【ネタバレ感想】ディズニー「ブラック・ビューティ」は馬が主人公の感動物語

こんにちは、yu-です!

 

今回は、昨年2020年12月18日にディズニープラスで配信開始したばかりの映画、

 

「ブラック・ビューティ」

 

について紹介したいと思います!

 

 

作品情報

 

公開年 2020年
上映時間 109分
原題 Black Beauty
スタッフ 監督: アシュリー・エイヴィス
音楽: ギヨーム・ルーセル
映画脚本: アシュリー・エイヴィス、 アンナ・シュウエル
プロデューサー: ロバート・クルツァー、 ジェレミー・ボルト、 Robert Kulzer
おすすめ度

 

原作は世界的に有名なベストセラー小説

 

本作の原作は、アンナ・シュウエルが1877年に発表した世界的なベストセラー小説「黒馬物語」

 

馬の立場から見た世界を自叙伝形式によって馬の人生を物語るという、当時の文学的には新しい手法で描かれた物語です。

 

そういった手法や、そして使役されている馬の立場から物語るというこの物語は、「最初の本当の動物小説」や「古今でもっとも有名で愛されている動物の本」、そして「おそらく最後の教訓的な物語」とされています。

 

映画で主演を努めたマッケンジー・フォイさんも、インタビューにて原作物語に対して「子供の頃、大好きだった。あまりに何度も読んだから、バラバラになってしまった本の1冊だった」とコメントするほど。
日本ではあまり知られていませんが、出版されたイギリスでの人気ぶりが伺えます。

 

 

「ブラック・ビューティ」を見る方法

 

「ブラック・ビューティ」は、ディズニープラスオリジナルで制作された映画です。

 

そのため、この映画を見るためには、ディズニープラスに入会する必要があります。

 

ディズニープラスは初回31日間は無料なので、ぜひこの機会に入会してみてはいかがでしょうか?

 

 

あらすじ

 

アメリカ西部で生まれた野生馬、ブラック・ビューティー。
ある日彼女は商人たちに捕獲されて家族と引き離されてしまった。
汚い柵の中に捕らわれ、逃げ場がないことに絶望していた彼女は幸運にも、ニューヨークからやってきた穏やかな調教師、ジョン・マンリーに買い取られる。
ジョンはビューティーが気高く燃えるような魂を持っていることに気づいていた。
しかしジョンはバートウィック厩舎で調教を行うも、なかなかビューティを馴致することができなかった。
ビューティーの心は折れており、失われたものに対して腹を立てていたのだ。
ビューティーが人間に対して信頼を持てなかった中、ジョンは17歳のめい、ジョー・グリーンを家に迎える。
ジョーはビューティーと同じで、両親を亡くし、絶望しかけていた。
そしてそんな彼女らが出会い、ビューティーとジョーの間にはお互いを癒やす強い絆が生まれていった…。

 

主要登場人物

 

ブラック・ビューティ
アメリカ西部で生まれた美しい黒い馬。
商人たちに捕獲されて家族と引き離された後、ニューヨークからやってきた穏やかな調教師、ジョン・マンリーに買い取られる。
その後ジョンのめいのジョーに出会い、次第に心をひらいていく。
ジョー
ビューティーを買い取った、ジョン・マンリーの姪。
両親を交通事故でなくしたことにより、ジョンの元へ引き取られた。
絶望しかけ魂が壊れかかっていたところに、同じ境遇のビューティと出会う。

 

【ネタバレ感想】動物モノが苦手な人でも楽しめる

 

ここからは、「ブラック・ビューティ」のネタバレ感想をお届けしたいと思います。

 

馬はこんなにも美しかった

 

この物語の主人公は、元はアメリカ西部で生まれ育った美しい黒馬の、ビューティ。

 

この映画を見て驚いたのは、馬のもつ力強さ、たくましさ、そして美しさ。

 

 

原題日本に生まれ育った身であるため、人生の中で馬を見る機会はさほど多くありません。

 

競馬をよく見に行っていれば別だとは思いますが、大抵は牧場に遊びに行って、乗馬体験をして…というくらいがせいぜいでしょう。

 

それだから、驚いた。

 

その走り回る姿、人間を信頼して触れ合う姿、その一つ一つが本当に美しくうっとりと見とれてしまいました。

 

久しぶりに馬を見に行きたいなあと思わせられてしまいました。

 

馬が生活に必須だった世界・時代があった

 

これも、現代日本に生まれ育った身としては全く知らなかった世界なのですが、歴史の中を振り返れば馬が生活に必須だった時代があったのだと思い知らされます。

 

途中何度もビューティは人間の都合であちこちに売られていきますが、その種類の多種多様なこと。

 

