第4話「アルダーニ」"キャシアン・アンドー"シーズン1ネタバレ解説|反乱作戦、帝国、議会…全方位で動き出す!

こんにちは、ゆーです!
2022年9月21日、スター・ウォーズのドラマシリーズ『キャシアン・アンドー』が配信開始されました!
スター・ウォーズ最高傑作とも称される『ローグ・ワン』で、命懸けのミッションに挑んだキャシアン・アンドー。
本作はその前日譚を描いたオリジナルドラマとなります。
今回の記事は、そんなスター・ウォーズのドラシリーズ『キャシアン・アンドー』シーズン1 第4話についてネタバレありで映画の感想&考察をお届けします◎
ディズニー映画を見るならディズニープラスで!
今回の記事で紹介する作品は、ディズニーの動画配信サービスディズニープラスで視聴可能となります。
ディズニー映画を一気見するならディズニープラスが最もおすすめです。
![]() Amazonプライムビデオ | 30日間の無料体験実施中! プライム会員特典の一部として利用可能。 オリジナル作品や映画、アニメも豊富でコスパ◎。 →詳しくはこちら |
![]() ディズニープラス | 月額990円〜で映画もアニメもドラマも見放題! ディズニー作品が見放題なのはここだけ。 →詳しくはこちら |
![]() U-NEXT | まずは31日間の無料トライアルを始める! 見放題作品数が国内最大級。 映画、アニメ、ドラマに加え、電子書籍や漫画の購入にも対応。 →詳しくはこちら |
![]() Hulu | 月額1,026円で人気の映画もドラマもバラエティも見放題! Disney +とセットで楽しめるオトクなプランも! →詳しくはこちら |
作品情報
公開年 | 2022年9月21日~11月23日 | ||
---|---|---|---|
上映時間 | 各話30~50分程度のドラマ形式 ※12話 | ||
原題 | Andor |
キャシアン・アンドーの過去を描く作品
『キャシアン・アンドー』は、映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の主人公キャシアン・アンドーの過去を描いたスピンオフドラマ。
帝国の圧政が強まる中、名もなき人々がどのようにして反乱の火を灯していったのか、その始まりを描いています。
帝国圧政の中、仲間たちとともに反乱の火を灯したキャシアンは、いかにしてリーダーへと変貌を遂げるのか。
のちにルーク、レイアたちが率いる反乱軍は、どのようにして生まれたのか。
伝説の原点へと続く、名もなき戦士たちの“希望”の物語が、いま始まる―
映画『ローグ・ワン』の前日譚!映画より前の時系列の作品なので、映画未視聴でも全く問題なく楽しめます◎
各エピソードについて
話数 | タイトル | 公開日 |
---|---|---|
1 | キャサ | 2022年9月21日 |
2 | 俺かもしれない | 2022年9月21日 |
3 | 報いの音 | 2022年9月21日 |
4 | アルダーニ ★今回の記事 | 2022年9月28日 |
5 | やった側は忘れる | 2022年10月5日 |
6 | 目 | 2022年10月12日 |
7 | 声明 | 2022年10月19日 |
8 | ナーキーナ・ファイブ | 2022年10月26日 |
9 | 誰も聞いちゃいない! | 2022年11月2日 |
10 | 道はひとつ | 2022年11月9日 |
11 | フェリックスの娘 | 2022年11月16日 |
12 | リックス通り | 2022年11月23日 |
キャシアン・アンドーについてのQ&A
はい、楽しめます!
