品情報
公開年 | 2021年3月19日~4月23日 | ||
---|---|---|---|
上映時間 | 各話50分程度のドラマ形式 | ||
原題 | The Falcon and the Winter Soldier | ||
スタッフ | 監督:カリ・スコグランド 脚本:マルコム・スペルマン |
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おすすめ度 |
|
(この基準だと今度のMCU作品すべて☆5になってしまう……😅)
MCU最新作のDisney+作品
今作『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』は『ワンダヴィジョン』に次ぐDisney+作品の第二作品目です。
”指パッチン”の後の世界
今作『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』は、作中で語られたことにはあのサノスの”指パッチン”から5ヶ月後が舞台。
となると、『エンドゲーム』以降の3つの作品の時系列はこのようになります。
【ネタバレ】ここに”継承”は果たされた!
改めて、最高でしたね、最終回。
というより、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』という作品そのものの素晴らしさに、もう気分はスタンディングオベーション。拍手喝采ですよもう。
さてそんな最終回である第6話「世界は一つ、人は一つ」について、物語のラストまで解説&感想をお届けします。
①フラッグスマッシャーズの陰謀と戦い
彼らはGRCの幹部を誘拐、人質にして交渉に臨むつもりだったのだ。
そこへ駆けつけたのは、ウィンター・ソルジャー、シャロン/カーター、そして真新しいスーツに盾を見に付けたファルコンーもとい、キャプテン・アメリカ。
各々が各々に戦う中、幹部を乗せたトラックがカーリーの手に落ちる。
そこへ姿を現したのは、勲章のついた自前の盾を持つ人物、ジョン・ウォーカーだった。
ついに行動を開始するフラッグ・スマッシャーズ、そして相対するサム・バッキー・シャロン。
サムはバトロックと戦闘の後、GRCの幹部を乗せて飛び立ったヘリコプターを追います。
そこで繰り広げられる空中戦の見事なこと…!!
第一話の冒頭では、その翼と”レッド・ウィング”を駆使して戦うサムの姿が描かれていましたが、
このシーンでは、星条旗を背負い、空中で盾を巧みに操って戦うサムの姿が。
同じような戦闘シーンでのこの比較の構図は、もう見事としか言いようがありませんね。
興奮が止まらなかった…!!
一方のバッキー、ウィンター・ソルジャーも負けていません。もう見せ場だらけです。
例えば、カーリーとの電話のシーンで口にしたセリフでは、もう見ているこちらはぐっと来ずにはいられません。
大義のためだろうと、奪った命は悪夢の種だ。
殺した相手は忘れられない。
その後バイクでトラックを追い、人質たちを助けるウィンター・ソルジャー。
そこへ、キャプテン・アメリカのスーツを身にまとい、盾を持つ人物ー、ジョン・ウォーカーが現れるのでした。
②戦いの結末とパワー・ブローカー
痺れを切らしたカーリーは人質たちの乗ったトラックを高架から落とそうとする。
そこへとっさにトラックを止めたのは、ジョン。
必死でトラックを止めるジョンだったが、フラッグスマッシャーズの妨害を受けその手を離してしまう。
間一髪のその時、トラックを止めたのはサムだった。その後逃げたフラッグスマッシャーズを追うサム・バッキー、そしてジョン。
ところがその先で待ち構えていたのは、カーリーと相対するパワー・ブローカー…シャロンだった。
カーリーとサムはもみ合った末、カーリーはシャロンに撃たれてしまい、そのまま息を引き取るのであった。
こうして、フラッグスマッシャーズとの戦いは幕を下ろすのであった。
GRCに担がれキャプテン・アメリカの後継を担い、相棒の命を奪われ、一度の、それでも取り返しのつかない失敗によってその地位を追われた、ジョン・ウォーカー。
第5話の時点でかなり不穏な様子でしたが、最後の最後、ここぞという時に、彼は盾を捨ててトラックを救う決心をするのでした。
たった一時期でも、紛いなりにも、道を踏み違えることがあれど、彼は間違いなくヒーローだった。
ジョンの物語を最終回でこういった形で回収してくるとは。
胸が熱くなりました。
そして場面は変わって地下。
ここで、パワーブローカーの正体がシャロン・カーターであったことが明かされます。
やはり、彼女でしたか…!!
