【ネタバレ】『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』のシーズン1全話あらすじと感想!

こんにちは、yu-です。

 

さてこの5月、私はスター・ウォーズ路線に足をつっこみ、『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』を片っ端から見続けていました。

そんな『クローン・ウォーズ』を最後まで見終わり、ようやく今年2021年5月より配信開始された『バッド・バッチ』に手を出せる状態になったため早速見始めましたが、これが、面白い

 

物語としてももちろん面白いのですが、個人的にはバッドバッチもメンバーそれぞれの個性を存分に生かしたその戦い方や素振りを見ているだけでめちゃめちゃ楽しいです。

 

今回の記事では、そんな『バッド・バッチ』の全話あらすじと感想をお届けしたいと思います。

 

 

なお、本記事は私yu-の視聴・配信にあわせて書き足していく、という形式を採っています。

 

 

作品情報

 

公開年(配信期間) 2021年5月4日~
上映時間 各話30分程度 (初回のみ71分)
原題 Star Wars: The Bad Batch
シーズン/エピソード シーズン1:16エピソード
おすすめ度

 

2021年5月4日に配信がスタートし、現在は毎週金曜日に一話ずつ配信されている作品。

 

『クローン・ウォーズ』のシーズン7で登場、そして大活躍を見せてくれたクローン・フォース99、通称”バッド・バッチ”。

そんな彼らの、クローン大戦以降の日々を描くアニメシリーズです。

 

『バッド・バッチ』を見る前に

スター・ウォーズ:バッド・バッチ』は時系列としてはEP3の”オーダー66”の直後の世界を描きます。

 

そのため、本作品を見る前に以下の作品は視聴必須になります。

 

必須作品

  • 映画    『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』
  • 映画    『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』
  • 映画    『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』
  • アニメ『スター・ウォーズ : クローン・ウォーズ』

 

SWシリーズの良いところでもあり悪いところでもありますが、『バッド・バッチ』はこれらの作品を履修していないとほぼ楽しむことはできません。
上記作品をまだ見ていないよ!という方は今すぐディズニープラスへ行きましょう。

 

『バッド・バッチ』はここで見れる

『スター・ウォーズ : バッド・バッチ』は現在ディズニープラスで見放題配信されています。

 

初回31日間無料のため、他のSW作品とあわせて楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

 

【ネタバレ】全話あらすじと感想

 

ではここから、『バッド・バッチ』の全話あらすじ&感想をお届けします。

なお、初めに記載したとおり、本記事は私yu-の視聴に合わせて徐々に更新していく、というスタイルを取っています。

 

 

第1話:余波

クローン大戦終戦寸前。クローン・フォース99こと通称”バッド・バッチ”は惑星カラーに援軍として駆けつけた。
ところが、その瞬間”オーダー66”が発令。
味方のクローンたちがジェダイを狙う中、バッド・バッチの面々はその状況に困惑・反抗し、抹殺対象のパダワンを逃がすのであった。
その後カミーノに帰還したバッド・バッチの面々はクローンたちに起きた事態を把握。
そして彼らは、カミーノで出会った”異端児”の一人である少女・オメガとともに逃げることを決意する。
ところが、彼らのうちの一人、クロスヘアーにはオーダー66の影響が出ていた。
これを見抜いたターキン提督はクロスヘアーに対し、オーダー66の効果を強める措置を仕掛ける。
帝国の兵士となったクロスヘアーは脱獄した5人の前に立ちはだかるが、最後にはオメガの意外な活躍により決着、バッド・バッチは新たな5人で銀河に飛び立っていくのだった。

 

場面はクローン大戦のラストから始まり、その後”オーダー66”の発令、そして帝国軍の成立のシーンを目の当たりにします。

 

『バッド・バッチ』が銀河帝国時代を描く、ということを事前に知っていたため、恐らくバッド・バッチの面々は何らかの理由でオーダー66を免れたのだと予想していましたが、この点は予想通りでしたね。

 

一方でクロスヘアーの離脱は悲しい。

クロスヘアーのせいではない辺り、どうしようもないやりきれなさがあります…。

今後はクロスヘアーとバッド・バッチが対立する構図が続いてしまうのでしょうか。

 

そしてカミーノで出会った新たなキャラクター・オメガ

後に彼女もバッド・バッチ同様遺伝子変異個体のクローンであることが発覚しますが、その正体は謎のまま。

更には習ってもいないはずのブラスターを華麗に操るなど、謎が深まるキャラクターです。

今後の展開に注目です…!

