【ネタバレ感想】『ディセンダント2』あらすじ結末!女性陣の強さが光るミュージカル第2作品目

こんにちは、yu-です!

 

先日に引き続き、ディズニーチャンネル作品である『ディセンダント2』を鑑賞しました。

 

前回『ディセンダント』にて幸せなラストを迎えたマルでしたが、オープニングの曲で描かれるのは、なぜかオラドンで好き放題暴れる4人の姿。

 

そんな印象的なスタートを切る本作品は、前作に比べて女性陣の強さが光る作品で。

こんな強さを持つ女性になりたい…と憧れてしまいます。笑

 

というわけで、今回の記事では『ディセンダント2』のネタバレ感想をお届けしたいと思います!

 

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『ディセンダント』はこちらの記事で紹介しています。

 

 

作品情報

 

公開年 2017年制作
上映時間 111分
原題 Descendants2
スタッフ 監督:ケニー・オルテガ
おすすめ度

 

ディズニー・チャンネルのオリジナルムービー

 

『ディセンダント』は、ディズニー・チャンネルのオリジナルムービーとして登場しました。

そのため、通常の映画と異なり劇場公開はされていません。

 

 

ちなみにディズニーチャンネルのオリジナルムービーとは、読んで字の如く、ディズニーチャンネルが独自で制作した映画のこと。

殆どの場合は、ディズニーチャンネルのドラマシリーズで活躍した俳優・女優が主役級を努めて撮影されています。

 

この作品の他には『ハイ・スクール・ミュージカル』が非常に有名ですね!

 

 

ディズニープラスのサービス開始後は、かつてディズニーチャンネルでしか見ることのできなかった番組や映画が一挙に配信されたため、今はディズニープラスにさえ入っていればほぼすべてのディズニー由来の映像作品を楽しめる…というわけです。

『ディセンダント』は『ハイスクール・ミュージカル』と同じケニー・オルテガ監督がメガホンをとった作品。
『ハイスクール・ミュージカル』が好きな方は確実にハマります。

 

『ディセンダント2』はここで見れる!

 

前述の通り、『ディセンダント2』は現在ディズニーの公式動画配信サービスであるディズニー・プラスで見放題配信されています!

 

初回は31日間無料で試すことができるのでぜひこの機会にいかがでしょうか?

 

 

あらすじ

 

悪人たちとその家族が住む故郷ロスト島を離れ、善人たちのオラドン合衆国で暮らしはじめたマル・イヴィ・カルロス・ジェイの4人の若者たち。
ところがマルはビーストとベルの息子ベンと恋に落ち幸せな交際をスタートさせたものの、王室入りのプレッシャーに耐えきれずロスト島へ帰ってしまう…。

 

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【ネタバレ感想】物語の結末まで紹介

 

めでたしめでたしの先を描いた『ディセンダント』で迎えた、”めでたしめでたし”。

さらにその先を描いた『ディセンダント2』ですが、これまた心に響くストーリーなのではないでしょうか。

 

前作のラストで晴れて結ばれたマルとベン。

異例のカップルながらもお互いを認めあい、順風満帆のスタートを切った…かのように見えていましたが、世の中そんなに甘くはない。

 

そんな”甘くない”部分を全力で突きつけられる物語です。

 

設定はファンタジーなのに、描いている内容は意外とリアル。
こういうところがこの作品が多くの人に受け入れられる理由なのでしょうね…!

 

 

①マルのオラドンでの日々

 

ベンと結ばれたマルは、王子の恋人であることから、記者からの取材対応や会食等の行事に追われる日々を過ごしていた。
そんな生活の中でマルは元ヴィランズの本当の自分を押し殺し、時には呪文の書に頼ってまで「王子の恋人」の役目を果たし続けていた。
ところがある日のベンとのデートにて、料理に呪文を用いたことがベンにバレてしまい、ついに押し留めていた堰が溢れてしまう。
そしてマルは逃げるようにして、自らの故郷であるロスト島に返っていくのであった…。

 

うーーん、リアル!!

運命的な出会いを果たし、周囲の反対も身分の差も押し切って結ばれるカップル、というのは恋愛もののど定番ですが、

実際問題、育ってきた環境の差による問題は発生するのが妥当。

 

その点を逃げずに、一つの作品としてしっかりと描いています。

 

さらにはそこには”ロスト島”と”オラドン”というはっきりと分割された舞台があることから、この辺の心情が余計に際立ちますね…!

 

自分を押し殺し、”いい子”の仮面をかぶってベンに微笑みかけるマルの姿は見ていてこっちも苦しくなるし、

その後ロスト島に逃げるときの表情を見て、余計に今までのマルの苦労を思って苦しくなっちゃいます。

 

めちゃめちゃ分かりやすく心情が描かれています…!

 

②ロスト島

ロスト島に帰ってしまったマルを追い、ベン・イヴィ・カルロス・ジェイもロスト島へ。
ベンがマルへの説得を試みるも、すげなく追い返されてしまった。
途方にくれる一同。
ところが、次の瞬間ベンはマルが去った後にロスト島を支配していたアースラの娘・ウーマによって攫われてしまうのだった…。

 

ついにベンが初めてロスト島へ。

ロスト島っぽい洋服に着替えて、イヴィ・カルロス・ジェイの3人から「ヴィランズっぽい振る舞い」を教わる姿が可愛くて仕方ありません。笑

 

一方のこの曲のヴィランズ組3人が本当にかっこいいんですよね…。

思わずヴィランズの沼にハマるところでした。これはずるいぞ。

 

さてマルの説得に失敗したのもつかの間、ベンがさらわれるという一大事に。

 

