こんにちは、yu-です!
さて本日16:00に『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』の第4話が配信開始されました。
全6話のシリーズも半分を過ぎ、いよいよ緊迫の展開へ。
先が気になって、常に金曜日を心待ちにする日々を過ごしていますが、それも後2週間かと思うと、寂しい。
早く続きが見たいけれど、終わってしまうのが悲しい、というジレンマに苛まれてしまっています。笑
今回の記事では、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』の第4話「世界注視の中で」について語っていきたいと思います!
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Contents
作品情報
公開年 | 2021年3月19日~4月23日 | ||
---|---|---|---|
上映時間 | 各話50分程度のドラマ形式 | ||
原題 | The Falcon and the Winter Soldier | ||
スタッフ | 監督:カリ・スコグランド 脚本:マルコム・スペルマン |
||
おすすめ度 |
|
(この基準だと今度のMCU作品すべて☆5になってしまう……😅)
MCU最新作のDisney+作品
今作『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』は『ワンダヴィジョン』に次ぐDisney+作品の第二作品目です。
”指パッチン”の後の世界
今作『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』は、作中で語られたことにはあのサノスの”指パッチン”から5ヶ月後が舞台。
となると、『エンドゲーム』以降の3つの作品の時系列はこのようになります。
あらすじ
バーンズ・サム・ジモの3人はドンニャ・マダーニの葬式にフラッグ・シュマッシャーズのリーダー・カーリーがやってくると踏み、待ち伏せをすることに。
ところが、そこに新・キャプテンのジョン・ウォーカーとレマーが合流。
お互いの思いが交差する中、超人血清を手にカーリーが現れるのであった…。
【ネタバレ感想】開いた口が塞がらない…、衝撃の展開
やばいですね、第4話。
今までドラマシリーズで登場した重要人物が一同に会し、お互いの思いが錯綜していく。
そして今回も、更にパワーアップしたアクションを見せつけてくれました。
後半はもう怒涛の、衝撃の展開に開いた口が塞がらず、見終わった後全力で水分補給をする羽目になりましたね…。
①ドンニャ・マダーニの葬式とカーリーとの邂逅
サムとバーンズは聞き込みに失敗するも、ターキッシュ・デライトを巧みに使用したジモは日時を聞き出すことに成功する。
その後葬式に向かう3人だったが、そこに現れたのはジョン・ウォーカーとレマー。
ジモを逮捕しに来た彼らだったが、3人の作戦を聞き、カーリー捕縛のため同行することに。
全く聞き込みができないサム&バーンズ組と、ツボを抑えてうまくいくジモ。
序盤のこの対比が良かったですね。笑
ちなみに”ターキッシュ・デライト”のことを”魅惑の菓子”と表現していましたが、このターキッシュ・デライトは中東、トルコのお菓子。
直訳すると「トルコの悦び」となるのこのお菓子ですが、個人的には思い当たる映画があります。
それは、『ナルニア国物語 第一章ライオンと魔女』。
ペペンシー4きょうだいの一人・エドマンドが、白い魔女にこれを食べされられ、篭絡してしまったシーンが印象的で。
以来、個人的には”ターキッシュ・デライト”がなんだか遠い世界にあるそれこそ夢のようなお菓子のように見えていたのですが、
まさかこんな意外な形で出会うとは。笑
ちなみにこの『ナルニア国物語』も、ディズニープラスで視聴できます。
少々脱線しました、申し訳ありません。←
さてそんな個人的哀愁に浸るのもつかの間、あの新キャプテンのジョン・ウォーカーと、お供のレマーが登場…、もとい邪魔してきます。
彼らには彼らの目的があり、そのために行動しているのでした。
ジョン・ウォーカーはいけ好かない奴ですが(個人の感想です)、レマーがいることでいいコンビ感出しています。
一方でジモをちゃっかり拘束するなど、抜け目のない人物ですね(・・;)
②カーリーとの戦闘と超人血清
サムのことをジョンの手先だと思い込み裏切られたと感じたカーリーは、逃走。
ところが、逃げた先にいたのは、自力で拘束を解いたジモ。
超人兵士であるカーリーを、非常な銃によって追い詰めたジモは、彼女の持つ超人血清を見つけ、破壊するのだった。
その後カーリーは逃走するが、その場には一つだけ超人血清が残っていた。
それを見つけたのは、ジョン。
ジョン・ウォーカー、やってくれましたね…!!