 

『クローン・ウォーズ』を見終わったばかりなので、ひとまずオーダー66をバッド・バッチの面々が乗り切ってくれたことにホッとしましたね…!
バッド・バッチの活躍に、オメガの秘密、その上成立直後の銀河帝国の様子等々気になる点がたくさん!
今後の展開が楽しみです✨

 

第2話:脱出

カミーノから脱獄、ターキン提督とクロスヘアーの手を逃れたバッド・バッチとオメガは、惑星サルーカマイに到着。その惑星は、脱走したクローン兵のカット・ロクウェインが家族と暮らしている場所だった。
カットに温かく迎え入れられる一行だったが、サルーカマイは既に帝国の管理下にあり、カット一家もこの星を離れようとしているところであることを告げられる。
ところが船を予約するためには帝国が発行する”チェーンコード”が必要だった。
バット・バッチはカット一家のためにチェーンコードを偽造することを画策。
そしてハンターはオメガをカット一家に預けることを決意するのだった。
いよいよ偽造チェーンコードの作成が完了し、オメガにカット一家とともに旅立てと告げるハンター。
悲しみ困惑するオメガは、すんでのところでハンターのもとへ。
バット・バッチと共に生きるを決意したオメガとバット・バッチは、再び銀河に向けて飛び立つのであった。

 

バット・バッチが頼ったのは、『クローン・ウォーズ』シーズン2で登場した脱走兵のカット・ロクウェイン

SWシリーズは、こうやって忘れた頃に過去登場人物のその後が描かれたりするのが面白いところですね…。

まあそれ故にハードルは高くなってしまうのですが。笑

 

サルーカマイにたどり着いたときのオメガの表情が活き活きとしていて、見ているこちらまで嬉しくなっちゃいます。

どうしよう、可愛い。笑

そんなオメガを扱いかねているバット・バッチの様子と、カット一家の様子との対比が今回の第二話ではよく描かれています。

 

そんなカット一家の住むサルーカマイももはや安全ではなく、一家は脱出を試みる。

『マンダロリアン』で耳にした”チェーンコード”というキーワードも登場し、帝国発足直後の一般の住民の様子が伺い知れます。

 

うーん、スピンオフって良い!!笑

見れば見るほど数十年も前に公開された映画シリーズの魅力が増していくので、もうどんどんドツボにハマっていっている感じがあります。

 

バット・バッチと行動をともにすることを決意したオメガ。
そんなオメガとバット・バッチとの絆が徐々に深まっているのを感じますね…!

 

第3話:エリート分隊

サルーカマイから脱出したバット・バッチとオメガ。
ところがシップの蓄電池にトラブルが発生し、不時着する。
テックとエコーはシップを修理しようとするが、オルドの夜行性ドラゴンに蓄電器を奪われてしまう。
ハンターはオメガと行動を共に蓄電器を取り戻しに出かける。一方カミーノでは抑制チップの影響を強める処置を施されたクロスヘアーは、ランパート中尉に“帝国初のエリート部隊”となる徴兵された人間の4人の兵士を率いるよう伝えられる。
ターキン提督は5人を実地試験としてオンダロンでのソウ・ゲレラ部隊掃討作戦に駆り出す。ハンターとオメガは、オメガの機転によりなんとか蓄電池を奪還することに成功。
バット・バッチは再び銀河に旅立つのであった。

 

