【ネタバレ】映画『るろうに剣心』のあらすじ結末と感想!最終章公開前の復習に!10年経っても色褪せぬ映画

こんにちは、yu-です!

 

さて今週金曜日2021年4月23日に、およそ7年ぶりの新作にして最終章、『るろうに剣心 The Final』が公開予定です

 

シリーズのスタートから数えるとおよそ10年。

 

最初にこの映画を見た時は何歳だったかな、と考えるとちょっとゾッとするレベルの年数にまたがるこの映画

ファンにとっては待望の、ファンじゃない人にとっても待望の最新作公開を目前に控えている今日このごろですが、ここでふと私は気が付きました。

 

やばい、ぼーーんやりとしか覚えてない……!!

 

それもそのはず。

なんせ映画を最初に見たのは10年前。

 

当時は非常にハマって楽しくて、そのへんの木の枝を振り回したい衝動に駆られて…、良い思い出です。

 

ただ問題が、当時はなかったんですよね。

何が?…動画配信サービスが。

 

そう考えるととんでもなく便利な時代になったものですね…。←

 

というわけで、最新作の公開前にここで一度全部復習するぞ!となり、早速第一作目を鑑賞しました。

見たいと思った時にボタン一つで見れる…、便利な時代になった(以下略)。

 

今回の記事では、そんな映画『るろうに剣心』について、あらすじと感想をお伝えしていきたいと思います。

 

昔見ていたし最新の映画をみたい!
でも全部見て復習する時間は無い!そんなあなたにこの記事を贈ります。
1分30秒で映画『るろうに剣心』を復習していきましょう!

 

 

作品情報

 

公開年 2012年
上映時間 134分
スタッフ 監督:大友啓史

エグゼクティブプロデューサー:小岩井宏悦

プロデューサー:久保田修

おすすめ度

 

「週刊少年ジャンプ」連載マンガ原作の作品

映画『るろうに剣心』は、1994~99年に「週刊少年ジャンプ」で連載されていた和月伸宏の剣客漫画「るろうに剣心」を実写映画化したものです。

 

 

テレビアニメ化もされ人気を博した作品で、実写化に関しても非常に注目を集めていました。

 

あらすじ

幕末の動乱に揺れる京都に名を轟かせる、凄腕の暗殺者・緋村剣心、またの名を「人斬り抜刀斎」。
彼はその神速の剣技により幕府要人や佐幕派の武士達を震撼させていたが、天下分け目の鳥羽・伏見の戦いを期に剣を起き、人の命を奪うことを良しとしない「不殺の誓い」をたて日本各地を流れる流浪の旅人となるのであった。それから時を経ること10年。
剣心が東京に流れ着いた頃、巷では中毒性の高い新型阿片の密売や、“神谷活心流 人斬り抜刀斎”を騙る辻斬りが現れ、剣心自信否応なしに事件に巻き込まれていくのだった…。

 

【ネタバレ】物語の結末まで解説

 

久しぶり、それこそ劇場公開以来ほぼ10年ぶりに映画『るろうに剣心』を見た私でしたが、その色褪せぬ面白さに見入ること134分。

いやほんとあっという間でしたね…!

 

さてそんな映画『るろうに剣心』について、物語の結末まで解説していきたいと思います。

 

あー!こんな感じだった!!と思い出しながら楽しむ、というのもなかなか新鮮で楽しかったです😊

 

①伝説の「人斬り抜刀斎」と緋村剣心、そして出会い

緋村剣心が「不殺の誓い」をたて流浪の旅人となってから10年。
剣心が東京に流れ着いた頃、裏では悪徳商人である武田観柳が、身寄りのない医者の末裔である恵を囲って阿片を開発。
阿片を用いて財産を成し街を支配することを画策していたが、恵は隙を見て観柳のもとから逃げ出した。
逃げた恵を追い、観柳は“神谷活心流 人斬り抜刀斎”を騙る辻斬り・鵜堂刃衛を街に差し向けるのであった。
そんな折、剣心は神谷活心流の道場主・薫に出会う。
薫は剣心を刃衛と勘違いして挑みかかるが、軽くいなされる。
その直後に薫は刃衛と遭遇し、斬られそうになったところを剣心に救われるのであった。

