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『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』ネタバレ感想&考察&ストーリー解説|パンドラの海に浸る192分、そして次章へ

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』ネタバレ感想&考察&ストーリー解説|パンドラの海に浸る192分、そして次章へ

こんにちは、ゆーです!

 

2022年に公開されたSF映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』。

正直「192分…長っ!」とかなり身構えて鑑賞しましたが、見終わった後に残るのは“長さ”じゃなくて、パンドラの海の美しさと、家族を守るための痛みでした。

森の民だったジェイク一家が海の部族メトカイナのもとで生き方を学び、避けたかった戦いに向き合っていく——。

 

この記事では、ストーリーを結末まで振り返りつつ、ロアクとパヤカンの関係/スパイダーとクオリッチの歪な親子/ジェイクがたどり着いた結論まで、ネタバレありで語ります!

 

 

ゆー

2022年公開のSF映画!
第2作品目のストーリーを振り返っていきましょう~!

 

▼シリーズ第一作品目『アバター』のネタバレ感想記事はこちら

 

映画概要・あらすじ(アバター:ウェイ・オブ・ウォーター)

劇場公開日2022年12月16日
監督ジェームズ・キャメロン
制作ジェームズ・キャメロン
ジョン・ランドー
上映時間192分

映画史を変えた、人類史上最高峰の映画シリーズ。故郷となった神秘の星パンドラでの壮絶な戦いが心揺さぶる感動を呼ぶ、ジェームズ・キャメロン渾身のSFスペクタクル超大作。未来を拓くための戦いが、始まる――。あれから10年――。ナヴィになった元海兵隊のジェイクは、神秘の星パンドラの森で妻のネイティリと家族を築く。優秀な長男ネテヤム、長男に劣等感を抱く次男ロアク、不思議な力を持つ養女キリ、無邪気な末っ子トゥク、そして人間の少年スパイダー。やっと訪れた平和もつかの間、再び侵略が始まり、ジェイクと家族は海の一族のもとに身を潜める。しかし、敵の手が迫り、家族や仲間の絆の力が試される新たな戦いが始まる…。

 

【ネタバレ感想】映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を振り返る

以下より物語のネタバレを含みます

 

①ジェイクの幸せな生活と戦いの始まり

RDA社を追い出してからの幸せな16年間

ナヴィたちがパンドラに侵攻した人間たちーRDA社を追い出してから16年。

ジェイクはオマティカヤ族の長として、ネイティリとともに幸せな生活を築いていました。

 

そんな二人のもとには子どもたちの姿も。

優秀な長男であるネテヤム、長男に劣等感を抱きつつもともに歩む次男のロアク

不思議な力を持つ、グレース博士の忘れ形見の娘であり、ジェイクの養女であるキリ

無邪気な末っ子のトゥクに、RDA社の忘れ形見であり、当時幼すぎてパンドラにそのまま残される事になった人間の少年であるスパイダー

様々な背景を持つ子どもたちと一緒に、ジェイクとネイティリは温かく素敵な家族に囲まれ、平和に幸せに生きているのでした。

 

前作のラストで正真正銘ナヴィとして生きることを決めたジェイク。

その後どうなったかな、と気になるところだったのですが、映画の冒頭から彼の幸せな日々が描かれてこちらも嬉しくなりましたね…!

本来はジェイクにとって異世界であった、パンドラという地。

その場所で家族を築き、皆で幸せに暮らすということ。ジェイク自身にとって、名実ともにパンドラが故郷になったことを意味するのでは無いでしょうか。

 

キリとスパイダーの出自や、それぞれの種族としての違いは気になる部分ではありますが、そういった違いもモノともせず全員で”家族”として生きている姿は、シンプルに良いなあと思わせられるシーンでした。

 

ゆー

前作でファミリー・ツリーを燃やされてしまったオマティカヤ族ですが、ちゃんと新しい拠点を見つけているようでこちらも良かった!