第三話はバット・バッチ側とカミーノに取り残されたクロスヘアー側が交互に描かれる回。

いずれさほど遠くないうちにバット・バッチとクロスヘアーが邂逅することになりそうですね、それも敵として…。

クロスヘアーを懐かしがるバット・バッチを見て、胸が痛みます。

 

さて蓄電池を取り戻すべく動き出したハンターとオメガ。

ところがハンターは夜行性ドラゴンにあっさりやられちゃいます。

一方のオメガは自ら夜行性ドラゴンの巣に突入。戦うのではなく、ドラゴンの特性を見抜いて手蓄電池を取り返すことに成功します。

 

この特性を見抜く力であったり、第一話で教わってもいないブラスターが扱えたりと、オメガには何らかの能力が備わっていることはもはや明らかなのでは。

カミーノ人がなぜオメガを作ったのか?という部分と繋がってきそうな部分ですね。

 

ハンターとオメガの関係、良いですね。

更にはシップに残っていたレッカーがオメガのために部屋を用意しているなど、徐々にバット・バッチとオメガの間の絆が強くなっていきます。

 

バット・バッチにとって守るべきものができる…、という展開は以前のDisney+作品『マンダロリアン』に通じるものがありますね。

 

第4話:追い詰められて

バッドバッチ一行は船の信号が手配リストに入ったことから、近くの惑星パントラに着陸し信号をスクランブルさせることに。
テク、レッカーが船の信号を調整する一方、ハンター・エコー・オメガは食料の補給のために街へ繰り出す。
ところがバッドバッチ一行到着の情報は、すぐさま賞金稼ぎに売られており、情報を手にした賞金稼ぎは彼らを追跡。
その後オメガを連れ去ることを画策するのであった。
オメガの不在に気がついたハンターはすぐさま追跡を開始。
賞金稼ぎとの争いの末、オメガの奪還に成功。
船の調整と燃料の補給も完了し、一行は再び銀河に飛び立つのであった。

 

惑星パントラに到着した一行。

メインのオメガを巡った賞金稼ぎとの争奪戦も面白いのですが、その一方で細かい作業ができないハンターの姿であったり、ドロイドとして身売り (?)されてしまうエコーの姿であったりと、クスっと笑える見どころも満載でしたね。

 

そしてここで登場した賞金稼ぎ。

登場時点からなんとなく見たことがあるな…と思っていたら、その正体がフェネック・シャンドであることが明かされ、驚いた。

 

フェネック・シャンドといえば、『マンダロリアン』でも大活躍(暗躍兼共闘)していたあの賞金稼ぎです。

思わぬところで直接的な繋がりが出てきました。

 

最終的にはオメガを連れてパントラを脱出することに成功。

なんだかバッド・バッチ一行、常に新しい惑星に到着しては脱出…を繰り返すなかなか忙しない道のりを歩いていますね…。笑

 

オメガを狙っているのは誰か、そしてその目的は何か。
その謎を問いかけられ、第4話は幕を閉じます。

 

第5話:猛獣

賞金稼ぎがオメガを狙う理由を突き止めるため、情報屋のシドのいるオード・マンデルに向かう。
シドはフェネック・シャンドについての情報提供をする代わりに、高額な賞金がかかっているムチという少女をザイゲリア人から助け出すよう告げるのであった。
ムチ救出のため動くバッド・バッチだったが、ザイゲリア人のクリーチャーにより一網打尽に。
4人が捕らえられたことを知ったオメガは、囚われていたランコアを開放し混乱に乗じて4人を救い出す。
ところが、このランコアこそが少女・ムチであった。
ムチをシドのもとに連れていくため必死に追跡、なんとか手懐けることに成功。
一行は無事帰還し、フェネックに関する情報を得るのであった。

 

ザイゲリア人という、『クローン・ウォーズ』でかつて耳にした名前が久しぶりに登場。

第5話を経て、今後バッド・バッチが仕事をすることで信用とお金と仲間を手にしつつ、旅を続けるというような流れが示唆されました。

 

さて今回登場した少女・ムチ。

その正体がランコアでした!という展開も面白く、そうきたか!とワクワクしましたね。笑

 

