『モアナと伝説の海2』ネタバレ感想&考察 | ディズニー最新作の魅力と力強いメッセージ

こんにちは、yu-です!

実に3年半弱ぶりの更新となりましたが、お元気でしょうか。この3年半弱の間に個人的には色々と変化もありましたが、やはりディズニー映画を始めとする”物語を楽しむ気持ち”は意外と変わらないことに気が付き、こうしてここに戻ってくることになりました。

これからも不定期にはなると思いますが、心が動いたときには更新を続けたいと思うのでぜひよろしくお願いします☺️

 

さて、先日2024年12月6日に、ディズニー映画『モアナと伝説の海2』が公開されました!

 

「アナと雪の女王」のディズニーが贈る、美しい南国の海を舞台にした感動のミュージカル・アドベンチャー。海と特別な絆で結ばれたモアナは、ある伝説を知る──かつて人々は海でつながっていたが、人間を憎む神に引き裂かれてしまった…。その呪いを解くためにモアナは、風と海の守り神・マウイや新たな仲間と共に、世界を再びひとつにする航海に繰り出す。「海の果ても、越えてゆこう」──たとえ、どんな運命が待ち受けていても。

 

前作『モアナと伝説の海』の冒険から3年後の世界を描く今回の続編。

現実世界では前作が2016年公開、そして続く今作が2024年の公開と実に8年ぶりに物語の続きが描かれたことになりますね…!

 

今回の記事では、そんな映画『モアナと伝説の海2』についてネタバレありで映画の感想&考察をお届けします◎

 

モアナがスクリーンに帰ってきた!!力強いメッセージを受け取れる本作について語ります。

 

Contents

映画概要・あらすじ(モアナと伝説の海2)

劇場公開日 2024年12月6日
監督 デイブ・デリック・ジュニア
音楽 アビゲイル・バーロウ, エミリー・ベアー, オペタイア・フォアイ, マーク・マンシーナ
日本版声優 屋比久 知奈 (モアナ), 尾上 松也 (マウイ), 小関裕太 (モニ), 鈴木梨央 (ロト), 山路 和弘 (ケレ), ソニン (マタンギ), 増留優梨愛 (シメア)
上映時間 100分

 

前作での壮大な冒険から3年、妹のシメアが生まれ少し大人へと成長したモアナは、愛する家族と島の仲間たちとともに暮らしていた。
ある日、「かつて人々は海でつながっていたが、人間を憎む神によって引き裂かれた。
海の果てにある島に辿り着けば呪いは解け、世界は再びひとつになる」という伝説を知る。
モアナは人々の引き裂かれた絆を取り戻すため航海に出ようとするが、それは、その島に近づこうとこうとすれば、 “生きては帰れないかもしれない”というほどの危険に満ちた冒険だった。
幼い妹シメアや家族たちと二度と会えないかもしれない…しかし、愛する人たちを守るため、「私が、やらなきゃ」と決意し、迷いや葛藤を乗り越えて果てしない旅へ踏み出すモアナ。
前作で相棒となった半神半人のマウイが「モアナ、お前は一人じゃない」と背中を押し、さらには良き理解者で心の支えとなっているタラおばあちゃんから勇気をもらい、島の新しい仲間たちと一緒に新たな冒険へ旅立つ。

 

【ネタバレ感想】”越えていこう”

⚠以下より物語のネタバレを含みます⚠

 

①モトゥヌイでの幸せな暮らし

映画のオープニングはモアナがプア・ヘイヘイとともに見知らぬ島を探検するシーンから。

前作でのモアナの冒険を経て、モトゥヌイの人々は”旅人”という本来の姿を取り戻して、幸せに活き活きと暮す様子が描かれます。

 

前作『モアナと伝説の海』のオープニングでもモトゥヌイの人々は幸せそうでしたが、今回は前回にも増して一人一人が活き活きと”本来の自分”を生きている様子が伝わってくるのが良かったですね…!

 

ああ、モアナのあの冒険の結果、こうやって人々が皆自由に航海し旅をすることができるようになったんだなあ…、とこちらも見ていてしみじみ感じてしまいます。笑

 

前作と似たようなテイストの明るい楽曲!物語の幕開けに相応しい楽しい一曲でしたね~!

 

モアナの妹・シメア

前作から一番大きく変わったポイントがここ。

 

そう、モアナに妹が誕生しているんですね…!