 

物語は天下分け目の一戦・鳥羽・伏見の戦いで維新側が勝利したシーンから始まります。

 

その戦いを終えて剣を起き、「不死の誓い」を立てる剣心。

ここでいう”不死”は”ころさず”と読み、人の命を奪わない、という内容の誓いとなります。

 

この誓を遂行するために剣心が持つ刀は、”逆刃刀”

通常の刀とは逆で、相手に振り下ろす方ではなく自分側に刃がついた、人の命を奪うことを目的とした実戦では全く役に立たない刀で、剣心の象徴とも言える代物です。

 

この誓いに従い、人の命を奪うこと無く流浪の旅を続けながら人を助け歩くこと10年。

東京に流れ着き、神谷活心流の道場主・薫と出会ったことにより剣心の物語が動き出します。

 

序盤の不穏すぎるシーンから、町中を歩くときの平穏すぎるシーンのギャップに、
「ああ時代は変わったんだなあ」と実感させられる序盤です。
その裏で陰謀が動いていき、平穏なはずの街に暗い影を落としていきます…。

 

鳥羽・伏見の戦いについて

さて。

実は私、漢字を覚えたくない!などという非常に怠慢な理由により学生時代に日本史を遠ざけていた身。

故に、恐ろしいことに、”鳥羽・伏見の戦い”と言われてもピンとこない、とかいうトンデモ事態が発生しました。

 

ところがこの鳥羽・伏見の戦い、今後の物語にも深く関わる大切な事項。

これを知らずに見進めて私は大混乱に陥ったので、ここで軽く触れておきます。

 

大政奉還後まもない1868年1月、山城国の鳥羽、伏見において、薩摩・長州の軍勢と旧幕府の軍勢が交戦した出来事。鳥羽伏見の戦いを端緒として戊辰戦争が始まった。江戸幕府の終わりから明治新政府の樹立にいたる過渡期の事件といえる。

 

鳥羽・伏見の戦いをきっかけとして戊辰戦争が始まり、その結果江戸幕府軍を完全に退けた薩長側・維新側・新政府側が勝利した。

すなわち、鳥羽・伏見の戦いが明治新政府が成立するためのとてつもなく大事な一戦だった、というわけです。

 

 

もちろん歴史的にはもっと需要な事項がある(らしい)のですが、映画を楽しむ分には最低限この知識があればOKです。

 

②神谷道場襲撃と再会

剣心と別れ、神谷道場へ戻った薫の元へ、観柳の手下たちが道場の土地を譲るよう主張し押しかけてくる。
観柳が禁制品を取り扱う港を新設するために、神谷道場の界隈はうってつけの場所にあったためである。
そこに現れた剣心は手下たちを皆昏倒させていく。
駆けつけてきた警官隊に騒動の原因は自分にあって道場は無関係だと告げ、手下ともども警察へ連行される。警察では、山県有朋と斎藤一ー剣心が人斬り抜刀斎であることを知っている2人ーが剣心を待ち構えていた。
彼らは剣心に新型阿片の捜査協力を願うが、剣心はこれを断り釈放となる。
雨の中で剣心を薫が出迎えて道場へ案内する一方で、逃亡中の恵は神谷道場に居候する士族の少年・明神弥彦と出会い、同じく道場に居つくことになるのであった。

 

観柳の陰謀が動き、町外れの道場である薫の元へ直接暴力をふるいに来ます。

「港を作るのにそこちょうどよいからどけー!」という理屈で手下を差し向けて無理やり押しかける…というもうやってることが完全に悪の観柳。

こいつヤバいな、とこのあたりで腹落ちしてきます。

 

その後警察に連行された剣心が出会ったのは、山県有朋と斎藤一。

 

「不死の誓い」をたて、刃が自分に向いた”逆刃刀”を持つ剣心に厳しい言葉を投げかけます。

 

己に向いた刃はやがてお前を苦しめることになるぞ。

 