そんなムチの奪還をシドに依頼していた人物はジャバ・ザ・ハットの右腕であるビブ・フォーチュナでした。

すなわち、ムチは後のジャバ・ザ・ハットのペットのランコア。

映画ではエピソード6にルークを襲うシーンで登場していました。

 

今作ではまだ”少女”ということで可愛らしい姿でしたが、これが後にあの姿になってしまうかと思うと少々複雑ですね……。笑

 

他作品との繋がりが次々登場してくる『バッド・バッチ』。
今までSW作品を追っていた人にとっては『マンダロリアン』に引き続きご褒美作品ですね…!

 

第6話:ドロイドの墓場

情報屋のシドから依頼された新しい仕事は、ドロイドの解体工場から戦術ドロイドを盗み出すことだった。
首尾よく工場に潜入し、戦術ドロイドを見つけたバッド・バッチ。
ところがそこに意外な人物ー、トレースとラファのマルテス姉妹が現れる。
戦術ドロイドを巡り対立する両者だったが、オメガのボウガンが暴発し、施設に閉じ込められてしまった。
対立から一転、脱出のため協力する両者。
とっさの機転を生かした戦術により、無事脱出に成功。
バッド・バッチは帝国と戦うために動くマルテス姉妹に戦術ドロイドを渡し、オード・マンデルに帰還するのであった。

 

冒頭はオメガがボウガンを練習するシーンから始まるのですが、この絶妙にバッド・バッチの面々が教えるのが下手くそな感じが良いですね。←

 

さて、シドの依頼により訪れた工場でバッド・バッチの面々が出会ったのは、『クローン・ウォーズ』シーズン6にて登場し、アソーカと共に行動したあのマルテス姉妹。

声の段階から「あっっ!!」と気づけて、ニヤニヤしてしまいました。笑

あの姉妹、元気にしていてよかった!

 

あの1件を機に、危ない仕事からは足を洗ったかのように見えましたが、帝国の誕生によりそういうわけにも行かなくなってしまったようです。

 

始めは対立する両者でしたが、最後には共闘。

この敵味方がぐるぐると入れ替わっていく感じがSWあるあるでたまりませんね。

また、オメガも着々と成長。ボウガンを安定して使えるようになっていきました。

 

徐々にオメガの活躍シーンが増えていて、見守っている身としては嬉しい限り…!笑
ラファとトレースが帝国誕生以降、どんな日々を過ごしていたのか?も気になりますね。

 

第7話:戦いの傷痕

オード・マンテルに訪れたバッド・バッチを探すとある人物。
その正体は、オーダー66を生き延びたクローン兵士・レックスだった。
久々の再開を喜ぶ彼らだったが、バッド・バッチの面々の頭脳に行動抑制チップがあることを知ったレックスは態度を一変。
「もう兄弟を葬りたくない」と口にするレックスを前に、ハンターたちは行動抑制チップを取り除くことを決意。
レックスの先導で、かつてのジェダイ・クルーザーに忍び込み、医療ベイを起動させるのであった。
ところが、処置の寸前レックスの頭痛が再発、その後「優秀な兵士は命令に従う」と口にし、オメガを撃とうとする。
間一髪のところでレックスがオメガを救い、無事処置が終了。
その後残りの三人の処置も終了し、行動抑制チップは取り除かれる。
処置を見届けたレックスは、再び戦いに加わるため、バッド・バッチに別れを告げるのであった。

 

何度もヒヤヒヤさせられ、最後にはホッとするお話でした。

 

まず、レックスの登場が嬉しい!