パンドラに残った人間たちともうまくやっているようです。

 

RDA社の再訪とクオリッチの復活

しかしそんな平和もつかの間。

ジェイクたちの幸せを破壊するが如く、RDAがパンドラに戻ってきたのです。

それも、今度は鉱物どころかパンドラの土地そのものが目的。

すでに人間がほとんど住むことができなくなった地球の代わりに、パンドラを植民地とするために再び大量の軍勢を率いてパンドラに新たな作戦基地を建設しました。

 

さらに、人間たちは死亡した人間の兵士の記憶をナヴィに移植させる技術も獲得。

これにより、先だっての争いで命を落としたはずのクオリッチ大佐がナヴィとして復活します。

クオリッチはジェイクをナヴィ側の最大の敵とみなし、執拗にその影を追うのでした。

 

おいおいそれは流石に節操ないというか見境なさすぎるのでは…と呆れてしまうような理由でパンドラに戻ってきた人間たち。

先住民がいて、先だっての争いでこっ酷く負け、その際に先住民が自分たちの土地をどれほど大切にしているか?を理解したはずの人間たち、なぜそう簡単に植民地化してやろうと思ったのでしょう。←

なんだかもうここまで来ると、人間サイドに肩入れする気も起きないレベルなのも分かりやすくって良いんですけどね…。笑

 

更には前作の最大の的だったクオリッチ大佐も復活。

それも、人間ではなくナヴィの屈強な体を手にしています。厄介過ぎるだろ…。

 

ゆー

見ている限り今回の人間サイドは、ほぼ全員利益追求タイプのようです。救いが無い…。

 

子どもたちの危機

パンドラに侵攻した人間たちに対し、ジェイク率いるオマティカヤ族は抗い、争いを続けます。

そんな中、運悪くジェイクの子どもたちがクオリッチ率いる”元兵士・ナヴィ隊”と遭遇。

ジェイクの子どもたちを人質として有効活用しようとしたクオリッチによって誘拐されてしまいます。

 

子どもたちの危機を知り駆けつけたジェイクとネイティリ。

息を合わせて何とか子どもたちを救出するも、唯一人間の少年であるスパイダーのみその場を逃げ遅れてしまい、クオリッチに捕まってしまうのでした。

 

ここでスパイダーの実の親がクオリッチであることが判明。

冒頭のシーンから匂わせはあったのですが、クオリッチと直に対面することで、お互いに親子であることを認識した…という形でした。

スパイダーはクオリッチの所業をジェイクから聞いていたのでしょうね…、「親とは認めない」という態度で徹底的に抗う姿がなんとも言えず切ない。

一方クオリッチ、「記憶は引き継いでいるが事実上私は親ではない」との一言。まあ確かにそれもそうだ。

 

ともあれ、自らの血縁は無事助け出したものの、ほぼ息子のように接していたスパイダーを奪われたジェイク。

ギリギリのところで家族を守れた、とはいえこの出来事をもって、自らの家族に危険が迫っていることをはっきりと理解するのでした。

 

ゆー

やはり厄介過ぎる、ナヴィ・クオリッチ。

  

②海の部族・メトカイナ族へ

家族を守るためにオマティカヤ族を離れてメトカイナ族の元へ

スパイダーを奪われたことで、ジェイクの居場所がバレる時も近い。そうなると、危険にさらされるのは子どもたち。

家族を守るためにどうすれば良いかを考えたジェイクは、苦渋の決断を下します。

それは、家族全員でオマティカヤ族を離れ、遠く離れた部族に身を寄せること。

 

初めは反対していたネイティリも、家族を守るためには仕方がないと最終的には折れ、ジェイク一家はオマティカヤ族の元を離れるのでした。

 

それはクオリッチ、人間たちから”逃げる”ことに違いはありませんが、ジェイクにとっては今は「家族を守る」ことが最優先だった。

果たして遠くの部族に逃げて隠れることが最良の選択肢なのか?は疑問ではありますが、ただ末っ子のトゥクもまだ幼いことを考えると、今このときにオマティカヤ族として人間たちと決戦を行うのが怖くなった気持ちも重々分かります。

 