今作品は『ローグ・ワン』よりも時系列としては前になるため、『ローグ・ワン』を未視聴でも十分楽しめます。
吹替キャスト情報は以下です。
登場人物 | キャスト | 日本語吹き替え |
---|---|---|
キャシアン・アンドー | ディエゴ・ルナ | 加瀬 康之 |
モン・モスマ | ジェネヴィーヴ・オーライリー | さとう あい |
ソウ・ゲレラ | フォレスト・ウィテカー | 立木 文彦 |
ルーセン・レイエル | ステラン・スカルスガルド | 菅生 隆之 |
ビックス・カリーン | アドリア・アルホナ | 米田 えん |
マーヴァ・アンドー | フィオナ・ショウ | 一柳 みる |
B2EMO | デイブ・チャップマン(声) | 長谷川 敦央 |
ブラッソ | ジョプリン・シブテン | 広田 みのる |
ティム | ジェームズ・マクアードル | 野口 雄介 |
クレム・アンドー | ゲーリー・ビードル | 小山 剛志 |
ヴェル | フェイ・マーセイ | ニケライ・ファラナーゼ |
ネミック | アレックス・ローサー | 朝比奈 拓見 |
タラミン | ガーシュウィン・ユスターシュ ・Jnr | 田島 章寛 |
スキーン | エボン・モス=バクラック | 小原 雅人 |
シンタ | ヴァラダ・セィスー | 千種 春樹 |
クレヤ | エリザベス・デュラウ | 佐古 真弓 |
テイ・コルマ | ベン・マイルズ | 斧 アツシ |
ペリン | アラステア・マッケンジー | ボルケーノ太田 |
リーダ | ブロンテ・カーマイケル | 神戸 光歩 |
ダヴォ・スカルダン | リチャード・ディレイン | 原 康義 |
シリル・カーン | カイル・ソーラー | 小林 親弘 |
デドラ・ミーロ | デニース・ゴフ | 浅野 まゆみ |
パータガス少佐 | アントン・レッサー | 高岡 瓶々 |
ゴーン中尉 | スーレ・リミ | 坂詰 貴之 |
ユラーレン大佐 | マルコム・シンクレア | 星野 充昭 |
モスク | アレックス・ファーンズ | 駒谷 昌男 |
ブレヴィン | ベン・ベイリー・スミス | 福田 賢二 |
ビーハズ | スタンリー・タウンゼント | 玉野井 直樹 |
ロ二・ヤング | ロバート・エムズ | 藤高 智大 |
コーヴ | Noof Ousellam | 田村 真 |
ラグレット | マイケル・ジェン | 佐瀬 弘幸 |
キノ・ロイ | アンディ・サーキス | 相沢 まさき |
メルシ | ダンカン・パウ | ふくまつ 進紗 |
ウラフ | クリストファー・フェアバンク | 吉富 英治 |
ジェンボック | ブライアン・ボーヴェル | かぬか 光明 |
ターガ | トム・リード | 関 雄 |
ゾール | ジョセフ・デイビーズ | 板倉 光隆 |
イーディ・カーン | キャサリン・ハンター | 伊沢 磨紀 |
トゥー・チューブス | エイダン・クック |
ディズニープラスで4月23日(水)独占配信が開始されました!
第1話あらすじ
帝国の支配下にある惑星アルダーニ。
ルーセンに連れられ、反乱グループと合流したキャシアンは、偽名“クレム”として帝国の基地襲撃計画に参加することに。
一方、帝国側ではモン・モスマ議員の動きや、保安局の再編も進行。
各視点が交錯しながら、“反乱”というテーマが本格的に浮かび上がってくる――。
【ネタバレ感想】反乱の輪郭が見え始める「準備」の回
新たな舞台:アルダーニへ
第四話は、ルーセンの船のシーンからスタート。
第四話以降も、第三話までと同様キャシアンを主人公に置きつつも、それ以外のシーンと順次入れ替わりながら描かれる形式で物語が進行します。
さて、第三話のラストでルーセンとともにフェリックスを脱出したキャシアン。
改めてキャシアンはルーセンから反乱への誘いを受け、このままの生活を続けるか、帝国と戦うルーセンを手伝うのかの二択を迫られます。
第三話ではある程度謎めいた言い回しをしていたルーセンでしたが、ここで明確に反乱側の人間であることを明言。
そのことに気がついたキャシアンですが、そうした反乱活動は「無意味」だと言い切り、「生きたいだけだ」「食って、寝て、好きにやる。それが俺だ」と言い放ちます。
ルーセンの誘いに乗って、反乱の意思を固めたように見えていましたが、あくまであれば一時的な共闘だったというわけですね。
そんなキャシアンに対して、勧誘の手を止めないルーセン。
キャシアンの過去を次々と言い当て、キャシアンにこう伝えます。