前回の第6話でラファたちが連絡をとっていたのはレックスだったんですね。

 

その後一行は行動抑制チップを取り除くため、かつてのジェダイ・クルーザーが打ち捨てられている惑星ブラッカへ。

ここでかつてオーダー66が発動した時点の記憶を語るレックスの姿に、それを『クローン・ウォーズ』で見ていたこちらとしては、胸を突かれます。

 

 

そして、ここでついにレッカーが行動抑制チップに操られ、敵対。

シリーズ序盤からしきりに頭痛を訴えていたという彼の伏線が回収された形です。

 

あれだけ仲良くしていたオメガに銃を向けてしまうシーンは見ていて切ないですが、このタイミングでの暴走で良かった=レッカーが敵に回る展開じゃなくてよかった…とほっとしてしまいました。

裏切り裏切られる系の物語の見過ぎかも知れません。謎の耐性がついてしまってる。笑

 

最後には全員の行動抑制チップの除去が終了。

バッド・バッチの面々が「強力な戦力になる」と戦いに誘うレックスに対し、ハンターはこう告げるのでした。

 

「だが以前と違って、優先事項が変わってな。」
「オメガと部隊に、最良の道を選ばないと。」

 

ひとまずバッドバッチの4人の行動抑制チップが取り除けて一安心。
そんな彼らのもとに、また新たな脅威が迫っているような描写で第7話は終了です。

 

第8話:再会

惑星ブラッカ内のジェダイ・クルーザ内にとどまり、今後の活動の足しにするためクルーザに残された金目のものを収集するバッド・バッチ。
ところが帝国側に見つかり、クロスヘアー率いる帝国のエリート分隊に狙われることに。
ジェダイ・クルーザの拾得物を手に逃げようとするバッドバッチだったが、クロスヘアーと再会。
説得を試みるも、抑制チップに操られたクロスヘアーの心を溶かすことはできなかった。
バット・バッチはチームで協力し、なんとか窮地を脱することに成功し、二手に別れて船を目指すことにする。
ところが、オメガを連れたハンターの目の前に立ちふさがったのは、賞金稼ぎ。
ハンターは賞金稼ぎとの撃ち合いに敗北。オメガは連れ去られてしまうのであった。

 

”オメガと部隊に最良の道を選ぶ”というハンターは、ジェダイ・クルーザ内で金目のものを探すことに。

この辺りの判断でテクやエコーと意見が割れたりしてしまうのも無理はない話。

特にエコーは以前の上官であるレックスと共に行きたい気持ちもあったことでしょう。

 

そんなバット・バッチのもとにやってきたのは、クロスヘアー率いるエリート分隊。

クロスヘアーの久々の登場、そしてタイトルの「再会」が回収されます。

 

このままクロスヘアーたちの手をかいくぐってなんとか脱出する…という流れになるかと思いきや、ハンターとオメガの前に賞金稼ぎのキャド・ベインが立ちふさがります。

思わずそのシルエットに、おおっ!と声が出てしまいました。

 

毎回「クローン・ウォーズ」の主要キャラが登場する展開はたまりません。

面白すぎる。

 

その後ハンターは撃ち合いに負け、オメガは連れ去られることに。

「クローン・ウォーズ」であれだけ暗躍したキャド・ベインなので、ここでハンターが負けてしまうのは仕方ない気がしますね…。

 

次回はバッド・バッチによるオメガ奪還戦が始まるのでしょうか。
自らの判断の結果オメガを危険に晒してしまったハンターの心中も苦しいですね…

 

第9話:失われた賞金

賞金稼ぎのキャド・ベインを雇ったのはカミーノのラマ・スー首相だった。
カミーノ人はオメガの持つ純粋なジャンゴ・フェットの遺伝子を入手しようとしていたのである。
船が着陸する寸前、オメガは持ち前の頭脳を生かしてキャドの船から脱出しハンターたちバッド・バッチに連絡を取ることに成功するが、すぐにキャドに見つかり再び捕らわれてしまう。
ところが取引相手のカミーノ人、トーン・ウィーは同じくオメガを狙う賞金稼ぎのフェネック・シャンドによってたおされていた。
キャドとフェネックが争う中、オメガは自力でなんとかハンターたちと連絡を取り、脱出。
無事バッド・バッチとの合流を果たすのであった…。

 

