こんにちは、yu-です!
今回の記事では、アベンジャーズシリーズのMCU最新作
「ワンダヴィジョン」
の第3話についてのネタバレあり感想&考察をお届けしたいと思います。
なお、第1話+第2話の感想&考察は以前の記事でお届けしています↓
作品情報
公開年月日 | 2021年1月15日 | ||
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上映時間 | 各話30分程度のドラマ形式 | ||
原題 | WandaVision | ||
スタッフ | 脚本 ジャック・スカエファー 監督 マット・シャクマン |
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おすすめ度 |
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本日1/22時点で第3和「カラー放送」まで配信されています!
MCUの新たなフェイズの幕開けとなる第一作品目!
「ワンダヴィジョン」は、マーベル・スタジオが製作するインターネットテレビドラマシリーズです。
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)はこれまで映画をメインに展開され、テレビ放送やネット配信といった他の媒体で公開されたドラマシリーズは映画本編に影響を与えることがない外伝扱いでした。
「エージェント・オブ・シールド」や「エージェント・カーター」などが良い例ですね。
この2作品はアメリカのTVドラマシリーズとして公開しましたが、映画本編には影響なく、言ってしまえば「見ていなくても問題ない」作品でした。
ところが、今後Disney+で公開される作品群は映画と同じくシリーズの将来に影響を及ぼす本編として位置づけられると発表されました。
「ワンダヴィジョン」はその栄えある第一作品目、というわけです。
MCU初の”シットコム”形式の採用
「ワンダヴィジョン」では、MCUとしては初のシットコム形式が採用されました。
ところでシットコム形式って何でしょう?
シチュエーションコメディ(situation comedy)の略で、状況設定が笑いの要素の中核となっているタイプの喜劇作品を指す語。登場人物の顔ぶれはおおむね固定されており、その登場人物が毎度さまざまな状況・展開で立ち回るという話が多い。
要は、「笑い声が入っているテレビ番組」といえばあーなるほど!となる方も多いのではないでしょうか?
これまでのMCU作品とは打って変わって、「笑い」の入るようなコミカルな演技があることが特徴。
実際に「ワンダヴィジョン」の第一話では、観客を入れた状態で撮影したとのこと!
「ワンダヴィジョン」はここで見れる!
【ネタバレ感想】第3話「カラー放送」:ついに物語が急展開する
ここからはワンダヴィジョンのあらすじと感想をお伝えしたいと思います!
ところがワンダのお腹はどんどん大きくなっていき…。
今回の第三話は第1話+第2話とは打って変わり、完全にカラーの世界。
家の中のここがこの色だったのね!という細かい所に気が付き、楽しませていただきました。笑
前半はコミカルなやり取りが続く
前半は1話、2話の勢いそのまま、ワンダの妊娠を巡ってコミカルなやり取りが続いていきます。
ワンダの体の変化に一喜一憂するヴィジョンの新米パパっぷりが可愛くて仕方ありません。笑
ワンダの体に変化が起こるたびに家の中の水道が破裂したり、電気が一斉について消えたり、ワンダの持つ力ゆえであろう描写が続き、思わず笑ってしまいます。
その後いよいよ出産が近づき、ヴィジョンが先生を呼びに行っている間にワンダの元へジュラルディンが遊びに来てしまいます。
突然すぎる妊娠のため必死に隠そうとするワンダでしたが、結局家の中に何故か現れたコウノトリのせいでバレてしまうことに。
そしてその瞬間ワンダの出産が始まってしまい、成り行きでジュラルディンが介抱した上でワンダは元気な男の双子を出産するのでした。
そして〇〇のことを思い出した時、急展開を迎える
後半22分くらいからの急展開はもう目が離せませんでした。。