私や己に何と言い聞かせようが、君は最終的に奴らと戦って死ぬ
だから聞こう
どうせなら今大義に見を捧げないか
無意味に命を削って塵と消えるより
このセリフには唸りましたね…。
これまでの三話を見ている限り、キャシアン自身がどう思おうと、その気性は止めることはできず。
今後も波乱に満ちた、でもルーセンから見たら”無意味”な人生を送り、どこかのタイミングで命を落とすことになるのが想像つきます。
それをキャシアン自身も納得したのか、思うところがあったのか。
この言葉で心を動かされ、具体的な条件を聞く=乗り気になる、に至るのでした。
条件は20万クレジット。
スター・ウォーズの世界の通貨である1クレジットは1USD換算で考えて良いので、今回の仕事だけでおよそ2000万円相当を手にすることになるわけです。破格だ。
このルーセンとのやり取りを経て、映画『ローグ・ワン』を見返すと、非常に胸が熱くなります
帝国側の動きとデドラの登場
場面は変わり、コルサントへ。
帝国保安局(ISB)の会議の様子が描かれ、今回から新たに登場したデドラ・ミーロを中心とした、帝国側の動きが描かれます。
会議で諸々の報告がされる中、フェリックスでの現地企業の失態についても話題に上がります。
ちょくちょく『クローン・ウォーズ』や『反乱者たち』で耳にした惑星も報告されていましたね。
そんな男性ばかりの帝国保安局の中で、唯一の女性であるデドラ。
フェリックスで見つかったスターパスユニットの扱いを巡り、同僚や上司とぶつかる場面も描かれました。
どうやらスターパスユニットは元々デドラの管轄のものだった模様。
それがフェリックスで見つかった、と聞き、元々警察機関の出身であるデドラは、自身の感覚や勘によって反乱分子の動きを警戒しているようです。
ところが、上司であるパータガス少佐からは「確固たる証拠を示せ」とブレーキをかけられることに。
君に対する評価基準は高い
不公平かもしれんが乗り越えてこそ、輝かしいキャリアの礎となり得る
君はもっと有能で賢く振る舞える
だから我々は君を迎え入れた
…要は”わきまえろ”ということでしょう。
反乱側に肩入れすると、こうやって帝国側が女性であることを理由に二の足を踏んでくれているのは大変ありがたい状況ではあるのですが、このときのデドラの心中は察するものがありますね…。
ここで描かれるパータガス少佐は、前話までのシリルの上司のような阿呆(あるいは事なかれ主義)では無く、むしろ帝国内でも優秀なタイプなので、”賢く振る舞う”ことが重要だと言うのも頷けるのですが。
こういう組織ならでは、のような動きにくさや、女性ならではの抑圧は、やはり見ていて考えさせられるものがあるなと思います。
さて、一方同じく帝国側のシリルは、前話までの失態によりプリ=モーの居住区域からも追い出され、実家に帰されることに。
帝国保安局のブレヴィンに「保安企業の失態はあまた知っているが、これは最強だ」と強烈な叱責を受けますが、うん、まあ、合ってるなあ。笑
今回の失態により、モラーナ星系は永久に帝国の支配下になったようです。
まあ、うん。シリルや保安企業側についてはそれくらいの失態は確かにやらかしているのでもう弁護の余地もありません。
とは言え今後のモラーナ星系、ひいてはフェリックスの今後が心配される展開となりました。
反乱側を追い詰める立場の帝国側の動きが緻密に描かれます。
ルーセンの表の姿とモン・モスマ
一方こちらもコルサント。
ルーセンは船内で着替えと変装を済ませ、優雅な古物商としてのもう一つの”表”の姿に変身します。
なるほど、ルーセンはこうやって表と裏を使い分けることで反乱の芽を育てていたわけですね。
そんなルーセンのお店にやってきたのは、元老院議員のモン・モスマ。
『クローン・ウォーズ』でもパドメ等と手を取り合う善意の議員として活躍しており、帝国が倒れた後は新共和国の初代議員に選出される人物ですが、帝国時代はこうやって裏でルーセンと繋がって、同じく反乱の芽を育てていたことが明かされました。
後に『反乱者たち』にも登場する人物なので、そこに至るまでに何があったのか?というモン・モスマ側の視点も描かれるのは嬉しいですね。
モン・モスマはどうやら金策に苦慮している様子。
さらにルーセンとの会合を終えて自宅に戻ると、今度は夫のペリンが帝国側の客を食事に招いている状況でした。
立場は全く異なれど、奇しくもデドラと似たような抑圧と苦境に立たされているモン・モスマ。
この二人の対比も見どころだなと思います。
モン・モスマの活躍が見れるのは嬉しい!