オメガ大活躍の回。

彼女がもともと持つ頭脳と、バッド・バッチと行動をともにしたことにより身につけた身のこなしと胆力、それらすべてが凝縮された25分間で、彼女の成長に感動してしまいましたよ…。←

 

さてキャド・ベインの前に立ちふさがったのは、同じく賞金稼ぎのフェネック・シャンド。

後に『マンダロリアン』の時代には誰も寄せ付けない敏腕賞金稼ぎとなっているフェネックですが、この時代はまだキャドのほうが大きな顔をしているんですね。

 

そのフェネックの雇い主が物語のラストで、カミーノ人で何かとオメガに肩入れしていたナラ・セであることが判明。

なるほど、フェネックの言っていた、「あなたを助けたい」との言葉は嘘では無かったようです。

フェネックはなんだか個人的にもオメガに肩入れしているように見えるため、今後も登場するのでは?と踏んでいます。

 

さて、無事バッド・バッチと再会を果たしたオメガですが、その表情は不安げで。

ハンターに対してその不安を口にするのでした。

 

私に価値があるなら、ラマ・スーは追手を送り続ける。

 

オメガ、幸せになってくれ…!と思わずにはいられない回でした。

 

第10話:対等な仲間

かつては分離主義勢力の1つであった惑星ラクロスの首都に現れた帝国軍のキャプテン・ブラッグは、民衆に対して、独立星系連合に属していた星も公平に扱うと約束するが、外出禁止令を発出する。
これに対し帝国の傀儡になることを危惧した元元老院議員のアヴィ・シンは立ち上がるも、逮捕される。
そこで彼のドロイドであるGS-8は密かに救助を要請する連絡を出す。
これを受けたのはシド。シドは次なるミッションとしてバッド・バッチにこの案件を持ち込む。
ハンターは帝国の支配地にオメガを連れては行けないと考え、オメガを置いて任務に出発するのだったが…。

 

ハンターたち四人が任務に当たる姿と、置いてけぼりを食らったオメガの行動との対比がメインで描かれる今回。

更には、かつて共和国側の兵士として戦ったハンターたちが、かつての分離主義勢力を救うという皮肉や、帝国の占領の方法も垣間見え、なかなか盛りだくさんの回でしたね。

 

任務にあたるハンターが時折思わずオメガを呼びかけてしまうシーンを見るたび、こちらとしては胸が温かくなりました。

 

ハンターたちの任務サイドも当然面白いのですが、一方で光っていたのは残された側のオメガ。

ハンターたちが不在の間にオメガはその戦術の才能を存分に開花させ、なんとミッションとは別の方法でバッド・バッチを借金の鎖から解き放ってしまいました。

 

オメガは名実ともに、「対等な仲間」となれたわけです。

 

このジャンゴ・フェット譲りの才能がこの後の物語に与える影響とは。

そして、借金という縛りがなくなったバッド・バッチはこの先自由に動けるようになるわけです。次回以降大きく物語が動くかも知れません。

 

オメガのハンターを見つけたときの表情が素敵すぎた!!

 

第11話:悪魔の契約

かつてクローン・トルーパーとライノックの民がともに戦い、分離主義勢力を退けた惑星、ライロス。
元老院議員のオーン・フリー・ターは、帝国の取り計らいによる新たな精製所が、ライロスに安定と繁栄をもたらすことを演説するも、民衆はクローン兵が常駐すること、そしてすべての武器を取り上げられることに懐疑的だった。
一方チャム・シンドゥーラの娘であるヘラは叔父のゴビと共に武器の密輸に参加。そこで武器を運んできたバッド・バッチ、そしてオメガと出会う。
ところが武器を密輸したことが帝国軍に気づかれてしまい、ヘラたちは反逆罪に問われることとなってしまうのであった…。

 

なんと今回の主人公はバッド・バッチ…、ではなくチャム・シンドゥーラの娘、ヘラ。

彼女は別の作品「スター・ウォーズ 反乱者たち」にて帝国軍の圧政に反乱する反乱者として描かれているキャラクターです

 

 