名前はシメア。めちゃめちゃに可愛いです。

モアナが航海から返ってくることを誰よりも楽しみにしていて、モアナが大好き。そんなシメアのことをモアナも心から愛しているのがよく分かります。

 

前作と同じように幸せそうなモトゥヌイ。

でも、その幸せは前作に増して色濃く、同時にモアナにとっても重く大切なものになっているんだよ、ということが力強く描かれるオープニングでした!

 

②”タウタイ”の称号と開かれる冒険への道

幸せに暮らすモアナに、両親は”村長”を越えた称号”タウタイ”を与えることを伝えます。

そのタウタイの称号を得るための儀式の中、モアナは雷に打たれ、同時に先祖からのメッセージを受け取るのでした。

 

メッセージを送ってきたのは、先祖のタウタイ・ヴァサ。

モアナに「人々が分断されたのは、ナロという神が島々の中継地点であったモトゥフェトゥという島に呪いをかけて沈めてしまったことが原因だ」ということを伝え、「このまま他の島の人々と繋がることができなければ村の物語が終わってしまう」と知らせます。

 

ははあ…、だからモアナはモトゥヌイ以外の人に出会えていないのか…!とここで初めてクリアに。

マウイが島を引き上げたり、そんなマウイを称賛したり、挙げ句にテフィティの心を要望したりした人々は全員モトゥヌイの人なのか…?と疑問に思っていましたが、そこに対するアンサーとしても示された形です。

 

迷い、”越える”

さあここで「島を救うためには未知の冒険に出るしか無い」という状況になるモアナ。

ここまでは前作と同じような状況ですが、前作とは決定的にモアナを取り巻く状況が異なっています。

 

かつての冒険では、その怖さも、困難さも何もわからないが故に勢いよく、迷いなく飛び込めたモアナ。

一方今回は状況が異なる。

 

一度経験したことにより、失敗する可能性があること、もし失敗してしまったら生きては戻れないことを知っている。

自分の力が及ぶ範疇の冒険なのかもわからない。何が起きるかも全くわからない。

そして前作のときにはいなかった大好きな妹・シメアがいる…。

 

そんな大好きな人、ものをすべて捨てて前に進むのか。モアナは迷い、そして”越えていく”…。

 

めっちゃめちゃ共感してしまう………!

何も知らないときは、臆病な気持ちさえぶっ壊してしまえば飛び込めちゃうものなんですよね。何も知らないから。

後から思うと「あのとき私無知故になんてことをしていたんだ…」と悶えることもしばしばですが(笑)、ただこと”飛び込む”ことに対するハードルは、初めてのときのほうが意外と低かったりもするんですよね…。

 

今回のモアナのような、色々知ってしまったがゆえの迷い、そして大切な家族という存在がいるがゆえの迷い。

日常で大なり小なり日々感じる部分がモロにある部分で、うわああ…っとめちゃめちゃに心揺さぶられるシーンでした。

 

最終的に決意を固めたモアナが、シメアを連れて自らの海との関係を示したシーンは、同じく妹を持つ身としては非常にぐっと来ました…。

 

シメアのことを思って悩むモアナの姿に大共感してしまって、もうこの時点で涙が……

 

新たな仲間と海へ!

悩むモアナでしたが、最終的にはおばあちゃんにも背中を押されて、”越えていく”ことを決意。

前作はヘイヘイとの二人(?)旅でしたが、今回はモトゥヌイの仲間・モニ/ロト/ケレとともに旅立ちます。

 

この三人との旅の光景もまた良かった。

それぞれ違った能力とパーソナリティを持つ三人と、最初はぎくしゃく、全く連携が取れなかったところから、徐々に心を開きリズムを合わせ力を合わせられる様になるまでを一曲の間で描きます。

まるで前作のモアナとマウイの姿を見ているようで、懐かしいやら微笑ましいやらで幸せなシーンでした。笑

 

③カカモラとの再会と共闘

旅の途中、モアナたちの船はココナッツの海賊・カカモラと遭遇。

すわ再戦か?と思いきや、なんでもカカモラもモトゥフェトゥとともに沈められた島出身の方だったんだそう。

前作でテフィティの心を狙っていたのも、故郷の島に帰りたいだけだったのか…、ということがここで明らかになります。

 

前作からカカモラは、結構アグレッシブで好戦的な、でも見た目には可愛いなんとも憎めないキャラクターでしたが、ここに来てモアナたちと共闘する展開になるとは。

 