そのきっかけは、ワンダがある人物のことを思い出して話をしたこと。
その人物とは、ワンダの双子の兄、ピエトロ・マキシモフでした。
てっきりウルトロンの戦いの後しばらく登場していなかったため、本編に関わってくることはもうないかと思っていた人物でしたが、ここでこんな形でその名前を聞くことになるとは。
第三話のキーポイント
第三話の中で今後キーになりそうな所、不可解なところについてまとめます。
と言ってもほとんどが不可解なのであまり適切では無いかも知れませんが…。笑
①ヴィジョンのセリフで画面が巻き戻る
まだコミカルなやりとりが続いていた前半、ヴィジョンのセリフにより画面が一時停止し、気がついたら巻き戻っています。
第二話の終盤にもあった、この展開。
これはワンダの仕業なのでしょうか…。
②恒例のCM:ヒドラの入浴剤
毎回恒例になっている謎のCM。
今回紹介されたのは「ヒドラの入浴剤」でした。
なんとも心地よさそうな女性の姿が映し出されますが、こちらはヒドラのマークを目にした時点で内心穏やかではありません。
③意味深な先生のセリフ
ワンダが双子を生んだ後、ワンダはジュラルディンとともにベビーベッドのもとへ、ヴィジョンは先生を見送るために庭に出ます。
その時先生が発したセリフ。
「こんな小さな町から逃げ出すのは無理なんだ」
なんですがそれは。何のホラーなんですかっっ!
④アグネスとハーブがヴィジョンに言いかけたことは何?
先生を見送った後、ヴィジョンは庭で隣人のハーブと第一話、第二話でワンダとともに行動していた女性、アグネスの姿を認め話しかけにいますが、そこで彼らはヴィジョンに「何か」を言いかけます。
結局何を言いかけたのはわからないままこのシーンは終了。
一体何を言おうとしていたのでしょうか…。
⑤ジュラルディンは何者?
おそらく第三話の最大の謎がこれでしょう。
ピエトロのことを話すワンダに対して
「ピエトロはウルトロンに殺されたのよね」
という超不可解な言葉を投げかけたジュラルディン。
彼女の胸には「S.W.O.R.D」のマークのペンダントがかかっていました。
ていうかそもそも作中で一度も「S.W.O.R.D」について説明していないしね…
⑥衝撃のラスト
さてジュラルディンが「S.W.O.R.D」のマークのペンダントをしていることに気が付きジュラルディンを詰問したワンダ。
そして次のシーン、ヴィジョンが家の中に戻ってくるとジュラルディンの姿はなく、ワンダと子どもたちのみになっていました。
一方のジュラルディンはどうしたのかというと、ラストシーン、「ウエストビュー」の看板のある場所にジュラルディンがはじき出されてきました。
その場にいたのは、銃で武装したたくさんの人達と簡易テントにヘリコプター。
その奥には、明らかに空間が歪んでいる見えない壁があるのでした。。
画面のアスペクト比が変わる演出
ラストシーン、ジュラルディンがはじき出された「ウエストビュー」の世界。
このシーンに切り替わるときになんと画面のアスペクト比が変化しました。
映像(映画、テレビ、動画)などにおける 縦横比のことをいい、ワイド(16:9)とスタンダード(4:3)の2つを基本と考えることが多いです。
「ウエストビュー」のシーンになる前はスタンダード(4:3)サイズの画面で送られていました。
これは「テレビの画面」を表しているのかな?と勝手に推測しています。
一方ラストの「ウエストビュー」のシーンではワイド(16:9)の画面サイズに変化。
画面が横長=一般的な映画の画面サイズに変化し、今までのシーンが非現実でここからが現実であるということが視覚的にはっきりと分かるようになっていました。
思わず、おおっと声を上げてしまいました。
【まとめ】謎が深まり物語が動いていく
今回の記事では、ディズニープラス限定配信&MCU最新作「ワンダヴィジョン」について、その概要と第3話のあらすじ&感想をお届けしました!
3話目にして物語はついに動き出しました。
ここまで私達に投げられた数々の謎が今後どう深まって、どのように回収されていくのか、もう続きが楽しみでなりません。
更に進んでいくMCUの世界!!楽しんでいきましょう!