とにかくジェイクは失いたくなかったんですよね…。

その選択が結果的にオマティカヤ族や、身を寄せる先の部族に危険を及ぼすことになったとしても。

息子同然に可愛がっていたスパイダーを見捨てることになったとしても。

何が何でも父親として、自らの家族を失いたくなかった。守りたかった。

それ故の選択なのだろうな…、というのがしっかり伝わるシーンでした。

 

ゆー

こうして慣れ親しみ、子どもたちにとっては生まれ育ったオマティカヤ族を離れた一行。

イクランに乗ってたどり着いたのは、海洋民族である”メトカイナ族”でした。

 

メトカイナ族での新しい生活

メトカイナ族のもとにたどり着いたジェイク一家。

初めは彼らを受け入れることを渋るメトカイナ族でしたが、ジェイク自身がかつてトゥルーク・マクトであったことから渋々ながらも兄弟として生きることを決めます。

そしてジェイク一家は、これまで親しんでいたイクランの背を降り、海の民族としての生き方を一から学ぶことになるのでした。

 

ジェイクはじめ子どもたちが海の民族の生き方を一つずつ教わるシーンは、まるで第一作品でジェイクがネイティリにナヴィの生き方を教わったときを思い出させるものでした。

これまで身につけた物は全く役に立たず、全てを一から学び、実践する。

それがどれほど困難で、でも驚きに満ちているものなのか。

 

前作『アバター』でも同じような思いを抱きましたが、今作でもこのシーンはとっても美しくてとても良かったですね。

この作品の中で一番尺を割かれているシーンではありますが、個人的には最も素敵だと思ったシーンです。

 

何より、海の情景があまりに綺麗過ぎる

きらきらと透き通る海を舞台に、徐々にメトカイナとして生きる手立てを習得していく姿がとにかく美しくって、見ているだけで良い心地になるシーンです。

この映像としての”美しさ”こそ、『アバター』シリーズの最大の魅力だな、と改めて思います。

 

そんな中、長男に劣等感を抱く次男のロアクが、巨大な海洋生物であるトゥルクン・パヤカンと出会います。

トゥルクンは高度な知能を餅、ナヴィとの交流や会話も可能。”エイワ”につながりその記憶をナヴィに共有するといった生態をもち、全てのナヴィの海洋民族と交流を持つ生物です。

 

本来群れで行動するトゥルクンですが、とある理由から単独行動をしていたパヤカン。

”はなれ”トゥルクンであるパヤカンは、メトカイナ族から忌み嫌われる存在ではありましたが、ロアクはそんなパヤカンと心を通じあわせていきます。

お互いの目を見て、意識を共有して、心を開く。その描写がこれまたとっても美しかったですね…。

 

ゆー

ゆっくりじっくり時間をかけて、メトカイナ、海の民族としての生き方を教えてくれるこのシーン。

映画が192分と非常に長尺になったのはほぼこのシーンが原因だろうなと思いますが(笑)、アバターの世界を描くに当たっては必要だったんだろうなと思います。

 

クオリッチとスパイダーの歪な親子関係

一方人間サイドに捕まってしまったスパイダー。

RDAは拷問によりジェイクの居場所を吐かせようとしますが、スパイダー自身の強い意志により失敗。

クオリッチは息子に信頼されるために、作戦基地から彼を連れ出し、スパイダーと同じ時間を過ごすことにするのでした。

 

そんなクオリッチの態度に心を許す…、とまでは行かなくても、親子であることとその対応への感謝は認め、ナヴィの文化と言葉を徐々に教えるスパイダー。

お互いに心は開く様子は無くとも、その様子はまるで本当の親子のようで、二人の歪だけれど徐々に深まっていく関係が描かれます。

 

ゆー

スパイダーにとってクオリッチは、自身が育ったナヴィコミュニティの最大の敵であり、同時に自分の父親でもあるという非常に複雑な状況ですよね…

 

③クオリッチとジェイクの決戦

トゥルクン狩りとクオリッチの侵攻

ナヴィの文化を学んだクオリッチは、ついにジェイクの居場所の手がかりを見つけ海の民族のもとへたどり着きます。

何十、何百とある海の民族からジェイクの居場所を見つけるため、見境無く攻撃を加えるクオリッチ一行。

そのやり方は相変わらずえげつないもので、そんなクオリッチの通訳を任せられるスパイダーの立場が思いやられましたね…。

 