アルダーニでの作戦と仲間
アルダーニに到着したキャシアン。
そこで紹介されたのは、キャシアンが加わるグループのリーダーであるヴェルでした。
どうやら今回キャシアンが参加するのは、アルダーニで5ヶ月にもわたって準備された帝国基地からの強奪作戦。
すでにメンバーも揃っている状況から、作戦開始の3日前に飛び入り参加となるわけです。
当然「今新顔を入れたら統制が乱れる」と反感を示すヴェル。そんなヴェルに対し、「彼を受け入れるか、中止かだ」と有無を言わさずに受け入れさせるルーセン。
挙げ句、キャシアンに問題があれば切り捨てろ、それができる人材であることも強みだと言い放ちます。
このあたりの冷たさ、強引さも反乱側ならではの動きのように見えます。
『反乱者たち』のソウ・ゲレラの激しさは特に顕著ですが、そういう冷たさや激しさが無いと、帝国をぶっ倒すなどということはできないのだという、綺麗事ではない世界が描かれます。
最終的に折れたヴェル。キャシアンを連れて仲間の元へと向かいます。
ここで登場するのは、今回アルダーニの作戦をともにする反乱チームのメンバーたち。
皆癖が強そうな人物ですが、全員何かを背負っている感じがヒリヒリしますね。
当たり前のようにキャシアンの参加に反感を示しつつ、ヴェルの有無を言わさぬ口調に渋々ながらもキャシアンを受け入れるメンバーたち。
さらに遅れて帝国側の協力者である、アルダーニで7年も過ごしているゴーン中尉という人物まで登場。
作戦の本気度が伝わる上、このタイミングでのキャシアンの参加に反感が募るのもそりゃ納得です。
アルダーニ作戦は、帝国が全宙域の補給基地に仕立てたアルダーニ要塞から、”ロノ”という船で逃げるという非常に無謀なもの。
ですが、この作戦にはアルダーニならではの肝がある。
それは、3年に一度、アルダーニで見ることができる「マック=アーニ・ブレイ・ダーニ(アルダーニの目)」という50もの流星が降り注ぐ天体現象。
この現象に紛れて脱出を果たす、という作戦なのでした。
天体現象や自然現象、あるいはフォースによる現象。そういったものを信じ、助けられて勝利を掴む、というのは反乱サイドのお決まりパターンでもありますね。
反乱に向けた「準備」の回
アルダーニではヴェル率いる反乱チームが3日後に控えた作戦に備える。
モン・モスマは自身の立場の仕事と金策に動く。
その裏でルーセンは糸を引く。
シリルは実家に戻され、デドラは抑圧されながらも自身の力でのし上がろうとする。
そんなそれぞれの動きと思惑が描かれ、第4話は終了します。
各登場人物が今後どう動くのか。キャシアンたちアルダーニの作戦はどんな展開を見せるのか。
次回が待ち切れない、ちょうど良いタイミングの幕引きでした!
まとめ
今回は、『キャシアン・アンドー』シーズン1 第4話「アルダーニ」について、ネタバレ感想&考察をお届けしました。
これまでとは異なり、フェリックスを飛び出したキャシアンを中心に、各登場人物の準備と紹介に特化した構成。
反乱計画の具体的な輪郭や、モン・モスマやルーセンなどの反乱サイドの動き、帝国保安局などほかの勢力の動きも描かれ、物語が多面的に広がっていきましたね…!
いよいよ次回、アルダーニでの作戦が動き出す…?!
この感想記事が参考になった方は、次回の第5話のレビューもぜひお楽しみに!
✨InstagramやXでも更新通知&小ネタを発信中! →https://x.com/bee_trip1
前回第3話のレビューも合わせてチェック👀