こんにちは、yu-です。
先月頃まで、ディズニープラス特化型ディズニーファン!…としてやってきていた私ですが、
Netflixに加入したことをきっかけにもう少し手を広げてみようかな?と趣向転換したのが2月頭頃。
そんなこんなであれやこれやと手を出してみる中で今回目をつけたのがこちら。
『ワイルド・スピード』
全10作品以上にもなる大作シリーズ、なおかつかなり有名な部類に属する洋画。
当然名前は知ってはいたのですが、実は今までなんとなく遠ざかっていたこのシリーズに、満を持して乗り込んでみました。
というわけで、今回の記事のテーマは『ワイルド・スピード』です。
公開から20年が経過した2021年現在に、初めてこの映画を見た身として、この映画について語っていこうと思います。
Contents
作品情報
公開年 | 2001年 | ||
---|---|---|---|
上映時間 | 107分 | ||
原題 | The Fast and the Furious | ||
スタッフ | 監督:ロブ・コーエン
脚本:ゲイリー・スコット・トンプソン、 エリック・バーグクィスト、 デビッド・エアー 原案ゲイリー・スコット・トンプソン |
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キーワード | 車、車、車、アウトロー | ||
おすすめ度 |
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『ワイルド・スピード』シリーズ第一作品目
本作品は、現在本編9作品+スピンオフとその世界が広がる『ワイルド・スピード』シリーズの第一作品目!
公開順としても、時系列としても第一作品目となり、のちの物語を楽しむに当たっては見逃せない映画です。
ワイルド・スピードX2(2003)
ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006)
ワイルド・スピードMAX(2009)
ワイルド・スピードMEGA MAX(2011)
ワイルド・スピードEURO MISSION(2013)
ワイルド・スピードSKY MISSION(2015)
ワイルド・スピードICE BREAK(2017)
ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019)
ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2021年5月26日公開予定)
あらすじ
ロサンゼルスを車で自在に走り回るドミニク(ヴィン・ディーゼル)は、
夜な夜なレースに挑んでくる連中を相手に、一度のレースで一万ドルを稼ぐ凄腕。
そんな彼に、謎めいた男ブライアン(ポール・ウォーカー)がレースに挑むことになる。
実はブライアンは、トラックの連続ジャック事件を極秘に追う警官だった。
容疑者は腕の立つストリート・レーサーたちだったので、潜入捜査を行なっていたのだ。
しかし、ドミニクと、チャイニーズ系のジョニー(リック・ユーン)がそれぞれ率いる
二大組織の対立が高まりつつある中、ブライアンはドミニク、
また彼の妹ミア(ジョーダナ・ブリュースター)との絆を深めていくのだった…。
【ネタバレ感想】ロサンゼルスで繰り広げられるカーアクション!
舞台はロサンゼルス。
冒頭で物騒なトラック強奪事件が描かれ、
その後物語は夜な夜な町中で繰り広げられてる”ストリート・レース”へと移っていきます。
冒頭のトラック強奪事件の犯人たちがとんでもない車のテクニックを披露していたことから
このストリート・レースの面々の誰かが関係しているんだろうな~という部分までは想像つきますし、
実際の所その想像は当たっていたわけで、そういった犯人探し的な面白さは弱いっちゃ弱いのですが、
この映画の主題はそんなところではなかったのです。恐らくね。
じゃあ何が主題か?というと、
- 人と人が織りなすドラマ
- カーアクション
この部分ではないのでしょうか。
カーアクションはもう言わずもがな。
作品を通して視覚的に完璧に描かれているためこの記事ではこれ以上言及しません。
この先では、もう一つの「人と人が織りなすドラマ」の部分についてもう少し突っ込んで語ります。
潜入捜査官と犯罪者が織りなすドラマ
町中のカー用品店で働き、サンドイッチ店の娘を気に入ったことから気まぐれでストリート・レースに挑んできた男…、
のように見せかけて実は連続トラック強奪事件の犯人を追うために潜入していた捜査官である、ブライアン。
一方でカーレースの天才であり、ストリート・レースの元締めであり、”ファミリー”たちのボスであり、
なおかつ連続トラック強奪事件の首謀である、ドミニク。
追うものと追われるものが接触し、各々の目的のために行動し、さあどうなる?