最終的にクオリッチはトゥルクン狩りを営む人間たちと共謀。

トゥルクンを餌にジェイクたちをおびき寄せ、ジェイクの子どもたちを捕まえることに成功するのでした。

 

ゆー

クオリッチのやり方も嫌ですが、トゥルクン狩りを営む人間たちも大分見ていて胸糞が悪くなります…。

 

海を舞台に繰り広げられる激しい戦い

子どもたちを取り返すため、そしてメトカイナ族に平和をもたらすため。

これまでクオリッチとの決戦を避けていたジェイクでしたが、もう争いは避けられないことを悟り、メトカイナ族の協力を受けつつ激しい戦いに身を投じます。

 

ロアクに心を開いたパヤカンも味方してくれ、戦況はナヴィ側に有利になったように見えましたが、その途中、ロアクの提案でスパイダーを救出すべく動いた長男のネテヤムが命を落としてしまうことに。

 

なんてこった…。

家族を守りたい。家族を一人として失いたくない。そんな思いの元苦労を承知ではじめた物語だったのに、その結果ネテヤムの命が失われてしまうとは…。

ジェイク、ネイティリの嘆きも見ていて辛いですし、何よりスパイダーを救出しようと声をかけたロアクと、救出されたスパイダーの心中に胸が痛みます。

 

しかしまだ戦いは終わっていない。

今度はキリとトゥクがクオリッチに捕まってしまった。

息子の死に心を痛めつつも、娘たちを取り戻すために、ジェイクとネイティリは再びクオリッチが待つ船へと向かっていきます。

 

ゆー

こうなることを恐れてオマティカヤ族を離れたのに…。その切なさたるや、と思わずにはいられません。。

 

戦いの果てに

クオリッチとの決戦に挑むジェイクとネイティリ。

危ういところを、ネイティリがクオリッチに対してスパイダーを人質にすることで切り抜け、戦いは最終盤へ。

沈みゆく船の中、ジェイクはクオリッチともみ合い、ネイティリはトゥクとその場を逃げるものの、沈没船の中で出口がわからないまま閉じ込められてしまいます。

 

そこへやってきたのが、養女のキリ、そして次男のロアク。

キリはエイワと繋がる特別な力を発揮し、ネイティリ・トゥク・ジェイクそれぞれの居場所と出口までの道を見出し、キリとロアクの力で家族は無事帰還することに成功するのでした。

 

一方瀕死の重傷を追い海に沈むクオリッチ。そんな彼を見つけたのはスパイダーでした。

親子の情なのか。先程ネイティリが見せた態度の影響なのか。

きっと一言では言い表せない複雑が感情のその果てに、スパイダーはクオリッチを救出することを決意

何とか近くの岩場まで彼を運び、そこでスパイダーはクオリッチに分かれを告げるのでした。

 

かくして、息子ネテヤムを失ったジェイク一家。

この戦いを経てメトカイナ族からは正式に一族のものとして認められます。

 

そしてジェイクは物語のラストでこう語ります。

「父親とは守るもの。守るためには戦わなければならない」と。

 

ゆー

こうして、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の物語は幕を下ろします。

 

 

総合的な感想

第一作品に続き、圧倒的な映像美が素晴らしい『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』。

特に今作は、海の民族を舞台にしたことにより、パンドラの美しい海がこれでもかというほど丁寧に描かれ、その映像美に浸るのにたっぷりの時間も費やされました。

この映像の美しさがあるから、パンドラの美しさを肌で感じるほど体感することが出来て、それ故に私たちもナヴィの一部として心が動かされるのだろうなとつくづく思います。

 

さてそんな『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』、上映時間が192分と非常ーーーーに長いのも今作の特徴の一つ。

劇場公開時は私個人としてもそのあまりの上映時間の長さに慄いて、足が向かなかったのも事実ではあります。。

 

