【ネタバレ感想】「シャーペイのファビュラスアドベンチャー」は見るべき?作中の曲も紹介します

こんにちは、yu-です!

 

さて今回の記事では、ディズニーチャンネルにて放送された映画

 

「シャーペイのファーストアドベンチャー」

 

のネタバレ感想をお伝えしたいと思います!

 

 

スピンオフかつ、かつての主人公が登場しない本作品ですが、一本の映画としてよくできています!

 

作品情報

 

公開年 2011年
上映時間 90分
原題 Sharpay's Fabulous Adventure
スタッフ 脚本:Robert Horn
監督:Michael Lembeck
おすすめ度

 

「ハイスクール・ミュージカル」のスピンオフ!

 

「シャーペイのファーストアドベンチャー」は、あの有名なディズニー・チャンネルオリジナルムービーである「ハイスクール・ミュージカル」のスピンオフ映画です。

 

 

本編ではメインのトロイやガブリエラのオーディションを邪魔したり、二人の恋仲を邪魔したりとまあそこそこ…、かなり嫌なヤツを演じていたシャーペイ。

 

彼女が、この映画の主人公です。

 

トロイも、ガブリエラも、ましてや弟のライアンも登場しない、完全にシャーペイの独壇場です!!

 

合わせて読みたい

 

 

「シャーペイのファーストアドベンチャー」はここで見れる!

 

「シャーペイのファビュラスアドベンチャー」は現在ディズニーの公式動画配信サービスであるディズニー・プラスで見放題配信されています!

 

初回は31日間無料で試すことができるのでぜひこの機会にいかがでしょうか?

 

 

あらすじ

 

地元アルバカーキのチャリティー・ショーに愛犬ボイと一緒に出演したシャーペイ・エヴァンスは
ブロードウェイのスカウトからオーディションに誘われ、ニューヨークへ出発することに!
ただし、ニューヨークに行く条件として、期限は1ヶ月だと父親に言い渡される。
1ヶ月後までに自立できることを証明できなければ、即帰宅しカントリー・クラブで働くことになるのだ。
そんな父親からの条件も、心配も意に介さず、自信満々にニューヨークへ降り立つシャーペイ。
しかしブロードウェイは弱肉強食の厳しい世界。
シャーペイと愛犬ボイは、犬のカウンテスの意地悪な飼い主や、あの手この手で足を引っ張ろうとするずる賢い若手女優によって、そのことを嫌と言うほど思い知らされるのだった…。

 

【ネタバレ感想】シャーペイの魅力が花開く!

 

 

では、ここからは映画のネタバレ感想をお伝えしたいと思います。

 

「ハイスクール・ミュージカル」でのシャーペイ

 

本作の主人公シャーペイは、ハイスクール・ミュージカル1~3でがっつり登場していた、主人公トロイとガブリエラの級友。

 

前述したように、ハイスクール・ミュージカルシリーズでは、お金持ちの家に生まれ何不自由無く育ったことから形成される超ワガママで自信家というとんでもない個性を持つ女性でした。

 

 

「ハイスクール・ミュージカル1」では冬のミュージカルのオーディションに通過したトロイとガブリエラを出し抜くため、演劇部部長の立場を利用してオーディションの日程を変えてしまいました。

 

「ハイスクール・ミュージカル2」では学校で最も人気のあるトロイに近づくために、両親の保有するカントリー・クラブにバイトしに来たトロイを特別扱いさせ、タレントショーではトロイとデュエットを無理やり組もうとします。

 

「ハイスクール・ミュージカル3」ではトロイたちと仲良くなったことから少し丸くなったのかと思いきや、弟のライアンを使ってケルシーから楽譜を入手させようとするなど暗躍は止まりません。

 

 

…思い出すと色々やっちゃってますね、彼女!!笑

 

「ハイスクール・ミュージカル」で描かれた彼女の魅力

 

おいおい、シャーペイ、結構やばい女性じゃないか…。

 

…と私も最初はそう思っていたのですが、シリーズを追うごとに徐々に彼女の魅力に惹かれていきました。

 

その魅力とは、純粋さ。自信。

 

確かに悪巧みはなかなかえげつないというかずる賢いのですが、その大本はシンプルな想い。

 

自分が舞台の中心でスポットライトを浴びたい!

 

というわがままだけれどシンプルな理由で数々の手を打っているのです。

 

 

そして、超がつくほどの自信家。

 

周りに何と言われようと、彼女の芯は全く折れず。揺らがず。

 

特に「ハイスクール・ミュージカル3」では曲” I Want It Allという曲で彼女の自信っぷりが伺えます。

 

 

こういった魅力が光っているために、結構嫌なことをするヤツではあるけれども憎めない。
それが、シャーペイ・エヴァンスというお人です。

 

 

シャーペイらしさ前回の序盤

 

さて、本作「シャーペイのファビュラスアドベンチャー」の前半では、ここで書いたようなシャーペイらしさが兎にも角にも全開です。

 

オープニングの一曲から、NY行きの段取りを付けているシーン。

たどり着いたニューヨークの家で「犬はダメ」と言われたときに、大家さんに食って掛かるシーン。

部屋中をピンク色に染め返るシーン。

 

 

もう、ああこれがシャーペイのだった…!

