【ネタバレ感想&考察】映画『メン・イン・ブラック3(MIB3)』は逸品のタイムトラベル映画!伝えたかったことはこれだ

こんにちは、yu-です!

 

先日に引き続き、今回は

 

『メン・イン・ブラック3(MIB3)』

 

のネタバレ感想&考察をお届けしたいと思います!

 

 

 

1,2の雰囲気はそのままに、さらに要素がプラスされている本作。
素敵な物語でした✨

 

作品情報

 

公開年2012年
上映時間105分
原題Men in Black3
スタッフ監督:バリー・ソネンフェルド
製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ、G・マック・ブラウン
製作:ウォルター・F・パークス、ローリー・マクドナルド

 

【おすすめ度】

 

「メン・イン・ブラック」都市伝説

 

「メン・イン・ブラック」とは、大本はアメリカで有名な都市伝説のこと。

 

UFO宇宙人などの目撃者・研究者の前に、

  • 黒の背広
  • 黒ネクタイ
  • 黒の革靴
  • 履き黒いソフト帽
  • 黒レンズのサングラス

 

…といった全身黒尽くめの衣装で、大型の黒塗りセダンで現れ、

目撃者に対し口外しないよう警告や脅迫を与えたりさまざまな圧力や妨害を行う謎の組織とされています。

 

 

実在するしないに関わらず、その存在自体が一種の都市伝説や政府の陰謀等々となっています。

 

本作は、この有名な都市伝説に対して、

実は「メン・イン・ブラック」は宇宙人がらみの対応を行う組織だった!

という設定で描かれる、コメディよりのSFアクション映画です。

 

実は政府の陰謀で…、という重めのサスペンスにするでもなく、ちょっと面白みのあるコメディ色もいれてアクション映画とした本作は、公開当初から絶大な人気を誇りました。

映画で描かれるMIBの面々が、かっこいい!笑

あらすじ

エージェント“J”と“K”のコンビは今日も奇想天外なエイリアンたちを監視し、その暴走を取り締まるべく奔走していた。
ある日、Jは単独で事件を追うKを不審に思い、その真相を問い詰めるも全く取り合ってもらえない。
翌日、不信感を募らせたJはKを探すが、どこを探してもKの姿が無い。
さらにMIBの上司からは、「Kは40年前に亡くなった」という理解不能な発言が飛び出す。
混乱するJ。
何者かが過去を書き換えたのか?
そして、時を同じくしてエイリアンの侵略が一斉に始まり、地球は未曽有の危機に陥る―。
一体、Kの身に何が起こったのか?
そして、黒幕はいったい誰なのか?すべての謎を解き明かし、地球の危機を救うため、Jは40年前の世界にタイムスリップを試みる―。
果たして、Jは未来を救うカギを見つけることが出来るのか?
そして、過去の世界で明かされる、JとKの関係にまつわる衝撃の真実とは!?

 

今回の『メン・イン・ブラック3』はシリーズ初の”タイムトラベル”もの!

タイムトラベル系の映画は数多くあれど、本作は

「だからタイムトラベルを描いたのか…!!!」

と非常に納得できたラストでした。

 

これが、本作を”逸品のタイムトラベル映画”と表現した理由です。

 

では早速ネタバレ感想にはいって行きましょう。

 

【ネタバレ感想】パワーアップした会話とコンビのアクション!

 

”ニューラライザー”使用後のセリフが面白い!

 

前作『メン・イン・ブラック2』から10年の時を経て公開された本作ですが、セリフ回しの面白さ、軽快さは変わらず満点!

特に、前回の『メン・イン・ブラック2』の記事でも書きましたが、別名”記憶でっち上げ装置”である”ニューラライザー”を使用した後のセリフが面白くって仕方がないんです。

 

ここでは、映画の冒頭、KとJが町中に落ちたUFOの調査をした後に目撃者たちに語ったセリフを引用して紹介します。

 

 

J「飛行機に乗ると”ケータイを切れ”と。
”なぜだ?飛行機の運行に何も関係ねぇだろ?”
だがこの人工衛星が墜落したのはそれが原因だ。
GPSがイカれ、交通事故続出。」

 

メッチャクチャな理屈です。笑

ちなみに飛行機でケータイ、もといスマホを機内モードに入れるのは、携帯電話やスマホから発生する電波が飛行機や管制システムなどに影響を与え、正常な運行を妨げる可能性があるため、法律で定められているからです。

GPSはケータイくらいじゃイカれませんし、そんなことで墜落されたらものではたまったありません。

 

であるにもかかわらず、もし"ニューラライザー”を使い、コレを話したら相手はそれを正しい記憶として思い込んでしまう…、そういう装置です。

案外私たちもこうやってある程度”でっちあげ”られためちゃくちゃな理屈を真実だと確信してしまっているのかも知れませんね。

「なんでかはわからないけれどそうと決まっているもの」というものは世の中にごまんとあるわけですし…。

 

Jがあんなに楽しそうに目撃者たちに語りかけるのも納得です。絶対楽しいですもん。←

 

K&Jコンビのアクションは最高!

 

”長年のコンビ”ならではの息のあったアクションを本作ではたっぷりと楽しめます。

特に、中華料理店での戦いのシーン。

厨房で事情を聞いた後、ひとまず食事を開始する2人でしたが、来店している客の不審な点を見抜き、冷静に対処(=攻撃)していきます。

 

このシーンにおいて、KとJが背中を預けあっていることに胸が熱くなります…!

