【ネタバレ感想】「ハイスクール・ミュージカル ザ・ムービー」は面白い!見るだけで幸せになれる映画

こんにちは、yu-です!

 

今回の記事では、

 

「ハイスクール・ミュージカル ザ・ムービー」

 

のネタバレ感想をお届けします!

 

 

「ハイスクール・ミュージカル」シリーズの第三作品目!スピンオフを除けば三部作の集大成と言える作品!最初から最後まで非常に豪華な作品です。

 

なお、ハイスクール・ミュージカルの1、2については別記事でネタバレ感想をまとめています✨↓

 

 

作品情報

公開年 2008年
上映時間 117分
原題 High School Musical 3: Senior Year
スタッフ 監督:ケニー・オルテガ
脚本 :ピーター・バルソチーニ
製作 :ビル・ボーデン、バリー・ローゼンブッシュ
製作総指揮:ケニー・オルテガ
おすすめ度

 

劇場公開されている!

 

「ハイスクール・ミュージカル」シリーズの第三作品目、かつシリーズの完結版である本作品。

 

今までの2作品は「ディズニーチャンネルオリジナルムービー」であったため、劇場公開はされていませんでしたが、本作品はアメリカでは2008年、日本では2009年に劇場公開されています。

 

 

ちなみに北米では4200万ドルを記録して初登場1位に。

 

ミュージカル映画として『マンマ・ミーア!』の記録を塗り替える歴代最高のオープニングとなったようです。

 

劇場版らしく、すべてのシーンが前作に比べて派手で、豪華。
今からでももう一度劇場で上映してほしい作品です…!

 

 

ハイスクール・ミュージカル ザ・ムービーはここで見れる!

 

前述の通り、ハイスクール・ミュージカル ザ・ムービーは現在ディズニーの公式動画配信サービスであるディズニー・プラスで見放題配信されています!

 

初回は31日間無料で試すことができるのでぜひこの機会にいかがでしょうか?

 

 

あらすじ

 

卒業を目前に控えたイースト高校の最上級生、トロイ、ガブリエラ、シャーペイ、チャド、ライアン、そしてテイラー。それぞれ別の進路に進む彼らは、みんなで一生の思い出を作るために、ワイルドキャッツの仲間たちとミュージカルを上演することに。
テーマは、未来への希望や不安…そして共に成長してきたかけがえのない日々。
だが卒業の日が近づいても進路は定まらず、それぞれの心は揺れる。
彼らの夢や恋、そして友情はどうなるのか?

 

【ネタバレ感想】劇場版になりさらに豪華になった楽曲たち

 

ここからは、「ハイスクール・ミュージカル ザ・ミュージカル」のネタバレ感想をお伝えしていきます。

 

豪華×刺さる楽曲の数々

 

さすが劇場版…!!

 

と思わず唸ってしまうくらい、1,2よりさらに楽曲の一つ一つがパワーアップしています。

 

皆で歌い踊る豪華な楽曲が増えたほか、そのテーマ性も相まって、一度でも進路の選択とか人生の道を選んだことのある人には特にその歌詞が刺さるような楽曲が揃い踏みです。

 

この映画を見たときの年齢や経験によっても、その感じ方は変化するのではないでしょうか??

 

 

【楽曲一覧】場面&各曲の感想を合わせて紹介!

 

では、ここから映画の中で歌われている楽曲を一覧で紹介します!

 

ナウ・オア・ネヴァー
Now Or Never
 

映画のオープニングとして歌われる一曲。

ワイルドキャッツの最後の試合、相手に大幅リードされている状態で始まったラスト16分間を一曲に載せておくられます。

 

見ているこっちもハラハラするほど引き込まれるオープニング!!