というのがこの物語の醍醐味です。
エンドロール後までわからなかったです(小声)
人情があり人間味溢れる姿に惹かれる
ここで言う、人情があり人間味溢れる姿…とは、先程の文章で言う後者のドミニク。
彼はストリート・レースの元締めである時点で完全に法犯しています。端っからアウトローな人間です。
ですが、作中のブライアンの言葉を借りると「彼はそんな愚かな真似はしない」という人物。
ちょっと言葉は違ったかな、まあそんな細かいことは置いときましょう。大切なのはそこじゃなく。
- カーレースは本気。
- ズルはしない。
- ファミリーは大切にする。
- 腹黒い真似はしない。
- 約束は守る。
これがドミニクの人柄です。
この人柄に、映画を見れば見るほど惹かれていっちゃうんですよね。
だから後半、実はあのトラック強奪事件の犯人はドミニクでした!!
ってなった後も、ああ彼のことだから何かのっぴきならない理由があるんだろうな!仕方ないな!だってドミニクだから許す!!
…という心情にさせられるのです。
結局なぜトラック強奪事件を起こしていたのかは明らかになっていませんし、あのあとドミニクがどうしたのか?
は描かれていないため実際の所どうだったかはわからないのですが、
ラストのブライアンの行動の心情は非常に納得。共感できるものでした。
【ネタバレ感想】私が『ワイルド・スピード』シリーズを見た理由
さて、そもそもなぜ私が『ワイルド・スピード』に目をつけたかと言うと、
社会情勢的な理由と、もう一つは超個人的な理由の2つがあります。
なぜこれを述べるのかというと、『ワイルド・スピード』シリーズに興味はなくはないけれど、見たこともないけれど
今までなんとなくネタバレ記事を読んでしまった方の背中を押したいがためです。
①シリーズ最新作の公開延期
まずは社会情勢的な方を述べておくべきでしょう。
実はたくさんあるシリーズ物の本作ですが、その最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』の公開が昨年2020年5月29日に予定されていました。
…が、ご想像の通り当然のごとくこの作品の公開も延期が決定。
その延期先の日時というのが、2021年5月26日なのです。
さあこの最新作の公開まであと1ヶ月強。
一方で『ワイルド・スピード』シリーズは現状スピンオフを除いて、9作品。
一ヶ月で9作品を多いと見るか少ないと見るかは人にもよりますが、まあスタートを切るのに早いに越したことはありませんし、
なにより5月26日に間に合わせたい。
これが社会情勢的な理由です。
②”車”に対する価値観
もう1点は超個人的な、私自身の”車”に対する価値観の問題です。
実は私はお恥ずかしながら免許を持っていながら運転をしたことがないという超ペーパードライバー。
記録を打ち立てるビジョンがあるわけではないのですが、ペーパードライバー歴は見事に年々更新されています。
そんな私にとって車って何なの?と聞かれると、一刻も早く自動運転が実現して世の中から無くなって欲しい、と強く思っている存在です。
…ここまで言うと嫌いなのか?と思われるかもしれませんが、そういうわけでもなく、単に自分で運転をしたくないだけです。
ともあれ、”車”というもの、運転という行為に全く魅力を感じていないクチです。
一方で本作品は、車を用いたレースが舞台。
全く魅力を感じていないものを主題に描く映画を見て、ハマれば、何か私の価値観にも影響を及ぼしてくれるのでは?
という虫の良いことを考えました。
これがこの作品に目をつけた理由の一つです。
結局の所私の価値観はどうなったの?というお話は、是非ワイルド・スピードシリーズをすべて見た後にジャッジしたいなと思っています。
『ワイルド・スピード』はここで見れる!
『ワイルド・スピード』は下記の各種動画配信サービスで見放題配信されています。
2021年2月時点の情報です!最新の情報は公式サイトをご確認ください。fa-exclamation-triangle
- TSUTAYA DISCAS/TSUTAYA TV
- Hulu
- U-NEXT
- Netflix
- Primevideo
【まとめ】一度は見ておくべき名作
さて、今回の記事では映画『ワイルド・スピード』についてネタバレ感想をお届けしました。
公開から20年が経過した今始めて見ましたが、シンプルに面白かった。
是非今後のシリーズも、最新作の公開に間に合わせるよう、一つ一つ楽しんでいきたいですね。
まだ見たことが無いよ、という方。
昔見た気がしないでも無いけれど忘れちゃったよ、という方。
そうでなくて、何度も見てもう擦り切れるほど見て!という方でも構いません。
この記事を読んで、少しでも「あー、この映画見てみるかー」と思っていただけたら嬉しいです。