 

と観客に、私に思い出させるには十分なほど”らしさ”が溢れていました。

 

大量のピンク色の荷物とともにうなだれているシーンは、本人は大変なのでしょうけど、思わず笑ってしまいました!笑

 

 

良い意味でも悪い意味でも”らしさ”が薄まる中~後半

 

中~後半では一転、シャーペイらしさがどんどん薄まっていきます。

 

ここでの良い・悪いは見ているこちらからの主観でしか無いのですが、双方の意味で「シャーペイらしくない!」姿が沢山散見されるのです。

 

悪い意味
  • 大女優の付き人として翻弄される姿
  • 「私には無理かも…」と落ち込む姿
  • 犬に役を与えるために大女優に媚びる姿
良い意味
  • 自分一人で練習を重ねる姿
  • 「公平な勝負がしたい」と言い切る姿

 

悪い意味もそうですが、良い意味でらしくないシャーペイは、かつてのシリーズではありえないほど!!

 

 

特に、シャーペイの口から

 

公平な勝負がしたい

 

などという言葉が飛び出すとは思いもよりませんでした。

 

シリーズを見てきているこちらとしては感無量ですね…!笑

 

意地悪な女優に向かって、
「確かに私はずる賢いし、あなた(女優)に似ていると感じていたけれど、周囲の人を悲しませて喜ぶような人じゃない。だからあなたとは全然似ていない!」
と言い切ったときは、よくぞここまで…!と拍手を贈りたくなりました。←

 

 

一方で、個人的には、落ち込んで普通のひとが言うような泣き言を口にしたシャーペイよりも、「ハイスクール・ミュージカル」の作中のような周囲を全く意に介さない強気でワガママなシャーペイのほうが好みだったりします。

 

そういった意味で物語的には良いとはいえ個人的に描くシャーペイ像がちょっと違うなあと感じたため、そこで評価がちょっと下がっています。

 

彼女には、「私は自信も才能もお金もあるから何があっても気にしない!!!ファビュラス!!!」というスタンスを貫いてほしかった…!という私の個人的な願望です。。笑

 

 

ステージで輝き、魅力が花開く

 

ラストシーン、突如舞い込んだチャンスをものにすべく、赤いドレスを身にまとって歌い踊ります。

 

オープニングのただただ自信満々な曲と比べて、きちんと分をわきまえた大人な女性としての魅力が光る一曲でした。

 

シャーペイの様々な側面の魅力が花開く…!そんなシャーペイofシャーペイな映画でした。

 

 

【ネタバレ感想】作中の曲紹介!

 

では、次は作中の曲について紹介します。

 

ある意味ミュージカルではない作品

 

この「シャーペイのファビュラスアドベンチャー」はミュージカル映画でありつつも、ミュージカルっぽくない映画です。

 

というのも、通常ミュージカルの曲は、演技の途中に突然音楽が始まって、街も人も踊りだし、その場の思いであったり場面であったりを歌に乗せて送る…というシチュエーションがほとんど。

 

実はこの映画では、こんなシチュエーションは一切なく、曲はあくまで「舞台で歌われる曲」としてのみの登場なのです。

 

従来の「ハイスクール・ミュージカル」とは全く異なる形式!!
そのため、作中の雰囲気も大きく変わっています。

 

【楽曲一覧】場面&各曲の感想を合わせて紹介!

 

今作の曲中で歌われたのは、以下の5曲です。

 

「ハイスクール・ミュージカル」シリーズに比べると少ない曲数ですが、前述の通り「舞台で歌われる曲」のみだからなのです。

 

輝くのよ

Gonna Shine”

 

オープニングで歌われた一曲!

「ハイスクール・ミュージカル」で描かれたシャーペイらしさが全開の曲です。
個人的には一番好み!

歌詞の中に「バイバイ、ガブリエラ」というセリフが入っているのもくすっと笑いました。

 

ポイと私

My Boi and Me”

 

オーディションを受けたときにシャーペイと愛犬ボイが一緒に舞台に立って歌った一曲。

 

この曲のときのボイが可愛くてしょうがないです…。

 

彼女と僕

My Girl and Me”

 

オーディションを受けるもう一組の飼い主&犬のカウンテスが歌った一曲。

 

シャーペイとボイとはまた違った雰囲気で観客を魅了します。

鼻持ちならない子どもの飼い主だったので、この時点でシャーペイを応援していました。←

 

ニューヨーク最大の隠し玉

.New York's Best Lept Secret”

主演の女優が降りてしまい、途方に暮れる舞台の面々に対してシャーペイを常に撮影していたペイトンがシャーペイを推すために見せた一曲。

 

かつての「ハイスクール・ミュージカル」のときと異なり、スポットライトのみでバックコーラスなし、壮大なセットもなし、演出もなしで歌う一曲です。

あのときのトロイに見せてあげたいですね…!

あのシャーペイが、バックに何もなしで歌っているぞ、と。

 

私の人生

 The Rest of My Life”

 

ラストシーン、主演女優を務めるシャーペイが舞台の一曲、という形で高らかに歌い上げます。

 

え、シャーペイってこんなに綺麗で素敵な人だったっけ!?と驚くくらい、このシーンのシャーペイは素敵です。

是非見てみてほしいと思います。

 

 

曲数は少ないものの、全て舞台テイストであるため、今までとはまた違った楽しみ方ができました!

 

 

【まとめ】ついに主役になったシャーペイをご覧あれ

 

今回の記事では、「ハイスクール・ミュージカル」シリーズのスピンオフである「シャーペイのファビュラスアドベンチャー」についてネタバレ感想をお伝えしました!

 

シャーペイのかつてのシリーズで発揮した魅力も、それとは異なる側面の魅力もあふれるこの映画。

 

ついに主役となった彼女の姿をしっかりと目に焼き付けました。
楽しい映画でした…!
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