個人的には望んでいた展開だったので、そういった意味で興奮が隠せませんでしたね!笑
その後サムと相対したカーリーは、もみ合った末、シャロンに撃ち抜かれて息を引き取ってしまいます。
フラッグ・スマッシャーズとの争いは、首謀のカーリーが倒れる、という形で幕を下ろすのでした。
サムとバッキーの心中を思うとやりきれない思いが残ります。
③キャプテン・アメリカ&ウィンター・ソルジャー
そこで彼はGRCの幹部を前に、自らの思いを告げるのであった。戦いの後、バッキーはとある人物の元を訪れ、サムはイザイアの元を訪れる。
ジョンはUS.エージェントとなり、ジモが最後に笑った。
そして”ただの2人”であるサムとバッキーは、”ただの2人”として肩を組むのであった。
カーリーを抱えて帰還したサム。
そこで彼が語る言葉は、涙なしには聞けない言葉で。
見ているこちらに響き、染み渡りました。
特に響いた部分について抜粋して引用します。
「難民やテロリストというレッテルは、難題を避ける逃げ口上だ。」
「あの無力感を思い出してください。全人類の半分を消す力に直面した危機を…。
あなた方には同様の影響力がある。」
「俺は星条旗を背負う黒人ですよ、わからないって何を?
この盾を持つ俺に嫌悪感を持つ人が何百万といる。」
「それは変えようがない。だが隠れはしない。
俺には超人血清も金髪も青い目もない。
俺が持つ力は人を信じる心だけ。
”より良い世界を造れる”と。」
スティーブの盾と、その思いはここに継承されたのでした。
バッキーとヨリ
戦い後、バッキーは自らが背負った罪であり、悪夢の種であった人物、ヨリに会いに行きます。
ヨリ、というのは第一話でバッキーが寿司やで出会った気のいいあのおじさんのこと。
彼に、バッキーは彼の息子の命を奪ったのは自分である、と涙を流しながら告げるのでした。
第一話のあのシーンがここで見事に回収されて、感無量です。
サムとイザイア
一方、黒人のキャプテン・アメリカとなったサムは、黒人の歴史に抹消された超人兵士であるイザイアの元を訪れます。
キャプテン・アメリカとなったサムに対し、「お前は大したやつだ」と認めるイザイア。
このやり取りだけで泣けてきますが、サムがイザイアに会いに来た理由はそれだけではありませんでした。
サムはイザイアに「魅せたいものがある」と告げ、着替えるよう声をかけます。
そこで彼が連れて行ったのは、キャプテン・アメリカのミュージアム。
そのミュージアムの一角には、”イザイア”の名前が刻まれたエリアと、彼の銅像が設置されているのでした。
そしてその先へ
さて、サムとバッキーの物語は大きくここで一区切りを迎えましたが、物語はここでは終わりません。
シャロン・ジモ・ヴァル…。
怪しげな人物たちが怪しげな動きを魅せ、『ファルコンウィンター・ソルジャー』…、いや、『キャプテン・アメリカ&ウィンター・ソルジャー』は幕を下ろしました。
このあたりの点についてはこちらの記事で詳しくまとめています。
【まとめ】
さて今回の記事では、マーベルの最新作『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』の第6話『世界はひとつ、人も一つ』のネタバレと感想をお届けしました。
全6話、トータル6時間のドラマシリーズ…いや、6時間に及ぶ大作映画がここに完結しました。
毎週毎週私達に大きな興奮と感動を与えてくれたこの作品。
本当に素晴らしい、とかすごい、とかもうそういう言葉じゃ表せないくらい最高の6週間を過ごすことができ、本当に楽しかった…!!
ラスト、タイトルが『キャプテン・アメリカ&ウィンター・ソルジャー』に変わったあのクレジットのシーンは痺れましたね。
そうか、この物語は、そういうことだったのか。
終わってしまうことが寂しくてしょうがないですが、なんと一ヶ月ちょっともすればまた新しいドラマシリーズ『ロキ』が始まります。
…やばいですね、MCU。
社会的には大変な状況は続き、先の見通しなど立たない状態ではありますが、変わらず、いや例年以上に楽しみが続く。
それを提供してくれているMCUにはもう感謝・感服でしかありません。
次はどんな世界を魅せてくれるのでしょうか??
全力で楽しんでいきましょう!!
Twitterでは主に映画についてタイムリーにつぶやいています。
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