まさか7年越しに彼女のバックグラウンドが描かれることになるとは。

実は私はまだ反乱者たちを追えていないため、反省して正座して見始めようと思います。これは完全に私が悪かった。←

 

どちらかと言うと、『クローン・ウォーズ』でのライロス線ははっきりと覚えているので、あのライロスがせっかく終戦したのにこんなことになるとは…、という思いが強くあります。

一体なんのための戦争だったのか、と少し忘れていたこの理不尽さを突きつけられる思いですね…。

 

物語のラストでは、ランパート中尉の目論見によりヘラの両親が逮捕される事態に。

次回はライロスにバッド・バッチが駆けつける事となるのでしょう。

 

スターウォーズの世界の広さを改めて感じさせられました…!

 

第12話:ライロスからのSOS

両親が逮捕され一人逃げ延びたヘラは、オメガに教えてもらった緊急回線を用いてバッド・バッチに助けを求める。
任務では無いのにヘラを助けに行くことに対して消極的なバッド・バッチだったが、オメガの一言により救助に向かうことを決意する。
ライロスをよく知るヘラはオメガに助けられ作戦を立てる。
そしてヘラとバッド・バッチによる救助作戦がスタートした…。

 

前回の想定通り、バッド・バッチがヘラを救助する流れに。

 

「誰かが困るたびに危険は冒せない」と渋るハンターに対して、オメガが

「なんで?兵士の努めでしょ」と返したシーンがものすごく良かったですね。

 

さてヘラを救うことを決めるも、首都の警備がガチガチなことと、クロスヘアーがいたことによりヘラの両親の救助を断るバッド・バッチ。

そこでもオメガが大活躍。

 

「ライロスは故郷でしょ」

とヘラを勇気づけ、ヘラ自身が地の利を生かした作戦を導き出す手助けをするのでした。

恐らくこのことが後のヘラの身の振り方に大きく影響を与えているのでしょう。ああ、反乱者たち見なきゃ…。

 

更にはヘラとオメガが自らシャトルをぶっ放し作戦にダイレクトに参加するなど、大活躍。

このシーンのオメガとテクの無線のやり取りは可愛かったですね。

テクさん戸惑いすぎです。笑

 

ラストには、クロスヘアーがランパート中尉からクローンフォース99の追跡の許可を得ます。

ついにランパート中尉もクローンフォース99の価値を完全に認めた回となりました。

 

今回で一旦ライロス編は終了。次回以降いよいよクロスヘアーとの対決へと向かっていくのでしょうか…?

 

第13話:群れ

任務を終えたバッド・バッチがオード・マンテルに帰還すると、シドの店はローランドにより占拠されていた。
シドによると密輸の中継地として占拠したとのこと。そしてシドはバッド・バッチに、ローランドがパイクに売ろうとしているスパイスを強奪し、店を取り返すことを持ちかけるのだが…。

 

クロスヘアー編になるかと思いきや、オード・マンテルでの店奪還戦に。

 

スパイスとパイク団をめぐる争いは、『クローン・ウォーズ』でも何度か描かれた話。

アソーカとマルテス姉妹の物語が懐かしいですね。

 

今回のタイトルである”群れ”とは、スパイスを強奪しに行く際、地下道にいるクリーチャーのアーリング

この群れの映像が絶妙に気持ち悪く、うわああ…と思わず声が出ちゃいました。←

 

借金は返し終わっているものの、バッド・バッチはシドのもとにいる様子。

お金だけではない繋がりになりつつあるのが、見ていて良いなあと思いました。

 

バッド・バッチも残すところ3話。
どのように物語を締めくくるのでしょうか?
(なんとなくシーズン2やりそうな気がする…)

 

第14話:

Coming Soon

 

第15話:

Coming Soon

 

第16話:

Coming Soon

 

Twitterをチェックしよう!

BeePlus【びーとりっぷ】のTwitterでは、
yu-が見た映画や関連情報について、
リアルタイムな情報&コメントをお届けします。
この記事が気に入ったらフォローしよう!

おすすめの記事