ヴィランサイドにも事情がある、というのは前作の「テ・カァ」と「テフィティ」の関係と似たようなものを感じますね。

 

神経毒の意外な正体と解毒法

ここで地味に、カカモラの多用する武器・神経毒の意外な正体と解毒法も明らかになりました。

結構カカモラさんたち、自分たちの神経毒で自爆しているけど大丈夫?と思っていましたが、しっかり解毒できることがわかったので安心です。笑

 

個人的には願い下げの解毒法でしたけどね。笑

 

カカモラの長の子・コトゥが仲間になる熱い展開

カカモラの手を借りて巨大な貝と戦うモアナたち。

最終的に、貝に一撃を食らわす事ができたものの、モアナたちとカカモラの一人が貝の中に閉じ込められてしまうことになります。

 

ここでモアナたちと行動をともにすることになったのは、カカモラの長の子ども・コトゥ。

作中ではここまで詳しい設定は語られませんでしたが、鑑賞後パンフレットを確認したらしっかり書いてありましたね。

お前、長の子どもだったのか…!

 

ここから先は、コトゥもモアナたちと最後まで行動を共にしてくれます。昨日の敵は今日の味方といいますが、ここまでガッツリパーティメンバーに加わってくるとは想定外。

熱い展開ですね…!

 

④巨大な貝の世界とマウイとの再会

モアナたちが閉じ込められたのは巨大な貝の中の世界。

ここでモアナと、モアナたち以外のメンバーが離れ離れになってしまいます。

 

満を持して、マウイ登場!

モアナたち以外のメンバーがたどり着いた先には、マタンギに捕らえられたマウイの姿が。

ここに来て、満を持してマウイが登場しました!

 

最初は捕らえられている情けない姿での登場、そこから縄を解き一転してかっこよく戦士のような登場を決めるマウイ。

いかにも”マウイらしい”二段階の登場でニヤニヤが止まりません。笑

その上、ヘイヘイの姿を見つけて「おやつみっけ!」と申した直後にモアナを心配するあたり、お前モアナのことめちゃめちゃ気にしてるんじゃないか…とこれまたニヤニヤが止まりませんでしたね…!笑

 

モニ、マウイに会えて良かったね…!笑
リアクションが完全にファンの”それ”で、これまた共感しちゃう。

 

マタンギからの教えで道を切り開く

一方皆とはぐれたモアナは、マタンギからの”迷え!”との教えで道を切り開いていきます。

 

いやあこの曲もまた良かった…!

まず普通にマタンギさんの歌が美しすぎる。めちゃめちゃに上手い。

ちょっとモダンな雰囲気でヴィランっぽい人が歌うこの感じ、前作の「シャイニー」とも似ていて良いですね。いい感じの対比になってる。

 

そしてメッセージですよ。

”Get Lost(迷え)”。時には自分が今までやってきた方法ではない別の道を見つける必要があるということ。

特に今作のモアナのように、新しい世界をどんどん切り開いていくような冒険の場合は、今まで通りのやり方だけじゃダメなんですよね。

なるほどなあ…。

 

個人的にも胸に刻んでおきたいメッセージ…!

 

⑤モトゥフェトゥへ

神々の道を通り、いよいよモトゥフェトゥへ。

ところが、たどり着いたそばからナロの洗礼を受け、モアナはメンバーの一人モニを死の間際まで追いやってしまいます。

 

このことでひどく落ち込み、前に進めなくなるモアナ。

そこで彼女を元気づけたのは、マウイでした。

 

今度はマウイがモアナを元気づける

前作は落ち込み進めなくなっているマウイを元気づけたモアナ。

今作はその見事な対比で、今度はマウイがモアナを元気づけていくんです。

 

ここで歌われる「Can I Get A Chee Hoo?」という曲もまた逸品。

マウイがモアナに寄せる強い信頼がもう曲の全てから伝わってきて、ああ本当この二人の関係最高だ…!ともう胸がいっぱいです。

 

要所要所で差し込まれる”Chee Hoo!”の叫びも非常に良い。

 

船を操りナロの嵐を越えていく

マウイから元気を貰い、今度こそ船を進めモトゥフェトゥへの上陸を目指すモアナ。

 

ナロの嵐、雷を避けながら海を駆けていくチーム・モアナのアクションは素晴らしいの一言。

その洗練された動き、力強さが見ているこちらにもどんどん元気を与えてくれ、めちゃめちゃ熱くなりました。良いぞ、この戦闘シーン!