その後釈放され道場に戻る剣心。
同じく道場には、渦中の人物・恵が居着くことに。
これは確実に波乱の原因だぞ…?と思わずにはいられませんね。

 

③観柳の誘いと毒

道場で平穏な日々を過ごす剣心たち。
ある日町中の牛鍋を食べに行くと、剣心に手下を倒された観柳が現れ、剣心をお金で雇おうとするも失敗。
その場で剣心は喧嘩屋の左之介と出会うのであった。その後、町の住人の多くが急に苦しみだす事件が起きる。
恵はこれが井戸に入れられた毒のためと知り、治療に奔走する。
そう、この毒は観柳の手のものによる作着だったのだ。
治療が一段落すると、恵は町の住人にこれ以上迷惑が掛らぬようにと、自ら観柳の屋敷に戻るのであった。

 

観柳のどこまでも黒く、どこまでもセコい性格が存分に溢れるシーンが沢山。

井戸に毒を入れて圧力をかける、とかもはや人のすることではありませんねほんと。←

 

一方で牛鍋屋で出会った左之介。

こいつがコレまた見ていてもうスッキリするくらいサバサバした人物で。

剣心と一戦交えますが、「喧嘩屋だから喧嘩だ!」「お前(剣心)強いな!!」「参った!!」と、もう気持ち良いくらいサッパリした態度を見せてくれます。

 

さてそのことで責任を感じた恵は、胸に一大決心を秘め、一人自ら観柳の屋敷に戻ってしまうのでした。

 

観柳の黒くドロドロした雰囲気と、左之助のサッパリとサバサバした雰囲気のギャップがものすごく感じられるシーンです。
この頃には、見ているこちらも「観柳、許すまじ…!!」と強い思いに駆られています。

 

④観柳邸の戦いと「不殺の誓い」の真価

 

観柳邸に戻った恵は、観柳の命を奪おうとするも失敗、投獄されてしまう。
恵のお記書きを見た剣心は、左之助とともに観柳邸に乗り込んでいく。観柳の手下を倒し、観柳のもとにたどり着いた彼らは、斎藤一の手助けも得て見事撃破。
一方で薫が刃衛によって連れ去られてしまっていた。
刃衛は薫をダシに剣心との戦いを望んでいるのだった。今度は薫を救うために刃衛のもとへ向かった剣心だったが、刃衛の策略通り、怒りによってかつての人斬りへと立ち戻りかけてしまう。
間一髪のその時、薫の言葉によって剣心は我に返り、刃衛を殺すことなく決着をつけるのであった。

 

観柳邸での一対多の大立ち回り、観柳の手下との一対一の目も止まらぬ速さの戦闘、対観柳との戦闘、そして刃衛との戦闘…。

 

もう瞬きできないレベルで速く、壮大で興奮する戦闘シーンを、これでもか!!!というほど見せつけてくれます。

 

これらの戦闘シーンの数々はもう圧巻、の一言。

邦画を見下しているわけではないのですが、そのアクションシーンは日本映画にもこんなに本格的でド派手なアクション映画があったのか…!!と思わせられるほど。

 

人によって好みはあると思いますが、私は一対一の戦闘も好きですが、一対多の大立ち回りが大好きです。

強い人がばったばったと倒すシーンが好きでたまらないんですよね。笑

 

ラストシーン、あと一歩のところでなんとか”人斬り”に戻らず、踏みとどまった剣心。

一方で「人を斬らずに人を助ける」ことの厳しさを改めて突きつけられるのでした。

 

以上が映画『るろうに剣心』の物語です。
なんとなく思い出すことができましたでしょうか?

 

【まとめ】最終章を心待ちに

 

さて今回の記事では、映画『るろうに剣心』のあらすじ結末と感想をお伝えしていきました。

 

10年経っているとは思えないほどの映像とアクション。

その作品は今でも全く色褪せること無く楽しむことができます。

 

漢字が苦手で日本史に若干アレルギーのある私でも全くその部分が問題になること無く楽しめる、文句無しで良作ですね!笑

 

最新作に向けた復習に少しでも役に立てば幸いです。
楽しんでいきましょう~!!

 

 

 

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