シュートを決めた瞬間はこちらも叫びたくなるほど興奮させてくれる一曲です。

 

今、ここで
 "Right Here,Right Now"
ワイルドキャッツにとって最高の夜、トロイとガブリエラが、トロイの隠れ家であるツリーハウスで今この時を歌う一曲。

 

お互いに目指す道がある、でもその道を取ると「1600マイル」も離れてしまう…。

そんな現実に対して、このときがもっと長く続けば…と歌う曲です。

切なくて、幸せで、もう二人の幸せを祈らずにはいられません。

 

すべて欲しい!
” I Want It All
シャーペイとライアンが二人の夢を高らかに、ちょうど派手に歌い上げます。

この度胸。大言壮語。

こういうの大好きなんですよね。笑

ケルシーにトロイ、ガブリエラといった主要メンバーが下っ端役としてこの曲の中に登場しているのも楽しい、豪華な一曲です。

 

踊りましょう
” Can I Have This Dance
トロイとガブリエラが高校の屋上で踊りながら歌った一曲。

 

映画全体を通して、この曲を歌っているときの二人の姿が最も素敵だと感じています。

一歩一歩ステップを刻むたびに絆が深まっていく。

何があっても忘れないでいて、と。

そんな二人の表情があまりに幸せそうで、素敵で。

大好きな一曲、シーンです。

 

忘れられない夜
” A Night To Remember
プロムに誘われた女性陣と、プロムを誘った側の男性陣の対比が描かれる、次々と場面が入れ替わるミュージカルらしい一曲。

 

女性陣がワクワクして「おめかししちゃお!!」と超ハイテンションで準備をしている一方で、

「コサージュって何!?」とパニックになっている男性陣との対比が面白い!笑

そのくせ、着飾った女性陣が出てきたときに完全に見とれている男性陣。

 

女性からしたら、してやったり!という瞬間だなあとニヤニヤしました。←

 

ジャスト・ワナ・ビー・ウィズ・ユー” Just Wanna Be With You ケルシーが作曲した、トロイとガブリエラのための曲です。

 

実は作中、この曲は3回も歌われるシーンがあります。

  1. 練習中にトロイ・ガブリエラと皆が歌うver
  2. 代役として出演したシャーペイが歌うver
  3. 帰還したトロイとガブリエラが舞台で歌うver

 

各場面に置いて、同じ曲なのに歌っている人の心情や状況の変化により全く違う曲に聞こえるのがポイント。

各シーンでの違いを楽しめます。

 

ザ・ボーイズ・アー・バック
” The Boys Are Back
トロイとチャドが車の整備工場で、お互いの幼い頃を思い出して歌う一曲です。

 

「8歳の頃は何にでもなれた」

これは名台詞ですね。

かつては何者にでもなれた私達、今はどうでしょうか…?

ぐっと心に刺さる一曲その①でした。

 

さようなら
” Walk Away
ST大学の奨学生に選ばれ、学校行事をパスし、トロイを置いてアルバカーキを去ったガブリエラの歌う一曲。

 

夢のために望んだ道であるにも関わらず、アルバカーキを離れがたく強く思うガブリエラの心情が強く出る曲です。

ガブリエラの気持ちもわかりやすく描かれているため、めちゃめちゃ切ない気持ちでいっぱいになります。。

 

スクリー
” Scream
ガブリエラが去り、ミュージカルも、自分自身の心情の整理もうまく行かないトロイが深夜の高校に忍び込んだ上で彼自身の思いを吐露する一曲です。

 

「人生の意味は何だ!?」

というトロイの気持ちは、かつて人生の選択を少なからずしたことのある皆様にきっと響くのでは無いでしょうか。

 

シニア・イヤー・スプリング・ミュージカル
” Senior Year Spring Musical
「イースト高校で過ごす最後の日々」

をテーマに上映されるミュージカルの音源たちです。

 

映画の中でここまでに登場してきた楽曲がリバイバルのような形で、振り付けと演出を舞台っぽく寄せて登場するため、胸が熱くなります…!

このシーンでも歌われる、「” I Want It All”」、やはりその大胆さが好きですね…!笑

 

みんなスター! (グラデュエーション・ミックス)
 We're All In This Together(Graduation Mix)
「ハイスクール・ミュージカル」の第一作品目のラストで歌われた曲が、合唱Verで再登場。

皆の進路発表のシーンと、ラストのトロイのスピーチの最中に後ろで流れています。

 

「ハイスクール・ミュージカル」1から見ている身としては、あああこの曲がこんなふうに使われる…!とテンションの上がるポイントではないでしょうか?