  • 乗馬競技用の馬として
  • 災害救助用の馬として
  • 畑を耕すための馬として
  • 都会で馬車を牽くための馬として

 

個人的には特に特に災害救助に馬を使っていたシーンが印象的でした。

 

動物目線で語られる物語はそんなに多くない

 

ところで、この「ブラック・ビューティ」は完全に馬が主人公の、馬目線で進む物語です。

 

ビューティの心情はナレーターの声によって語られ、その内心は常に見ているこちらにわかるようになっています。

 

実はこの形式の物語はそんなに多くはないと感じています。

 

こういった人間と動物の絆を描くような物語は、殆どの場合人間目線で進み、動物側の心情はその表情や仕草から推し量る…という形式です。

 

 

 

例えば、有名所だと「フリー・ウィリー」が良い例ですね!

 

フリー・ウィリーって??
「フリー・ウィリー」とは、1993年にアメリカで制作された映画。
家族からむりやり引き離されたシャチと、母親に捨てられた少年。互いに孤独な境遇の両者が友情を深め、成長していく姿を描いた物語です。

 

実はこの映画も「ブラック・ビューティ」と非常によく似ており、不幸な境遇にある動物と、同じく不幸な境遇にある人間が心を通わせ絆を育んでいく物語です。

 

 

ただ「フリー・ウィリー」では、あくまで主人公は少年。

 

シャチのウィリーは言葉を発することはありません。

 

他にも、「忠犬ハチ公」や「子ぎつねヘレン」「犬と私の10の約束」なども皆、動物ではなく人間側の目線から描かれる物語ですね。

 

 

動物×人間モノの映画が苦手な人へ

 

実は私、結構動物×人間モノの映画が苦手なんです。笑

 

なぜかというと、動物の感情がわからないから。

 

どんなに感動的なシーンでも、

 

「これ本当に動物側は人間を慕っているの??(たまたま笑顔に見えるだけじゃないの?)」

 

という余計な感情が邪魔してきてしまうんです。。

 

 

 

人間ならば問題ないのです。

 

そりゃプロの俳優・女優さんが全力で演じてくれているのですから。

 

見ているこちら側は何の余計な感情が差し込む余地もなく、その映画の世界に浸れるのです

 

 

 

この「ブラック・ビューティ」の形式は、そういう私にとってぴったりでした。

 

ビューティ自身が彼女の心情をはっきりと言葉にして語ってくれるため、めちゃめちゃ安心感があるんです。

 

 

例えば、ビューティと、彼女の相棒のジョーが初めて触れ合うシーン。

 

ジョーがゆっくりとビューティに近づき、やがて二人は直接触れ合うことになりますが、その時ビューティは

 

「ジョーは私を理解してくれる」

 

という感情を直接言葉にしてくれます。

 

 

これを聞き、私は

 

ああ今はビューティがジョーを傷つけることを気にしないで、二人の出会いを楽しんでも良いシーンなのね!

 

ということがわかり、それをじっくりと楽しむ事ができました。

 

 

もしこのシーンで人間目線の物語だと、動物が何を考えているかがわからないため、

 

今このシーンは、動物が人間を襲うかも知れないとハラハラすべきシーンなの?

二人の出会いをじっくり楽しむシーンなの?

 

という余計な考えが差し込み、結果物語の世界に浸ることができないのです。

 

 

この形式のおかげで、「ブラック・ビューティ」は余計なことを考える隙もなくじっくりと物語を楽しむことができました。

 

 

【ネタバレ感想】少女と馬の絆の感動物語

 

この物語を超簡単に表すと、この見出しのようになります。

 

そう、物語は非常にシンプル。

 

一人の少女と、一頭の馬が出会い、絆を結び、そして彼女らに試練が降りかかり別れてしまう。

その後はお互いに再会を望みながら日々が過ぎていきます。

 

少女ジョーと別れてからは完全にビューティの生活のみの描写となりますが、その切なさ、辛さ。

 

それ故に、見ている私たちもジョーに会いたくてたまらなくなるのです。

 

そんな中盤を経た上でのジョーとの再会は、もう感涙です。

 

ラストのジョーとビューティが海辺をかけていくシーンは、その彼女たちの日々を思って胸が一杯になります。。

 

 

【まとめ】馬と少女の友情を美しい映像で描く良作

 

今回の記事では、ディズニープラスオリジナルの映画「ブラック・ビューティ」について紹介しました。

 

主人公が馬のビューティであることから、物語をじっくりと楽しむことができ、非常に心地よい映画でした。

 

特に、ジョーとビューティが二人で海を駆けるシーンは本当に美しいです。

 

 

このシーンだけでも見てほしい…とおすすめできるレベルです。

 

 

ぜひ昨年公開したばかりのこの映画、ディズニープラスで楽しんでみてはいかがでしょうか?

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