サムとカーリーの会談は思いの外うまくいき、カーリーはサムに心を許し始めていた…のに。
その瞬間ジョンが乱入したことにより、振り出しに戻る…、どころか余計に事態がこじれる羽目に。
その後ジモの手によって超人血清はすべて破壊されたかのように見えましたが、ただ一つだけ残っていたのです。
それを手にしたのは、ジョン。
ジョン・ウォーカー、やってくれましたね…!!(二回目)
とはいえ彼、本当にやっちゃっていますね…。
③ドーラ・ミラージュの登場とジモの逃走
更には、ワカンダのドーラ・ミラージュもジモの引き渡しを求めて乱入。
その場は三つ巴の乱闘となるが、その隙にジモは、別の部屋の地下に用意されていた抜け道から逃げ出しているのだった…。
ついに、ドーラ・ミラージュが正装で登場。
ジョン・レマーVSドーラ・ミラージュVSサム・バーンズの三つ巴の戦闘へ。
こういう、室内での激しい戦闘は元々『キャプテン・アメリカ』シリーズが得意としてきたもの。
否が応でもテンションが上ります。
結果、その場を制したのはドーラ・ミラージュ。
盾を持つジョンを退け、バーンズの腕を外し完全に勝利します。流石強い。
ここで敗北を喫したジョンは、こうつぶやくのでした。
超人兵士でもない奴らに…
もう、”奴ら”とか言っちゃっていますよ…!?
事実、この出来事をきっかけに彼は超人血清を打つことを決意してしまうのです。
分かる、分かるんだよ、その気持は…!でもその考え方はヒーローじゃないんだ…。…ジモさんしれっと逃げてましたね。笑
どうして彼の動きは、もう、こうコミカルなんでしょうか…?笑
④世界注視の中で
サムとバッキーの二人はカーリーの呼び出しに応じたが、その時シャロンから連絡が。
ジョンとレマーが、フラッグ・シュマッシャーズの溜まり場に乗り込んでいたのだ。
すかさず追うサム・バッキー。
たどり着いた先でジョンとともにフラッグ・シュマッシャーズと戦うが、その戦闘中、カーリーによってレマーが命を落としてしまう。
怒りに我を忘れたジョンは、怒りに任せ、フラッグ・シュマッシャーズの一人を衆人環境の中、盾を用いて命を奪ってしまうのだった…。
ああああああっっ!!
まさか、こんな展開になるなんて。
サムが久々に空を舞い、バッキーが本領を発揮して戦闘するシーンに興奮していた、数分前の自分を殴りたいレベルですね。←
…だってかっこよかったんですもん…。
もはや誰も、完全な悪などいないんです。
このことは作中、何度も何度も語られてきたことでした。
昔は善と悪がはっきりしてた。
今の世界は複雑だ。
サムも、バッキーも、シャロンも、ジョンも、レマーも、カーリーも、ジモも、アヨも。
皆それぞれの背景があり、それぞれの事情があり、それぞれの信念がある。
それに従って行動しているだけで、そこには善も悪も無いのに、敵と味方という概念だけはあるのです。
第4話は、血塗られた盾とともに立つ彼の姿で幕を下ろすのでした。
【ネタバレ感想】ヒーローとは何か?
恐らくこの作品の最も大きいテーマ、”ヒーローとは何か?”について直接的に言及してくる回でした。
この点について、もうわかりやすく、バッキー&サムとジョン&レマーが正反対の立場であることが描かれていましたね。
それは、「超人血清があったら投与するか?」という質問に対する回答。
サムはジモにこれを問われた時、こう回答しました。
ジモ「仮にだが、進められていたら打ったか?」
サム「いいや。」
ジモ「即答か。素晴らしい」
一方、ジョンはレマーとこんな会話を繰り広げるのでした。
ジョン「打てるなら血清を打つか?」
レマー「もちろん。」
~中略~
レマー「要するに、力によって自分の本質が出るだけだろ。カーリーになるか、スティーブになるか。」
ヒーローとは何なのか?
その答えは、私自身もまだ導き出せてはいません。
が、この章の最後に、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』より、ホーキンス博士の言葉を引用します。
「弱者は力の価値を知っている」
「完璧な兵士ではなくても、良き人間であってくれ。」
【まとめ】
さて今回の記事では、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』の第四話「世界注視の中で」のネタバレ考察をお届けしました。
あっという間に50分強が過ぎてしまって、毎週毎週疑似タイムスリップを味わえるこの作品も、残すところあと二話。
サム、バッキー、シャロン、ジョン、カーリー、ジモ、アヨ。
彼らの行く末はいかに。
…もう諸々辛い展開なので、いっそのことパワー・ブローカーがどうしようもない悪人であってくれると良いですね!←笑
原作でも結構なわかりやすい悪人なので、いっそすべての罪をまとめて引き受けてくれませんか??←
今すぐ再生ボタンを押したくて仕方ありませんが、この機に『キャプテン・アメリカ』シリーズを見返すのも手ですね!!
スティーブが恋しいです。
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