 

ハイスクール・ミュージカル

"High School Musical"

 

ラストシーン、卒業を祝う祭典の中で、卒業していく主要メンバー・今まで登場したキャラクターが皆外に集まり、歌い踊ります!

 

そのタイトルも、「ハイスクール・ミュージカル」!

歌詞にもガッツリ「ハイスクール・ミュージカル」と含まれており、さしずめこのシリーズのテーマ曲なのかな?と思うレベルで綺麗にハマっている一曲です。

 

幸せそうな主要メンバー皆のその表情が素敵で、幸せになれます…!

 

 

曲数も、曲の長さも過去2作品に比較してずば抜けて多い作品でした!

 

 

ミュージカルの良いところは、あたりまえですが一曲一曲が作品の中にあることですね。

 

後に曲だけ抜き出して聞いたときと、映画を見たときに聞いた印象とでは驚くほど違います。

 

これが、わざわざ120分弱も時間を確保して映画を見たい!とおもう理由なのです。

 

私はこの映画をみて、たくさんの「大好き」な曲ができました。
ちなみに一番好きな曲は、迷いますが「 Can I Have This Dance」かな。
屋上で踊る二人の姿も相まって本当に素敵な一曲です。

 

 

【ネタバレ感想】本当に大切なものは…

 

今回の「ハイスクール・ミュージカル ザ・ムービー」のテーマは、

 

「あなたの本当に大切なものは何???」

 

ということでした。

 

二者択一に迷う二人

 

トロイは、父親の母校でもある地元の大学にチャドと共にバスケ推薦で進学。

ガブリエラは、持ち前の頭脳を生かして選ばれたST大学に進学。

 

 

お互いに人生うまく行っているように見えますが、そうは問屋がおろさない。

 

夢を追う意味では間違いなく成功している二人ですが、その双大学の間には1600マイルの距離が横たわっていたのです。

 

 

…こういった設定自体は今でこそよくある設定ですが、「ハイスクール・ミュージカル」からずっと見てきた素敵な二人が、定番のこういった問題にぶち当たる…、ということが観客をひきつけている秘訣ではないでしょうか?

 

こういった設定のときに「どちらを選ぶ映画が好きか?」
という会話をすると相手の価値観が測れちゃったりすること、ありますよね~!

 

 

あなただったら何を選ぶ?

 

結局、トロイが地元の大学に行くのではなく、ガブリエラから50キロ程度しか離れていない、バスケも演劇も目指せる大学に進学することに決め、二人はサヨナラを交わすことなく一緒にいることができるようになりました。

 

トロイにとってはバスケも演劇もできる上、親の敷いたレールから外れたい…というような実際的な利益もありましたが、決め手はあくまでガブリエラでした。

 

 

何を差し置いても、今育んでいる気持ちが大切だと判断したわけです。

 

さて、あなたならどういう道を選びますか?

 

きっとどんな道を選んでも、本人にしっかりとした芯があれば、それが正解の道でしょう。

…といいつつ、本作のように人に対する”気持ち”を大切にする、という帰結が個人的には大好物!
その上、都合は良すぎるかも知れないけれど、皆が皆幸せになれる映画はやはり素敵ですね!

 

 

【まとめ】見るだけで幸せになれるハッピーな映画!

 

今回の記事では、「ハイスクール・ミュージカル ザ・ムービー」のネタバレ感想記事をお届けしました。

 

楽曲の一つ一つが素晴らしく、見て聞いているだけでテンションが上がり、楽しめます。

 

 

その上、超がつくほどのハッピーエンド!

ここまで綺麗にハッピーにまとめられた映画を見たら、否応なしにこちらもハッピーです!笑

 

ラストの♪「ハイスクール・ミュージカル」はきっと、気がつけば口ずさんでしまうほど心に残ることでしょう。
きっと素晴らしい人生が待っている!!
Twitterをチェックしよう!

BeePlus【びーとりっぷ】のTwitterでは、
yu-が見た映画や関連情報について、
リアルタイムな情報&コメントをお届けします。
この記事が気に入ったらフォローしよう!

おすすめの記事