 

決死の攻防の末、島を引き上げる途中でマウイは雷に打たれ、”半神”の力を失うことに。

そんなマウイを見てモアナはある決意を固めるのでした。

 

”別の道がある”

”別の道がある”と呟き、モアナは海へ。直接泳いでモトゥフェトゥの地を踏むことを目指すのでした。

ここでもマタンギからの教えがダイレクトに生きていて、モアナがまた一つ、更に一つ成長しているのが分かりますね…!

 

モトゥフェトゥにたどり着いたもののの、その瞬間ナロの雷に打たれて瀕死になるモアナ。

そこにマウイが駆けつけ、涙に暮れつつモアナのために歌を捧げます。

すると集まってくるモアナの先祖たち。その中にはおばあちゃんの姿もあって…。

 

最終的にモアナの腕にはタトゥーが現れ、無事生還。

改めてモトゥフェトゥも引き上げられて、再び海の民がつながることができたのでした。

 

この一連のシーンの美しさといったら……。

マウイがモアナのために流す涙。そんなモアナを囲み歌を歌う先祖やおばあちゃんたちの思い。

それらがとても神秘的な雰囲気で描かれ、ここでモアナが一つまた別のフェーズに進んだことが明らかに伝わります。感動したなあ…。

 

”越えていく”ということ

数々のしがらみ、迷いを越えて一歩踏み出し、目的を果たしたモアナ。

その結果得たものは、旅に出る前には全く持ち合わせていなかった数々の経験と、新しい友人と、新しい世界、そしてモアナ自身の大きな力。

 

色々な状況があって、一歩踏み出すのは難しいかもしれない。

大切なものがあるからこそ、それを無くすことは決してできなくって、だからこそ新たな挑戦には大きな迷いを伴う。

でもそれでも、自分の進むべき道が分かっているのなら、自分の心の声が聞こえていて、自分が誰なのかが分かっているのなら、前に進まないと行けない。

越えていかなくてはならない。

そういった力強いメッセージを、今作「モアナと伝説の海2」からは強く強く感じ、受け取りました。

 

ちょうど自分を取り巻く状況が変わり、少し見える世界も広がってきた年齢の大人に特にぶっ刺さるメッセージではないでしょうか…。

個人的にもダイレクトにそういったことを考えることが増えているタイミングで、この映画に出会えたことは幸運だったと思います。

 

とっても力強いメッセージを受け取れる、良い映画でした…!

 

ミドルクレジット

さて、ミドルクレジットのタイミングでなんとディズニー映画では非常に珍しい”次回作への示唆”がなされました。

記憶している限り、ディズニー映画でこれをやっているのは初めてのことなのではないでしょうか。

 

シーンは、ナロが登場するところから。

紫の光の中から、ついにナロの姿を拝むことができました。

そこに合流するマタンギ、そして前作に登場した巨大カニのタマトア。

モアナにモトゥフェトゥの呪を解かれたことで明らかにご立腹の様子のナロのもとに、ヴィランチームが結成されたように見えるところで映像は終わりました。

 

まるでアベンジャーズで満を持してサノスが登場したときのようなシーンで、おうおうまじか…!と驚かされましたね!笑

 

次回作はモアナたち人間チーム VS 神々チームのような構図となるのでしょうか。

ぜひそこではモアナと海の関係や、モアナに授けられた新しい力について存分に描いていただけると嬉しいですね…!

あと、モアナとマウイの絡みももっと見たいし、成長したシメアも一緒に旅をしてほしい…!笑

 

次回作にも期待が高まったところで、映画は幕を下ろすのでした。

 

まとめ

 

今回の記事では、映画『モアナと伝説の海2』について、ネタバレ感想をお届けしました。

 

感想をまとめてみると
  • 映画全体から伝わる”越えていく”という強いメッセージ性に感動
  • 一曲一曲が素晴らしく良い。名曲揃いで最高!
  • 共感できるポイント盛りだくさん!

 

前作の良さはそのままに、楽曲もストーリーもメッセージ性も一つまたパワーアップした良い映画でしたね…!

敢えて前作とほぼ同じような展開で描くことで、前作との対比がうまく効いていて、あああれから確かに時間が流れて状況が変わっているんだな…というのが非常に分かりやすいのも良かったですね。

 

『モアナと伝説の海』は今後実写化も予定されています。

これからもモアナの冒険を楽しみにしたいですね…!!

 

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