お互いのお互いに対する信頼の証ですね。

 

それ故に、事情を話してくれないKに対するJの思いにより切なさを感じます…

 

【ネタバレ感想】衝撃のラストに胸を打たれる

さて本作は冒頭にあるように、タイムトラベル映画です。

 

宇宙刑務所から脱獄した凶悪犯・ボリスが、タイムトラベルで過去に戻り、ボリスを逮捕する前にKを斃してしまいます。

これによって現在の世界からKが消え去り、「ボリスによって殺害された」ことになってしまう…というところから物語は始まります。

MIBの皆が”Kは昔に殺害された”と信じる中、Jだけは昨日まで会話をしていたKの存在を覚えていた。

そしてJはKを救い、地球を救うため、タイムトラベルで過去の世界に行くのでした。

 

 

…ということでタイムトラベルの物語が動き出すのですが、まあここまでは言ってしまえばよくある展開だな、と感じました。

「変えられてしまった過去をもとに戻すため戦う!!!」

というキャッチフレーズ、一度は耳にしたことがありますよね。

なので、実はタイムトラベル以降は、ふんふんと思って見ていたのですが、ラストに完全にやられました。

 

 

ラスト、Kを救い、地球を救い、全てが丸く収まった後、Jはすぐさま元の時代に帰ろうとしましたが、任務を終えたKとロケット発射現場に案内いしてくれた大佐の姿を認めてしばしその場面を眺めます。

すると、たおしたはずのボリスが現れ、攻撃!

あっ!と思った次の瞬間、大佐の胸には深々とボリスのトゲが刺さってしまいました。

一方のKは大佐にあたった隙にボリスを攻撃。無事ボリスを倒すことができましたが、大佐はそのまま絶命していまいした。

 

「一人の命と引換えに、一人の命が救われる」

とはこのことだったのかと合点し胸を痛めるJ。

すると、車から大佐の息子が現れました。

 

「パパは?」と聞かれたKが名を尋ねると、彼は自分の名前が”ジェームズ”であることを告げ、ポケットから懐中時計を父から手渡されたと言いつつ取り出しました。

その懐中時計はJがずっと常日頃携帯しているものと同じでした。

 

そう、この大佐の息子こそがジェームス、後にKの相棒となるJだったのです。

KとJはMIB1の時点ですでに出会っていた上、KはJのことをはじめから知っていた、というわけなのです。

 

 

なんという展開でしょうか。

これほど素敵な、伏線の回収方法があったとは。

これを見せたいがために、タイムトラベル物である必要があったのですね…。

 

このシーンを見て、最初に抱いた「よくあるタイムトラベルものか」という思いは吹き飛びました。

これを逸品と言わずして何なのでしょうか。

 

コレを知った上でMIB1~3をすべて見返したいですね。。
きっと見え方が変わってくるでしょうから。

 

【考察】この映画の伝えたかったことは…

 

さて、上記のように逸品なタイムトラベル物ですが、この映画が伝えたかったことは、KとJの仲の他にもう一つ、より普遍的なことがありました。

 

それは、「この世は奇跡に溢れている」ということ。

 

これは、未来を見通す能力のあるアルケイナン星人の生き残り・グリフィンとのシーンでかなり直接的に伝えられています。

特に、「最下位続きだったメッツがWシリーズで優勝した場面」を見ているシーン。

このシーンに置いてグリフィンが語ることには、

 

第5ゲームで最後のアウトとなったあのボールは、スポルディング製で欠陥ボール。
革職人が女房に逃げられ、革のなめし方が不十分だった。
~中略~
打順はD:ジョンソン。
誕生日に野球のボールを貰い野球選手になった。
球がバットの高めにあたり、C・ジョーンズがキャッチ。
彼は女に生まれるはずが、親がワインを飲み男になった。

 

こういうこと。

そして彼は続けます。

 

奇跡は起こらないようでよく起こる。

…と。

 

この例で行くともし革職人が女房に逃げられることがなければ、革のなめしが十分となって、ボールはバッドの高いところには当たらず、C・ジョーンズのもとには飛ばなかったことでしょう。

まるで「風吹いて桶屋が儲かる」という言葉そのものですが、こういうことって実際に世の中でもたくさん起きているのでしょうね。

私たちがそのすべての過程を知らないだけで。

 

普段生活している上では忘れがちですが、今この瞬間は多数の奇跡の上で成り立っているのですよね。

このことを、重めの物語で描く映画はよくありますが、MIBのように軽いノリで、明るく軽快なテンポで伝えてくれる映画は貴重です。

 

きっと今後も定期的に見直す映画となることでしょう。

 

『メン・イン・ブラック』はここで見れる!

 

さて、そんな映画『メン・イン・ブラック』は、下記の動画配信サービスで見放題配信されています。

 

  • U-NEXT
  • dTV
  • Netflix

 

今後も入り続けて映画を楽しみたい!という方には「NETFLIX」を。

 

『メン・イン・ブラック』だけひとまず楽しみたい!という方には、無料体験期間のあるNETFLIX以外をおすすめします!

”31日間無料”のサービスであれば、ひとまず登録して使ってみて、気に入ったらそのまま使ってみれば良いので、

試しやすいのが良いですね😄

 

 

【まとめ】KとJの活躍をもっと見ていたい!

 

今回は、『メン・イン・ブラック3』のネタバレ感想&考察をお届けしました。

 

 

コミカルで軽快、面白さが詰まった作品ながらも強いメッセージ性も持つこの映画。

前作に引き続き、1秒1秒が面白く、決して飽きることなく目を離せない展開で、映画を見ている105分間は常にワクワクしていました。

KとJを描くお話は今作がラスト。

願わくば、このコンビの活躍をもっと見たいたい…!と思わずにはいられません。

 

MIB1~3と、3作品とも面白い、傑作でした😄
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