じゃあ実際に見てみてその長さはどうだったのか?というと、「確かに長いが面白さはある」という感想となります。

 

確かに長いんです。こればっかりは仕方ない。笑

特に中盤、ジェイク一家がメトカイナ族に馴染むときに色々と学んだり、細かい日々のエピソードが描かれるシーンがとにかく長い。

途中1時間ほど、ほとんど物語が進まないまま、そういったシーンがずっと延々と描かれていたのではないでしょうか。

 

ただ、このメトカイナ族とのシーンは個人的には高評価です。

物語の振り返りの部分で触れたように、『アバター』ならではの圧倒的な映像美を最も体感できるシーンだったから。

その上、パンドラならではの神秘的な世界や、その信仰・文化を見ている私たちも体感できるシーンでもあり、むしろずっと見ていたいと思うほどです。

 

一方気になったのは、トゥルクン狩りを営む人間たちとクオリッチたちの人間サイドのシーン。

先程のメトカイナ族とのシーンの美しさに対して、こちらはあまりに無粋で、無慈悲で…。

正直、アバターの美しい世界においてもはやこの人間サイドの無粋なシーンは不要では?と感じるほどでした。

 

いや分かってはいるんです。物語を進める上で、対立する勢力側の状況が必要なことは。それも無粋であればあるほど対立構造が際立つから良い、ということは。

ただ個人的には、あまりにもメトカイナ族と海のシーンが美しく、いい気分に浸っていたところに水をさされたような印象が強く。

なんだか、もっとこう早いところナヴィ VS 人間の戦闘シーンに移ってしまえばよかったのかな…、というのが気になるところでした。(個人の意見です。)

 

ともあれ、メトカイナ族として新たな一歩を踏み出し、家族の喪失を胸に歩みだすジェイク一家。

この先はジェイク本人が決意したように、人間との争いを避けることは無いのでしょう。

続く『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』も楽しみにしたいと思います。

 

まとめ

 

今回の記事では、映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』について、ネタバレ感想をお届けしました。

 

映画についてのまとめ
  • 『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は、家族を守るために“逃げたはず”のジェイクが、結局“戦う父”になる物語
  • 見どころは、メトカイナ族の文化とパンドラの海の圧倒的映像美(ここが長尺の核)
  • ロアクと“はなれ”トゥルクンのパヤカンの関係が、劣等感と居場所のテーマに刺さる
  • スパイダーとクオリッチの関係は、敵なのに親子というねじれが切なくて苦しい
  • 終盤の海上戦〜沈没船の流れは息つく暇なし、そしてネテヤムの喪失が重い
  • ラストの「父親とは守るもの。守るためには戦わなければならない」が、今作の答え
  • 次作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』へ向けて、ジェイク一家は“避けない戦い”に進む(公開予定:2025/12/19)

 

本作の魅力は、やっぱり何と言っても圧倒的な映像美。

森の民だったジェイク一家が海の部族メトカイナのもとで新しい生き方を学び、海の世界に少しずつ馴染んでいく時間は、物語が大きく動かなくても“浸っているだけで満たされる”ような心地よさがありました。

だからこそ、192分という長尺にも納得できる部分があるんですよね。

 

一方で、人間側のやり方は相変わらず(というか更に)無慈悲で、見ていて胸が苦しくなるシーンも多め…。

でも、その対比があるからこそ、パンドラの美しさや、ナヴィたちの生き方・祈りの重みがより強く伝わるのだと思います。

 

そして何より、この作品は“家族”の物語でした。

守るために逃げたはずなのに、それでも失ってしまうものがあって、それでも前に進まなければならない。

ラストでジェイクが語る「父親とは守るもの。守るためには戦わなければならない」という言葉が、今作のすべてを象徴しているように感じました。

 

次作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』では、ジェイク一家がどんな戦いを選び、どんな未来へ向かっていくのか。

続編も引き続き追いかけていきたいと思います。

 

▼シリーズ第一作品目『アバター』のネタバレ感想記事はこちら

 

BeePlus【びーぷらす】では、他にも作品の解説、ネタバレ感想&考察を行っているため、合わせてチェックしてみてください~!

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