ベンを思う心故にロスト島に来たマルにしてみれば、

「どうしてベンを島に連れてきたの!?」

という怒りは非常にごもっとも。

 

何をしてもうまくいかない…、と落ち込む彼女の表情がこれまた美しくって、つい見とれてしまいました。笑

 

このあたりのマルの心情を思うと胸が苦しくなります…

 

③ウーマとの対決

 

ベンを返してほしければフェアリー・ゴッドマザーの杖をよこせ。
そう取引を持ちかけてきたウーマに対し、作戦を練り対処することに。
決戦の舞台はウーマ一味が仕切る海賊船の上。
取引、そして激しい剣と剣の争いの後、マルたちはベンを取り戻すことに成功する。
そしてマルは複雑な心境ながらも、ベンとともにオラドンに帰るのであった。

 

ウーマとの対決シーンは、登場人物も多く非常に豪華でハデなシーン。

 

まあその割には殺陣のアクションが軽めであったり、にもかかわらず殺陣を演じるシーンが長かったりと少々思うところはありますが、この作品の主題はそこじゃないので気にするほうが愚かというもの。←

 

ウーマとその一味に対して多勢に無勢ながらも一歩も引かず、むしろそっちが降伏しろ!くらいの勢いで立ち向かっていくマルとイヴィたちの姿が最高にかっこいいシーンです。

 

こんな強さを持ち合わせた女性になりたいな…!

 

④舞踏会

オラドンに帰還したマルに、イヴィたちは
「ヴィランズであることを隠さなくても良い、ベンが運命の人ならわかってくれる」
と告げ、舞踏会に出席するよう伝える。
その後も悩み続けるマルだったが、ついに舞踏会に出ること、すなわち王家に入ることを決意する。
そして迎えた舞踏会、万を辞して登場したベンの傍らにはマル…ではなくウーマの姿が。
ウーマは恋の呪文をベンにかけ、自らに好意を抱かせるよう仕向けていたのだった。
巨大なタコに変身して舞踏会の舞台である船を襲うウーマ。
一方マルはドラゴンに変身し彼女に立ち向かい、見事皆を守ることに成功する。
本来の自分を受け入れ、ベンにもその姿を受け入れられたマルは、胸を張って王家に入ることを、ベンとともに生きていくことを誓うのであった。

 

本当の自分を隠さなくていい。

それでも大切な運命の人であるならば、きっとわかってくれる。

 

この作品で伝えたかったであろうこのことが、もうダイレクトに伝わってくるラストです。

 

いやしかし、ベンとともにウーマが登場した時はさすがにビビりました。←

こんなにマルが悩んで、悩んで、悩み抜いてこの場に立つことができたのに、その仕打ちはあんまりすぎる。

 

結局それは恋の呪文によるものだったことが分かるのですが、それが判明したきっかけはベンがマルに用意していたプレゼント…。

マルとベンを描いたステンドグラスでした。

 

 

ステンドグラスそのものも綺麗で素晴らしい一品でしたが、一番のポイントはステンドグラスの中のマルの目の色。

いつもは黒い目ですが、興奮したり気持ちが高ぶると緑色になる。

 

そんなマルの姿を注意深く見ていたベンだからこそ贈ることのできるこのプレゼント。

作中でマルも感動していましたが、見ているこちらも感動してしまいましたよ…!

 

ラストは大円弾!!
ウーマのお陰で(?)水浸しになった船上で、皆で水を蹴り上げながら歌い踊るこのシーン、見ていて本当に楽しいです!笑

 

【楽曲一覧】作中の挿入歌を紹介します

 

さて作品全編を通して、要所要所で歌が挿入されている『ディセンダント2』。

 

ここでは、そんな挿入歌を一覧で紹介していきたいと思います。

 

番号曲名シーンコメント
1Ways to Be Wickedオープニングの一曲なぜかオラドンで好き勝手暴れるマルたちの姿が描かれる一曲。
前作のラストから一体何が?と驚かされます。
2What's My Nameロスト島でウーマと取り巻きが歌う一曲マルが去ったロスト島を支配するウーマを囲んで歌う曲ですが、なんだか見ていて段々とウーマがかっこよく見えてくる不思議です。笑
3Chillin' Like a Villainロスト島にやってきたベンにヴィランズの立ち居振る舞いを教える一曲『ディセンダント2』の中で最もお気に入りの一曲。
ここにきて初めて「ヴィランズってかっこいいぞ??」と思わされた一曲です。笑
4Space Betweenロスト島に逃げたマルとそれを説得するイヴィの友情の一曲今までマルとイヴィがいかに過ごしてきたか?という彼女たちの過去から続く友情に思いを馳せることができます。
ぐっとくる。
5 It's Goin' Downウーマとの戦闘シーンでの一曲ウーマ陣営VSマル陣営のベン奪還作戦中に歌う一曲です。
この歌のマルとイヴィがかっこいいです。
ベンはちょっと頼りない…。笑
6You and Me船上での舞踏会で歌われるフィナーレの一曲水を蹴り上げながら皆で歌い踊る一曲。
水が綺麗で思わず見とれてしまいます。

 

【まとめ】登場人物の心情がたまらない作品

 

今回の記事では、ディズニチャンネルムービーより『ディセンダント2』のネタバレ感想をお届けしました。

 

前作は、悩み抜いた上に結論を出す!

…というストーリーでしたが、今回もその大枠は変わらず。

 

「何があっても悩みは尽きないよ」、というなんともリアルな現実を突きつけてくれます。笑

 

なんにせよ、作中に登場する強烈な”個”を持った女性陣には脱帽。

こういう強さを身に着けた人を目指したい所存でございます。

 

『ディセンダント』同様、定期的な見返しが必至の作品ですね!
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